マシューのゆめ の商品レビュー

レオレオニ【著】

2024/10/24

ネズミのマシューの夢は世界を見てみること。
ある日マシューは美術館に行くこととなり、いろいろな絵を見て…。

【ママ評価】★★★★★
絵がとても綺麗。
特に色合いが素敵。
強いて言えば字が小さい。
レオレオニの絵本を何冊か読んだけど、中でも内容がわかりやすくて読みやすい。
ハッピーエンドだし。
他作品に比べて考えさせられる余白はあまりないけれど、気楽に読めるのも良い。
レオレオニの作品に登場するネズミはどの作品でも同じように描かれているので、フレデリックの別ストーリーかと思っていた。
全く別物なのね。
なんか、あだち充みたい。

【息子評価】★★★
ちょこちょこ「これなに？」などと聞きながら読んでいた。
といっても内容は全然理解していなそう。
「どれがましゅー？」と聞いていたので、主人公くらいはわかるんだなあと。
絵が綺麗という感覚はまだ息子には無さそうだけど、明るめの色合いだからか割と食いつきは良いような気がした。
3歳0ヶ月

2021/09/29

内容は子どもには少しわかりにくいかと思うけれど、色彩豊かな絵の魅力はたっぷり。

レオ・レオニの自伝的な話なのかな、とも思う。

2020/08/03

ネズミのマシューが絵描きという夢を見つけて、そして叶える作品。子どもの時に読んでおきたかったような気がしたが、今だからこそ心に残るのかもしれない。

2019/07/27

マシューが絵に「ぼくのゆめ」とつけたのがすごいなと思いました。色があかるくてきれいだし、ぬりかたも上手、たいようとどうぶつたちがせいかつしているようで、しあわせそうでした。おとうさんとおかあさんは、マシューにおいしゃさんになってほしかったけど、チーズがたべたかったからだから、ちょっとふこうでもおうえんしていると思う。（小2）

2019/05/25

小さい頃の夢は、なんだっただろう？

ケーキ屋さんにも、お花屋さんにも、保育園の先生にも、翻訳者にも、医師にもなりたかった。

社会にでて、
1日1日があっという間に終わっていく。

あの頃なりたかった自分になれているだろうか。
いまの私を見たら、どう思うのだろうか。

“好きなこと”じゃないことで成功するほど、
人生あまくない。

夢をもつということ、
自分らしく生きるということ。

がんばれ、じぶん。

2018/12/02

美術館で感動したマシューは家族の想いに反して
画家になる。
芸術に感銘を受け行動を起こすマシューと、新たな彼の感性を通して見る色づいた世界が素敵で愛おしい。

「マシューのゆめ」というタイトルもすてきだな。

2015/05/16

ねずみのマシューが、絵かきになるまでのお話。

こんな風に自分の事がわかって、成功するのは幸せなこと。
芸術家、アーティストって、こういう感じなんだろうなぁって思った。
単純なストーリーだけど、なかなか奥が深い。

2013/12/29

子供のころ自分は何になりたかったのか。野球選手、天文学者、学校の
先生、みんないろいろな夢があったと思います。
抱いた夢を実現する人も少しはいるでしょう。多くの人はこどもの頃の夢
を振り返って、あのころはこんな単純だったかな？と懐かしく思い出すの
でしょうか。

屋根裏ガラクタの中で両親と暮らすねずみのマシューは、自分のなりた
いものが分かりません。　ある日、みんなで行った美術館で素敵な絵を
みつけました。その夜素敵な絵の世界で友達と遊ぶ夢を見ます。
「ぼく絵をかく人になる！」そのあとは、つまらないガラクタも素敵な色彩
を持った世界に見えてきました。

何気ない世界に自分だけの光の色をみつけた時、どんなに小さなこと
でも子供たちは意味を見出すのですね。　マシューの後に続く子供た
ちが、自分だけの色を見つけられるとよいなあ。

ネズミのマシューがコラージュで描かれていていますが、マシューの描く
絵は鮮やかな色彩で、楽しい絵です。レオ・レオーニの描く絵本には
「じぶんだけのいろ」など鮮やかな色彩の絵本がありますね。

2013/10/14

久しぶりのレオレオニ。

音楽であったり絵画であったり芸術の尊さと、それで食べていけるのかという現実の厳しさの対比、なおかつそれを乗り越える夢の大事さみたいなことをレオレオニは考えていたのかなと思った。

色彩に夢があるね。
絵の中を旅する描写が素敵やー

2012/02/10

自分の本当にしたい事がみつかってよかったo(^▽^)o
ただ絵を描くのではなくて、世界が今までとは違う新しい世界に見えてくる所はすごい(ﾟOﾟ)
抽象画の解釈はとても難しいけれど、描いている画家にはマシューの様に自然に見えている世界を描いているだけなのかも。
おはなし会可。4.5歳から。