ふしぎの国のアリス の商品レビュー
幼稚園の年長さんのとき、世界で1番小さな映画館と言われた松本市にある「松本中劇シネサロン(2006年惜しまれつつ閉館(T_T))」ではじめて映画を観た、その映画がこの「不思議の国のアリス」だった。 このアリス、1951年に公開されたディズニーアニメだから、たぶん、子供向けにやって...
幼稚園の年長さんのとき、世界で1番小さな映画館と言われた松本市にある「松本中劇シネサロン(2006年惜しまれつつ閉館(T_T))」ではじめて映画を観た、その映画がこの「不思議の国のアリス」だった。 このアリス、1951年に公開されたディズニーアニメだから、たぶん、子供向けにやっていた、リバイバル上映だったのかもしれない … 。 狭くて、暗くて、むわっとした空気の中、壁に灰色の四角が見えた。 「なにがはじまるの?」どきどきした。 そしてはじまったのは … 不可思議で得体の知れない世界だった。 けれども、その、不可思議な世界に、一瞬でハマった … 。 金の時計を振り振りするおしゃべりなウサギ。 お茶会だと言ってお皿をばりばり食べるウサギ … おんどを取るのは、イカレ帽子屋 … 「イカレ帽子屋だってっっっ(笑)」 ちっちゃい自分はこんなところでオオウケしていた … 。 大人になってから、本は手にしたのだけれど、原作は、もっと、複雑怪奇難解だった … 。 なにがいいのかというと、その得たいの知れない原作に、すてきに、細やかに、挿絵をするジョン・テニエルの才能です。 ぜひ、お手にとってごらんくださいヽ(´▽`)ノ
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あーこれ子供の時に読んどけばよかった!という自分への後悔と原語で読めない自分の無能さのおかげで★1個減ってます。 でも、これと次の『鏡の国のアリス』と、両方読んだことないんですけどあー知ってる!というシーンがてんこ盛りでした。 映画も見たことないはずなんですけどねえ。名作の不思議...
あーこれ子供の時に読んどけばよかった!という自分への後悔と原語で読めない自分の無能さのおかげで★1個減ってます。 でも、これと次の『鏡の国のアリス』と、両方読んだことないんですけどあー知ってる!というシーンがてんこ盛りでした。 映画も見たことないはずなんですけどねえ。名作の不思議?
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この装丁がすきだったなーーー アリスの妄想の世界はちょっとこじゃれて、シニカルに思えたあの頃〜 シリーズを図書館で借りまくったものだ。
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ファンタジー黎明期の作品であるため、結末にやや未熟なところはある。が、それがなんだ。ウチの本棚に燦然と輝く、20数年来の愛読書である。アリスに次々とふりかかる奇妙な出来事と、そこで出会う、一筋縄でいかない登場人物(?)たち。強烈に惹きつけられ、笑わされ、心を動かされる。筋の通らな...
ファンタジー黎明期の作品であるため、結末にやや未熟なところはある。が、それがなんだ。ウチの本棚に燦然と輝く、20数年来の愛読書である。アリスに次々とふりかかる奇妙な出来事と、そこで出会う、一筋縄でいかない登場人物(?)たち。強烈に惹きつけられ、笑わされ、心を動かされる。筋の通らない出来事、先の見えない冒険に、アリスはしごく現実的に対応していく。もしかしたらこれはファンタジーではなくて不条理文学なのかもしれない、と今ちょっと思った。唯一残念なのは、ふんだんな言葉遊びや詩が原文で楽しめないことだ。原書は持っているのだが、…持っているのだが。 ナンセンスを楽しめる人のための本なので、小学校なら高学年以上向け。だが年齢が上がったってダメな人にはダメだろうと思う。ミルンの『プーさん』と一緒。
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ドジスンさんにとってそうなように、私にとってもアリスは永遠の少女です。 アリスは色々なかたが訳していますが、不思議の国で私の好きなのはこれ。一番最初に読んだせいもありますが…。 訳者さんが大正一桁生まれのかたなのでいいかんじにクラシックなのですが、鏡の国は、チェス→将棋になってい...
ドジスンさんにとってそうなように、私にとってもアリスは永遠の少女です。 アリスは色々なかたが訳していますが、不思議の国で私の好きなのはこれ。一番最初に読んだせいもありますが…。 訳者さんが大正一桁生まれのかたなのでいいかんじにクラシックなのですが、鏡の国は、チェス→将棋になっていたり、他の訳ではバンダースナッチとなっている生物がクチナバとなっていたりするので人と話す時に混乱するかも…。
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