長い長いお医者さんの話 の商品レビュー
「ロボット」の語を生み出したと言われるカレル・チャペックのナンセンス短編。筒井康隆や小松左京に親しんでいる現代から見れば、ナンセンスのキレには不満が残るかもしれない。ただ関節を外されるようなストーリー展開は面白い。
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なんとも妙なお話が詰まってました。楽しいホラ話という感じでしょうか。ホラにホラを重ねて、話自体もあっちに行ったりこっちに行ったり、子どもを前にしてお話を考えながら語っているような雰囲気が面白かったです。それでいてちょいと風刺を含ませたりするから、油断出来ませんな。
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あーー面白いわー! タイトルもきいたことなかった岩波少年文庫(知らないのだらけ!) チェコの作家さんの、童話がたくさん入ってます。 お話の中でお話をするお話がたくさん(何これわかりにくい) 宮崎さんおすすめの本です。 「長い長いおまわりさんの話」の挿絵だけ見たことあって びっ...
あーー面白いわー! タイトルもきいたことなかった岩波少年文庫(知らないのだらけ!) チェコの作家さんの、童話がたくさん入ってます。 お話の中でお話をするお話がたくさん(何これわかりにくい) 宮崎さんおすすめの本です。 「長い長いおまわりさんの話」の挿絵だけ見たことあって びっくりしました。 お話の中で、いろんなひとがお話をしていく形態が多くて、 元は(出だしは)どんな話だったのか読んでるうちに忘れちゃいます。笑 宛名と差出人が不明の手紙を1年かけて届ける「郵便屋さんの話」や 大金の入ったカバンをいきなり預けられて誤解で投獄されて死刑にまでなりそうになる「宿なしルンペンくんの話」や 最後のいちばん長い話「王女さまと小ネコの話」が面白かった というか、「王女さまと小ネコの話」は 脱線だらけというか、ここまで「何の話だっけ?」ってなるお話もめずらしい^^ おもしろかった~!
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表題作ほか7編。郵便屋さんのお話が好きです。王女さまと子ネコの話は長いけど、最初と最後の猫のユーラが自分の家に戻ってヴァシュカを連れてくるところがいいです。
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長きに渡る愛読書。本屋さんで立ち読みしたら、うちの本(←30年以上前の)と固有名詞が違うし収められている話も多いので、びっくりして買ってしまった。私の本にはメアリとかマークとかボブとかが登場するのだ。英語版からの翻訳だったんだろうなあ。子どもたちにはちゃんとチェコ名のものを読ませ...
長きに渡る愛読書。本屋さんで立ち読みしたら、うちの本(←30年以上前の)と固有名詞が違うし収められている話も多いので、びっくりして買ってしまった。私の本にはメアリとかマークとかボブとかが登場するのだ。英語版からの翻訳だったんだろうなあ。子どもたちにはちゃんとチェコ名のものを読ませたい。しかし私はいまさら移行できないよ…。
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子どものころ大好きだった本。 チャペック氏のお話はとってもチャーミングで、いい話なんだけど道徳くさくなく、悪いことをする人もいいことをする人も出てくるけど単純な善悪二元論ではなく、軽やかでセンスのいい話が並んでいます。今読んでもおもしろく、納得がいく。
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表題作と郵便屋さんのお話は有名。 そしてどちらもものすごく楽しい。 えほんで読んでも楽しいけど、短編集なのでまだ長い物語の読めない子にもおすすめできる。
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郵便局に住む妖精たちが手紙に込められた気持ちの重さでトランプする、という話が好きだった。手元にあるのはハードカバーの岩波愛蔵版。
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カレルチャペックは犬モノと園芸モノしか読んだことがありませんでした。実は「ロボット」という単語の生みの親であり、SF小説の開拓者だったってことすら、後で知りました。 ある日たまたま行った鎌倉の美術館で、彼の作品と挿絵の展示会がありまして、そこでこの本のような童話も手がけていること...
カレルチャペックは犬モノと園芸モノしか読んだことがありませんでした。実は「ロボット」という単語の生みの親であり、SF小説の開拓者だったってことすら、後で知りました。 ある日たまたま行った鎌倉の美術館で、彼の作品と挿絵の展示会がありまして、そこでこの本のような童話も手がけていることを知りまして。帰宅後早速さがし求めたわけです。 表題作は、弟子を怒鳴る最中にウメの実が喉につまり、呼吸困難に陥った魔法使いと、その治療に駆けつけるお医者さんたちの物語。治療に長い時間がかかっているわけではなく、医者の応援を次々に呼んでいる間、手持ち無沙汰になったお医者さんたちが順々に語りだす世間話が「長い長い」のです。魔法使い受難。 作者のお兄さんが描く、挿絵もふんだんに掲載されています。この絵は大好き。味があります。 表題作以外にも何篇か収録されているのですが、その中に出てくる、成り行きでヒドラを飼うことになった動物虐待協会事務員の話が、可愛らしくて一番好き。挿絵もこれまた良いんですよ。協会員もヒドラの絵も、憎めないというか、とぼけたカンジで。
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【11/8】近図。季節の本(=しごと)展示。中学年〜。ことばの遣われ方に時代を感じるけど、手紙の等級や、犬の王国のくだりは新鮮だった。アレンジを加えれば、お気に入りの部類に入るかも。
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