ねむりひめ の商品レビュー
お姫様をひとりで寝かせるんじゃなくて、おうさまやおきさきさま、けらい、うまやいぬもみんなで寝ちゃうとこがいい。これで寂しくないもんね。 そして100年の眠りから覚める頃に王子様が迎えに来るってホントロマンチックだなぁ♡
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表紙の絵が一番好きです。 待望の女の子が生まれて、お祝いをした国王夫妻は、うらないおんなたちを招待しました。しかし、ひとりだけ招待されなかったうらない女から呪いを受けた姫は、15歳になるとつむに刺されてお城ごと100年の眠りについてしまいます。 声に出して読んだ時、びっくりす...
表紙の絵が一番好きです。 待望の女の子が生まれて、お祝いをした国王夫妻は、うらないおんなたちを招待しました。しかし、ひとりだけ招待されなかったうらない女から呪いを受けた姫は、15歳になるとつむに刺されてお城ごと100年の眠りについてしまいます。 声に出して読んだ時、びっくりするくらい読みやすいと思ったら瀬田貞二さんでした。ほれぼれする美しい世界だと思ったら『おおかみと七ひきのこやぎ』のフェリックス・ホフマンでした。 表紙に使われているシーンの絵から、王様が王女のことが大切で仕方がない様子が伝わってきます。抱きとめている手の感じとか、とても好きです。この二人の視線の先が、国中のつむが焼かれる風景につながるように描かれているのが面白い。 お城の風景も素晴らしく、すべてが眠りについている場面は特に印象的でした。死とは明らかに違う空気で、100年間いばらに守られて眠っているお城の不思議さを体験できる絵本です。
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古めかしいかと思いきや、なんとも素敵な印象。 これぞ王道の童話。 いばらに覆われた見開きのお城が印象的。
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2017.8.23 子どもの頃何回も読んだ絵本。読んでたというより眺めてた気がする。この絵とこの色遣いの印象が強い。物語はもちろんだけど、絵も美術館の絵画のようなすばらしさ。こんな絵を見せられると、お姫様好きじゃなくても西欧に、貴族の世界に惹かれる。この前読み返してみて、ねむりひ...
2017.8.23 子どもの頃何回も読んだ絵本。読んでたというより眺めてた気がする。この絵とこの色遣いの印象が強い。物語はもちろんだけど、絵も美術館の絵画のようなすばらしさ。こんな絵を見せられると、お姫様好きじゃなくても西欧に、貴族の世界に惹かれる。この前読み返してみて、ねむりひめのお話ってこんなにおもしろかったのかと改めてこの絵本の凄さに驚いた。
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フェリクス・ホフマンの絵によるグリム版「眠り姫(いばら姫)」 ホフマンの重厚な絵が芸術的でうっとりする。
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かわいそうなのはねむりひめじゃなくて、助けようとして死んでいった数多くの王子さまかもしれない。 ねむりひめたち城の人々は眠っていたのだから、感覚としては一瞬のことだろうし。 でもその間に、何人もの王子さまが命を落とし、そして忘れ去られていった。 100年もの間、何人も何人も。 そ...
かわいそうなのはねむりひめじゃなくて、助けようとして死んでいった数多くの王子さまかもしれない。 ねむりひめたち城の人々は眠っていたのだから、感覚としては一瞬のことだろうし。 でもその間に、何人もの王子さまが命を落とし、そして忘れ去られていった。 100年もの間、何人も何人も。 それだけで、占い女なんて目じゃないほどの呪いが生まれそうです。
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ラプンツェルとの違いが 分からなくなったので再読 この頃は、アニメ絵の本も増えている中 ホフマンがやっぱりいいですよね おとぎ話らしくて(^_^) 2019.1 読んでいただいた 画面構成や人物の描写もホフマンは本当に素敵ですね 雰囲気がいいです バーンジョーンズもさらに好きで...
ラプンツェルとの違いが 分からなくなったので再読 この頃は、アニメ絵の本も増えている中 ホフマンがやっぱりいいですよね おとぎ話らしくて(^_^) 2019.1 読んでいただいた 画面構成や人物の描写もホフマンは本当に素敵ですね 雰囲気がいいです バーンジョーンズもさらに好きです! ホフマンは、病気の子どもがいてその子のための本なんだそうです その子が猫好きだったから、お姫様の側に猫がいるんですね 2019.06 絵本ではなく語りで読んでいただいた 時間の経過がイメージが容易です 動きが感じられますね
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絵の静かさが怖い。 テレビをつける度に目にする魔女の様に激しく登場しないのに、むしろ色味が少ないのに、13ばんめのうらないおんなの登場にシーンとする。 城を覆ういばらにも言葉はいらない。 なのに、100年たったとたん、ふんわりとした気持ちになる。寝顔が幸せそうたからかな。ついつい...
絵の静かさが怖い。 テレビをつける度に目にする魔女の様に激しく登場しないのに、むしろ色味が少ないのに、13ばんめのうらないおんなの登場にシーンとする。 城を覆ういばらにも言葉はいらない。 なのに、100年たったとたん、ふんわりとした気持ちになる。寝顔が幸せそうたからかな。ついつい城ごと浦島太郎って大丈夫?なんて気持ちにもなるけれど。 絵の素敵さにクラクラする絵本。
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グリムは、「いばらひめ」じゃなかったの? 童話は絵本で読むのがいい。 親と一緒に物語の世界を見ることがファンタジーなのではないのか。 絵の良し悪しは分からないが、両親(王と王妃)がたくさん出てくるのがいい。親の愛情を感じる。 (とともに、パターナリズムも感じるのだが) ひら...
グリムは、「いばらひめ」じゃなかったの? 童話は絵本で読むのがいい。 親と一緒に物語の世界を見ることがファンタジーなのではないのか。 絵の良し悪しは分からないが、両親(王と王妃)がたくさん出てくるのがいい。親の愛情を感じる。 (とともに、パターナリズムも感じるのだが) ひらがなばかりの本は、慣れていないので、読みづらい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幼い頃に叔父がくれたディズニー映画のビデオの中で一番好きだったのが、「眠りの森の美女」だった 今月の図書館の児童書のテーマ展示が「眠り」で、本はよんだことがなかったと思い、借りた グリム童話の「眠れる森の美女」 表紙が暗いなぁと思ってよみ始めたのだけれど、いい感じだ 芸術的で西洋的で、昔話という厳かな(?)雰囲気が伝わってくる いばらがしげったお城の見開きの場面で、すっかり魅了された かえる、うらないおんな、ねむりにつく規模、ねむるきっかけ、が、私の知っているおはなしとは、少しずつ違う 人がいき違い不幸な結果を招くきっかけは、些細なことにあるのだなぁ、タイミングって大事だなぁ、と感じた 猫がところどころに登場しているのも良かった 猫がすりすりしているところを見ると、糸を紡いでいるおばあさんは悪者ではないかも、と思える とても、おとぎばなし的で、よみ終わってから、穏やかで満ち足りた気分になった
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