エーミールと探偵たち の商品レビュー
60年以上も前に読んだはずであるが全く忘れていた。しかもエーミールをエミールと記憶していた。自分が預かった金を盗まれてベルリンの子どもが皆で助けて取り返すというところでは、子どもがエーミールを助けたというところしかかすかな記憶としては残っていない。 列車で紳士からチョコレートを...
60年以上も前に読んだはずであるが全く忘れていた。しかもエーミールをエミールと記憶していた。自分が預かった金を盗まれてベルリンの子どもが皆で助けて取り返すというところでは、子どもがエーミールを助けたというところしかかすかな記憶としては残っていない。 列車で紳士からチョコレートをもらって食べて眠ったことははっきりとは書かれていないが、旅行者がよくだまされることとして、有名な話である。
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エーリヒ・ケストナーの児童文学1作目。エーミール少年がとある休暇に叔母や祖母のいるベルリンまで一人旅をする。道中の列車で、母親から持たされたお金を盗まれてしまい、それを取り戻すまでの勇気と冒険の物語。 またもやわくわくがいっぱい詰まっている話だった。友情、知恵、勇気が子供たちの...
エーリヒ・ケストナーの児童文学1作目。エーミール少年がとある休暇に叔母や祖母のいるベルリンまで一人旅をする。道中の列車で、母親から持たされたお金を盗まれてしまい、それを取り戻すまでの勇気と冒険の物語。 またもやわくわくがいっぱい詰まっている話だった。友情、知恵、勇気が子供たちの中で育まれ、本当に微笑ましい。また、ケストナーの母親に対する愛情も多分に物語に反映されているようで、心が温かくなる。 『飛ぶ教室』も同じような少年たちの物語だが、田舎と都会をどちらも魅力的に描いているのもまたこの作品とも共通している。訳者の池田さんのあとがきを読むと、ケストナーは新しいもの好きなようである。挿絵のセンスも結構好みで、これも好きな作品となった。
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昔のドイツベルリンを舞台に、うっかり者でやんちゃなエーミールが同年代の男の子たちと活躍する。少年たちのエネルギーと当時の町の活気が感じられた。行動力のある少年たちのワクワク感が伝わってくる。
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ちょいちょい挟まれる笑えるシーン、粋な表現、しんみりする会話など、どこをとっても素敵。ケストナーが子ども心分かりすぎてた。 あと挿絵が良い。いちばん好きなのは列車を牽引する馬の大群のイラスト。グッズ欲しい
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友達の妹(友達本人も妹もめちゃくちゃ面白い子)のおすすめで図書館から借りてきた! ケストナーの作品は飛ぶ教室以来読むのは2作品目だけどこりゃまた面白い!! 児童文学なのもありスラスラ読めるし、途中で驚きの出来事が起きて面白く、終わり方もよかった!と思わせてくれる終わりですごく良...
友達の妹(友達本人も妹もめちゃくちゃ面白い子)のおすすめで図書館から借りてきた! ケストナーの作品は飛ぶ教室以来読むのは2作品目だけどこりゃまた面白い!! 児童文学なのもありスラスラ読めるし、途中で驚きの出来事が起きて面白く、終わり方もよかった!と思わせてくれる終わりですごく良い! 100人の子供たちが泥棒を追い詰める様は挿絵にもあるけど想像するだけでワクワクするね! ケストナー最高だ、楽しい気持ちになりたいときに残りの作品も読みたいと思う!!
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ケストナーの作品は、決して夢見る甘い出来事ばかりが起こる物語ではない。そこにリアリティがあるが、ちゃんと希望を持てる話しであるところが好き。 登場する子どもは、真っ直ぐで、目の前の出来事に夢中で一生懸命で、それ故に無謀さもあるけれど、とっても勇敢だ。 読んでいてスカッと、そして胸...
ケストナーの作品は、決して夢見る甘い出来事ばかりが起こる物語ではない。そこにリアリティがあるが、ちゃんと希望を持てる話しであるところが好き。 登場する子どもは、真っ直ぐで、目の前の出来事に夢中で一生懸命で、それ故に無謀さもあるけれど、とっても勇敢だ。 読んでいてスカッと、そして胸が震えるのは、主軸のストーリーに加えて、物語の主役としては地味でも本質的に素晴らしいことをした登場人物にも万遍なくスポットライトをあてる大人が登場すること。 そして、胸がキュンとするほどいじらしく、勇敢な子ども達とその周りの大人とのやりとりに心底気持ちがあたたまる。
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名前だけは知っていて、幼なじみが好んで読んでいた。 自分が、小学生の時に読んでいたら、暴れん坊な男の子たちの物語にはあまり共感しなかっただろうな。 でも、今やエーミールとこどもたちが可愛い! お母さん、おばあさん、警察官、記者さんたちがみんな優しくてあたたかい!! ケストナーの...
名前だけは知っていて、幼なじみが好んで読んでいた。 自分が、小学生の時に読んでいたら、暴れん坊な男の子たちの物語にはあまり共感しなかっただろうな。 でも、今やエーミールとこどもたちが可愛い! お母さん、おばあさん、警察官、記者さんたちがみんな優しくてあたたかい!! ケストナーの小説はあたたかさがとてもやさしい、読んでいてホカホカする
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ケストナー作品では『飛ぶ教室』『二人のロッテ』『点子ちゃんとアントン』をこれまでに読んでいて、どの作品でも子どもの健気さや、親子の関係性にぐっと来ていたけれど『エーミールと探偵たち』でもエーミールとお母さんの関係性に憧れてしまう。エーミールと教授くん、2人が親について話し合う場面...
ケストナー作品では『飛ぶ教室』『二人のロッテ』『点子ちゃんとアントン』をこれまでに読んでいて、どの作品でも子どもの健気さや、親子の関係性にぐっと来ていたけれど『エーミールと探偵たち』でもエーミールとお母さんの関係性に憧れてしまう。エーミールと教授くん、2人が親について話し合う場面、かなり好きなんだよなあ。 登場する子どもたちは《こんな子いたな》《いそうだな》と思わせられるリアリティがあるのに、絶妙なバランスで《こんな子(友達)いたら良いなあ!》が混じる。現実的で理想的って、そりゃあ夢中になれる物語じゃないか。 探偵たち全員、エーミールを助けたいって動機はたぶんあるのだけれど、それより何より、最高に楽しい遊びが始まったぜ!なマインドなのが実に良い。 エーミールを応援しながら、それよりちゃっかり自分が楽しもうとしてしまう。でも目的達成のためにはガマンも必要で、ってこういうところ、子ども時代に読んでたら教科書にしたのにな笑 深緑野分さんの『ベルリンは晴れているか』を読んでこの本も読んだけれど、、、 この本が戦中戦後の荒廃すさまじいドイツの子どもたちの心を明るくしたり、英語版で読んだ他国の子どもたちがドイツの子どもも素敵なんだなって思ったりした歴史があるのだと思うと、感慨深い。本にしか照らせないものがある。
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探偵たち!!とても面白かったです。なんとも痛快! というか、探偵たちの規模に笑ってしまいました。子供ってすごい。 近頃とてもドイツに惹かれている私です。曇りがちな空、すぐに雨が降るところ、なんとなくシャイで実直な感じがする国民性。みんな大好きです。
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少年たちが悪者を捕まえるという「夢」と、エーミールが母親や周りの人間を大切にする「理想の少年像」が、この作品が名作として読み継がれる理由かな。
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