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世界の歴史 全面新版(10) の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2022/01/17
  • ネタバレ

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ストーリーが秀逸で「当たり巻」のひとつかと。 フェリペ2世、ルイ14世、マリア・テレジア、ピョートル大帝が主人公の4つの物語。 覚えるべき情報量が少なめで、歴史エピソードというかストーリーが厚く語られているいる印象。 ネタバレになるが、ルイ14世の分身となる幻の仮面の少年が出てくる第2章は、ルイ14世の苦悩を見事に描ききっており、とても良かった‼️

Posted byブクログ

2016/04/22

太陽王ルイ14世の時代。贅を尽くしたヴェルサイユ宮殿建設や、芝居・音楽・美術・文学など華やかな宮廷文化の陰に、民衆の苦悩があったことに改めて気づく。エカチェリーナ二世が基盤を作ったエルミタージュ美術館の膨大なコレクションは、すべての作品を1分で見ても全部見終わるのに五年かかるそう...

太陽王ルイ14世の時代。贅を尽くしたヴェルサイユ宮殿建設や、芝居・音楽・美術・文学など華やかな宮廷文化の陰に、民衆の苦悩があったことに改めて気づく。エカチェリーナ二世が基盤を作ったエルミタージュ美術館の膨大なコレクションは、すべての作品を1分で見ても全部見終わるのに五年かかるそうだ。権力者たちの芸術支援の規模の大きさに圧倒される。

Posted byブクログ

2015/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10巻は「太陽王」ルイ14世に代表される16~18世紀の「絶対君主」の時代を取り上げる。 ヴェルサイユ宮殿を建立して、フランスを憧れの大国にした太陽王ルイ14世。名門ハプスブルク家の女帝・マリア=テレジアなど、王たちは国の近代化に知恵を絞ったのです。 絶対王政の時代を背景にスペイン、フランス、オーストリアとプロイセン、ロシアの苦闘が描かれる。 スペイン:アルマダ戦争まで  フランス:太陽王ルイ14世  オーストリアとプロイセン:啓蒙専制君主マリア=テレジアとフリードリヒ2世  ロシア:ピョートル大帝・エカチュリーナ2世による改革 日本では鉄砲伝来1543~寛政の改革1787迄の300年間。欧州の絶対王政期。 1479イベリア半島で西王国成立。 1492コロンブス新大陸発見で西の繁栄始まる。 1588アルマダ戦争 1648阿蘭陀独立 西没落。仏は西と入れ変わり繁栄。 1562~仏で新教(ユグノー)と旧教の争い。 1598ナントの王令で信仰の自由を認め終結。 1661-1715ルイ14世「朕は国家なり」の親政。 1682ヴェルサイユ宮殿完成。 1740オーストリアのハプスブルク家でマリアテレジア即位。プロセインとの戦い。 1689露でピョートル1世即位

Posted byブクログ

2009/10/04

いやいやスゴいね、ヨーロッパってのは。 激動だし、複雑だし、奥が深い。 マリア・テレジアとフリードリヒ2世の戦いは見ごたえがあるね。 ヨーロッパ全土が王政を謳歌し、あちこち親戚関係でなにがなにやら。 絶対君主と啓蒙専制君主の違いなんかも重要だね。徐々に近代の扉が開かれていくという...

いやいやスゴいね、ヨーロッパってのは。 激動だし、複雑だし、奥が深い。 マリア・テレジアとフリードリヒ2世の戦いは見ごたえがあるね。 ヨーロッパ全土が王政を謳歌し、あちこち親戚関係でなにがなにやら。 絶対君主と啓蒙専制君主の違いなんかも重要だね。徐々に近代の扉が開かれていくということなんでしょうか。

Posted byブクログ