日本のシルクロード の商品レビュー
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2冊目。 掲題の通り、日本の養蚕・生糸産業についての本です。 地元群馬県の富岡製糸場について知りたくて読みました。 パート的としては、 ①群馬県の養蚕・生糸産業や富岡製糸場について ②①から派生して、日本全体の養蚕・生糸産業について の2つのパートから構成されています。 ②に関しては、あまり興味がなかったので読みませんでした。 ①については、文中でも指摘があったように、 富岡製糸場に対しては、かなり懐疑的というか、 富岡製糸場の持つ価値や歴史に世間(群馬県?)で騒がれているほど、そこまで関心ありませんでした。 ですが、読んでみるとなかなかおもしろく、特に富岡製糸場については、その建物としての価値がかなり強いという印象を受けました。 世界でも残存している数かなり少ない「木骨レンガ造り」という建築手法を取っているという点については全く知らず、これについてはかなり興味がわきました。 一方で、内容的にはあまり批判的な意見・主張がなく、富岡製糸場礼賛的な雰囲気もあったので、関心は抱きつつ、また別の視点も必要だなとは思いました。
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