海のいのち の商品レビュー
「山のいのち」に続く二作目で、表紙のいせさんの絵の、眩いばかりに美しく神々しい海の光景に、しばし魅入ってしまう。 なんでも、この作品の絵を描くために、いせさんがダイビングのライセンスを取り、それを聞いて恥ずかしくなった立松さんも、ライセンスを取った話を知り、微笑ましいものを感じ...
「山のいのち」に続く二作目で、表紙のいせさんの絵の、眩いばかりに美しく神々しい海の光景に、しばし魅入ってしまう。 なんでも、この作品の絵を描くために、いせさんがダイビングのライセンスを取り、それを聞いて恥ずかしくなった立松さんも、ライセンスを取った話を知り、微笑ましいものを感じたのですが、おそらく、その体験を踏まえた、いせさんの海中の絵がとても印象的でした。 海面近くは、ビビッドな青で描きながら、深いところにくると、ほとんど黒に近い青と灰色の世界は、海の持つ美しさとともに、底知れぬ恐さと静謐さが感じられ、それとは対照的に、そこから海上を目指しているときに見える、白く輝く光の粒の優しく温かい描写には、自分の世界に戻ってこられたような安心感があり、地球上には海の外と中とで、全く別の世界が存在していることを教えてくれるようでした。 また、海の偉大さだけでなく、立松さんの、そこに住む生き物たちへの温かさと尊敬の眼差しが感じられたのも印象的でしたし、物語の主人公「太一」の、父の死を思いながらも、海や生き物たちに敬意を抱く、その姿勢には、人と自然の共存のあり方を見せられたような気がしました。
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クエ漁師の話。海のいのち、父と子、そしてふるさとと。立松和平さんの文が心を揺れ動かしていく。教科書に載っていなくても、読み聞かせたい。
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6-1 2013/09/04 ********** 「職業紹介」に。 亡くなった父の職業、漁師にあこがれて祖父に弟子入りする少年の話。
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たしか道徳か国語の教科書に載っており、衝撃を受けました。 その後絵本を手に入れ、何度もなんども読み返し、海に憧れ、図工の時間には真似して絵を描き… 創作からの疑似体験ではあるものの、自然への畏れ、というのに初めて出会ったのはこの絵本だと思います。 同じ作者の『山のいのち』では、...
たしか道徳か国語の教科書に載っており、衝撃を受けました。 その後絵本を手に入れ、何度もなんども読み返し、海に憧れ、図工の時間には真似して絵を描き… 創作からの疑似体験ではあるものの、自然への畏れ、というのに初めて出会ったのはこの絵本だと思います。 同じ作者の『山のいのち』では、したたるような緑、という表現をはじめて目にして感嘆しました。 こどものころに読んでいちばん影響を受けている本です。
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前に授業で扱ったことがあったけれど、昨晩に寝る前に読んだら、こどもの反応がすごい。 「どうして?」「どうして?」と。 余計なことを書かない文章に勢いがあり、絵も内容にあっている。 生き方も考えさせてくれる、すごく素敵な絵本。
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小学校6年生の国語の教科書掲載。まあ、悪くはないんだな。 絵本と言っても小さい子には難しい内容。短編小説に挿絵をつけた感じ。 しかし、もうね、私はどうしても伊勢英子が好きになれないのよ。 絵も、もちろん上手いよ。海の中から上を見たときの絵なんかきれいだし。 でも、主人公の姿、これ...
小学校6年生の国語の教科書掲載。まあ、悪くはないんだな。 絵本と言っても小さい子には難しい内容。短編小説に挿絵をつけた感じ。 しかし、もうね、私はどうしても伊勢英子が好きになれないのよ。 絵も、もちろん上手いよ。海の中から上を見たときの絵なんかきれいだし。 でも、主人公の姿、これはなんですか。パリコレの白人モデルみたいな顔と姿は。日本の漁師の話じゃないんかい。 こういうなんかすべてをきれいごとにしてしまう姿勢が、彼女の文章にも現れているよな。(この本とは関係ないが) 伊勢英子(いせひでこ)とあるだけで、いつも読む気をなくしながら、挿絵の仕事は大目に見ようと頑張ったのだが、これだけ絵が占める部分が大きいと、いくら文章が味わい深くても、好きになれない。
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小学校6年国語(光村図書、東京書籍)の教科書に掲載されている物語。 山場場面の読み取りが難しい。だから採用されているのか?!
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小学校5年生の国語の教科書に載っています。いせひでこさんの絵も美しい、心にグッとせまり、命を尊く思えるシリーズだと思います。よみきかせには、14分くらい。
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うーん 深いなあ 海でお父さんを失って、自分も漁師になって ある日お父さんを破った巨大なクエをみつけるけど、太一は殺さなかった って話
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懐かしい作品だねぇ。 何でこういうかって? それは私の時代の小学生の教科書に この作品が出ていたんだなぁ。 でもいつやったかは失念しています。 今読んでみると こんな風に漁をやる人なんて ほとんどいなくなっていると思います。 そう、海は有限のものだという 当たり前のことを知って...
懐かしい作品だねぇ。 何でこういうかって? それは私の時代の小学生の教科書に この作品が出ていたんだなぁ。 でもいつやったかは失念しています。 今読んでみると こんな風に漁をやる人なんて ほとんどいなくなっていると思います。 そう、海は有限のものだという 当たり前のことを知っていて漁をする人は… 絵本ですが扱う内容は 小学生の高学年向けです。
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