モモちゃんとプー の商品レビュー
この巻は全然覚えていない。 洪水の話やあかねちゃんが生まれたこと、そしてお母さんは2人をお留守番させて買い物。 昔のお母さんは小さな頃からお留守番させていたのかなぁ?
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10月9日、朝のラジオ番組で第五福竜丸展示館の学芸員・市田真里さんがお勧めしていたので紐解きました。松谷みよ子さんの本は初めて読みました。 モモちゃんシリーズは、現実の家族と幻想が入り混じったような、不思議な感じがする世界でした。自然溢れる一軒家に、お母さんとお父さんと猫のプー...
10月9日、朝のラジオ番組で第五福竜丸展示館の学芸員・市田真里さんがお勧めしていたので紐解きました。松谷みよ子さんの本は初めて読みました。 モモちゃんシリーズは、現実の家族と幻想が入り混じったような、不思議な感じがする世界でした。自然溢れる一軒家に、お母さんとお父さんと猫のプーと一緒に住んでいて、3歳から幼稚園年長組までの日常が書かれています。モモちゃん目線で世界を見たら、こんな感じかなぁという「絶妙な描き方」です。最後にはアカネちゃんという妹さんも産まれます。 全部で17篇載っていますが、市田真里さんが紹介したのは、そのうちの一編「クレヨン ドドーン」です。1/4ぐらいに圧縮して紹介します。 モモちゃん(もう直ぐ5歳)が近所のコウちゃんとお絵描きして遊んでいる途中、コウちゃんが「みたいまんががあるんだ」と言ってテレビをつけると、どこもかしこも戦争のことばかり。 いんこが教えてくれました。 「みなみのほうで、せんそうがおこっているんです。とりもどうぶつもめいわくしているんです。なにしろ、にんげんというのは、ほんとにもう‥‥」 「せんそう、モモちゃんちにもくる?」 「かもしれません」 「いや、うちにきたらいや。ねえ、どうしておとなたちはせんそうするの?せんそうなんてやめて、ご本よんだり、絵をかいたりすればいいのに」 「わかった、クレヨンないのよ、きっとー。」 そしてモモちゃんとコウちゃんは戦場にワープして、大砲にクレヨンと画用紙を詰めて、ドドーン!兵隊さんたちは、喜んでみんな絵を描き始めました。 ‥‥でもこれは、やっぱりいつもの夢の中の出来事でした。 家に帰ってモモちゃんはお母さんに聞きます。 「ママ、せんそうどうした?おしまいになった?」 テレビでは(まるで今のウクライナみたいに)戦争のことばかり。 「せんそうしてるよ、まだしてるよ、せんそうやめえっていったのに」「クレヨンあげたのに」そう言ってぽろぽろ涙をこぼすモモちゃん。 「ねえ、せんそう、どこまでくるの?えきまでくるの?がどのおかしやさんまでくるの?おうちまでくるの?モモちゃん、こわいよ」 「きませんよ。あのせんそうはとおいところなの。でももしそばまできたら、ママが、だめ!っておこるから、ね」 最後の言葉は流石松谷みよ子さんです。普通のお母さんは、その手前で何とか慰めようとするのではないでしょうか?ところが、モモちゃんは、ここで満足しません。ここがモモちゃんの凄いところだと市田真里さんが言っていました。 「でも、どこかでしているんだよ、それなのに、だめ!ってママいわないの?はやくいわないと、みんな死んじゃうよ」 ママの膝でモモちゃんは、いつまでもしゃくりあげていました。 ラジオを聴きながら、背中がぞくりと震える気分を味わいました。
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ももちゃんが大きくなり、プーとの関係も少し変わる。妹ができたり、戦争の話題がでてくるとか、この後が気になる。
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シリーズ1作目よりもこちらがお気に入り。 少し大きくなり、自主性が出てきたモモちゃんと黒猫のプーの存在が好きなのかもしれない。 何年も後にシリーズ最後まで読み終えた時、結末にショックをうけた記憶あり。それも経験。 #小学生
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あきすねらいどろぼうが、プーのことを怖がっていたので、「プーが、可哀想(*´Д`*)」と、思いました。
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表紙をみたしゅんかんモモちゃんとプーが見ている赤ちゃんはだれだろうと思って読んでいったらその物語がでてきてびっくりしました!
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前作ではシリーズ内では比較的ほのぼのと読むことが出来たのだが本作は、不気味なストーリーが多かった。実話を基にしているということを知った上でで読むと考えさせられる内容であった。
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図書館員が薦める子供向けの本。うちに帰るまで中味がわからなかったのだが、この本ずっとあったんだと感動。子どもの時読んで中味はすっかり忘れていたのだが、ひとつの話だけところどころ覚えていた話が、かげをなめられたモモちゃん。ウシオニのおしりをママがぺんぺんとたたいてモモちゃんのかげをとりかえすところとかげを持っていったママがモモちゃんにかげが戻らなくてこまっているところをパパがぺろっとなめてくっつけるところ。子ども心に怖くて鮮明な記憶として残ったのだと思う。電話をかける擬音には時代を感じた。
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「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ2冊めで、モモちゃんが3歳から5歳くらいのお話です。 すくすく大きくなっているモモちゃんは、黒猫のプーや保育園のコウくんと仲良く遊び、歯が抜けたり歯医者の治療を頑張ったり、海とじゃんけんをしたりします。 なんとプーは白猫のジャムに「ぼくのおよ...
「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ2冊めで、モモちゃんが3歳から5歳くらいのお話です。 すくすく大きくなっているモモちゃんは、黒猫のプーや保育園のコウくんと仲良く遊び、歯が抜けたり歯医者の治療を頑張ったり、海とじゃんけんをしたりします。 なんとプーは白猫のジャムに「ぼくのおよめさんになって」といって結婚したんです。 そしてモモちゃんの妹のアカネちゃんが産まれました! しっかりお姉さんしようとするモモちゃんをおうちの牛乳ちゃんやスプーンちゃんやお皿ちゃんがお手伝いします。 でも大変なこともあります。 ママの言うことを聞かずに怒られたり、大事な椅子を投げてしまってしまったり、テレビの戦争の番組にショックを受けたりします。 そしてママも大変なんです。夜遅くまでお仕事で疲れています。そんなときにモモちゃんがかけてくれた毛布に成長を感じて喜びます。 お腹に赤ちゃんがいるときに階段から落ちてしまったこともあります。その時ママは夢で赤い実を見て「命があるんだわ」と気が付きます。 モモちゃんが赤ちゃんだったころ、洪水の浸水で逃げたこともありました。 なんといっても大変だったのは、モモちゃんがウシオニ(※西日本の妖怪牛鬼)に影を取られてしまって倒れてしまったことです。すぐに影を取り戻さないとモモちゃんはもう目を覚ましません。 ママは走って急いでウシオニを見つけて「ほんとうに悪いウシオニよ!モモちゃんの影を返しなさい!」っておしりペンペンしました。ウシオニは「いたいなー なんでそういばるんだよー」というと、「わたしは、ママだからよ」と言ってモモちゃんの影を取り戻しました。モモちゃんの影は、パパがペロッと舐めてくっつけてくれて、モモちゃんは目を覚ましました、ああ良かった。 === 子供の成長をまっすぐな童話なのですが、大人からすると、大人社会の大変さを童話で表現している、まるで幻想文学のような様相も感じます。 この時代に夜まで働くモモちゃんのママ、パパとはコミュニケーションが取れているのかいないのか?の微妙な雰囲気も感じます。 そして戦争のニュースを見てショックを受けたモモちゃんの「ねえ、せんそうどこまでくるの?えきまでくるの?かどのおかしやさんまでくるの?おうちまでくるの?どこかで(※戦争を)してるんだよ、それなのに、だめ!ってママいわないの?はやくいわないと、みんなしんじゃうよう」というこの問いに、大人はなんと答えられるのか。
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シリーズ。モモちゃんが3歳半から小学校に入るまで。アカネちゃんがうまれたり、プーにジャムという猫友達そしておよめさんができたり。哀しかったり怖かったりする話もある。
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