かさじぞう の商品レビュー
大晦日、作った傘が町の市場で1つも売れず、『もかもか』雪も降ってきて帰り道をいそぐおじいさんの目に入ってきたのは、寒そうに立ち並ぶ6体のお地蔵さま… 馴染みのあるお話ですが、昔話はおおまかなストーリーは同じでも細部や言い回しなど書き手によって異なるのが面白く、つい手に取ってしま...
大晦日、作った傘が町の市場で1つも売れず、『もかもか』雪も降ってきて帰り道をいそぐおじいさんの目に入ってきたのは、寒そうに立ち並ぶ6体のお地蔵さま… 馴染みのあるお話ですが、昔話はおおまかなストーリーは同じでも細部や言い回しなど書き手によって異なるのが面白く、つい手に取ってしまいます。
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じいさんもばあさんも、体が丈夫で貧しくても、働く意欲やご馳走じゃないけど食べ物がある。だから雪だらけのお地蔵さまに目がいったし、せっかく作ったのに売れなかった笠を被せてあげようという気持ちになれたんだと思う。ばあさんもじいさんと同じ気持ちを持っている人なんだね。つつましく暮らすっ...
じいさんもばあさんも、体が丈夫で貧しくても、働く意欲やご馳走じゃないけど食べ物がある。だから雪だらけのお地蔵さまに目がいったし、せっかく作ったのに売れなかった笠を被せてあげようという気持ちになれたんだと思う。ばあさんもじいさんと同じ気持ちを持っている人なんだね。つつましく暮らすって欲を持たず、自分だけの幸せには目を向けないってことなのかな。
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ずっと心に残るお話。おじいさんもいいけどおばあさんもすごい。そういう時に普段のその人が出る。毎日の生活の中でいつも優しさを持っていられるよう心がけたい。
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不朽の名作。いろんな挿絵がありますが、私は赤羽末吉氏の絵で育ちました。師走になると読み返したくなる一冊です。
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Vol.121 勝負に打ち勝つために秘かにトレーニングしている方法は、これ!http://www.shirayu.com/letter/2011/000240.html
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和紙の扱いが秀悦だよね…さすが赤羽さん 雪は白いだけじゃないんだよね おじいさんが手拭いを被って帰らないところとか 帰っていく「人」になっているところとか 本によって違うようだけど これは、これでヨシ(^^) 子どもにとっては、淡々と語られる昔ばなしのほうが 入って行きやすい...
和紙の扱いが秀悦だよね…さすが赤羽さん 雪は白いだけじゃないんだよね おじいさんが手拭いを被って帰らないところとか 帰っていく「人」になっているところとか 本によって違うようだけど これは、これでヨシ(^^) 子どもにとっては、淡々と語られる昔ばなしのほうが 入って行きやすいようですね そして、自分に置き換えて経験を増やしていくのは、いいよね ↓↓その他読んでいただいたのは ももたろう ねずみのすもう 犬と猫とうろこだま
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「絵本をひらくと」で原画をみて、読みました。 久しぶりに読むと、少ない色の中で、色が鮮やかにみえる絵でした。 お正月のあり方も学べる内容だったのですね。
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ホントは☆7こ! おじいさんが かさ を おじぞうさんにあげたところが やっさしくて、ぼくはうれしいきもちになった。 おれいのプレゼント、よかったね!
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有名なので、図書館でよんだ 幼いころ、違う絵本で内容は知っていた 絵と文が異なると、ずいぶん印象が違う 素朴な語り口の文、「~と。」、「ゆきが もかもか ふってきたので」、「すっぽりめしを さくさく たべて」、「のっこのっこと かえっていったと。」、「どっとはらい」、など気にな...
有名なので、図書館でよんだ 幼いころ、違う絵本で内容は知っていた 絵と文が異なると、ずいぶん印象が違う 素朴な語り口の文、「~と。」、「ゆきが もかもか ふってきたので」、「すっぽりめしを さくさく たべて」、「のっこのっこと かえっていったと。」、「どっとはらい」、など気になる言い回しが多い 六じぞうの六が気になったので、国語辞典で調べてみて、意味を初めて知った 幼い頃には、同じ地蔵が六体並んでいるイメージを持っていたが、絵を見ると確かに一体一体違う! 「もかもか」は、瀬田さんの造語とのこと(図書館レファレンスサービス)で、もこもこ+どかどか、といったところだろうか ことばは自由だ 「どっとはらい」については、図書館でまた調べてみようと思う おはなしの内容自体は、もちろん良かった
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ある年の大晦日。 編み笠を5つこしらえたじいさんは、 これを売って正月の餅を買ってくると ばあさんに約束して町へ出かけていきました。 しかし編み笠は1つも売れません。 やがて日が暮れて、雪が降ってきたので じいさんは帰ることにしました。 その途中の野原で、 吹雪にさらされる石の地...
ある年の大晦日。 編み笠を5つこしらえたじいさんは、 これを売って正月の餅を買ってくると ばあさんに約束して町へ出かけていきました。 しかし編み笠は1つも売れません。 やがて日が暮れて、雪が降ってきたので じいさんは帰ることにしました。 その途中の野原で、 吹雪にさらされる石の地蔵さまを見かけたじいさんは 売り物の編み笠を地蔵さまにかぶせてあげます。 ところが地蔵さまは全部で6人。 じいさんは、自分のかぶっていた笠を脱いで、 最後の地蔵さまにかぶせて、家に帰りました。 そして、翌日の明け方… 扇面古写経のように扇面上に絵と文字があり、 水墨画で描かれた絵や、背景の和紙、「…たと」などの語り口で 日本の昔話の世界に浸ることができます。
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