地下の湖の冒険 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミス・ビアンカシリーズの今回は、囚人友の会の名誉会長となったミス・ビアンカが、猫に対する勇気ある行動をとった者に対する叙勲から始まります。 ねずみにとって猫は天敵。 怖れずに勇気ある行動をとることは、確かに評価に値する。 だけど、それは自分のための勇気なのではないか? 弱者に対して手を差し伸べる、その境遇から助け出す、そういう精神が最近は見られなくなってきているのではないか、とミス・ビアンカは思います。 それは、一般的な福祉とはまた別のものだと思うのです。 そんなとき、ミス・ビアンカは「塩坑から助け出して」という8歳のテディ―の手紙を見つけてしまいます。 バーナードはもちろん、ミス・ビアンカが危ない目に合わないようにということだけをいつも考えていますから反対しますが、止められないこともわかっています。 なので、バーナードはついていくことにしました。 他には頭でっかちで現実対応力のないポンコツな大学教授が2匹。 今回、冒険自体はそれほど大変ではなかったのですが、ミス・ビアンカの弱者救出への強い思いがはっきり書かれていて、面白かったです。
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助け出すまでのハラハラドキドキはありましたが、シリーズに中では一番不満が残りました。 どなたかも書いていましたが、シリーズものにありがちな中だるみですね。 次のを読むのに考えちゃうなあ・・・
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2011.7.1〜8.13読み聞かせしながらゆっくり読んでいたので、時間がかかったが、今回も面白かった。いつもは、仲間の手助けがかなりあるけれど、今回は絶望的で、どうなるのだろう?と思った。相変わらず、ハラハラさせるのがうまい。このお話は、ちょっと救出する人の設定が弱い気がして、...
2011.7.1〜8.13読み聞かせしながらゆっくり読んでいたので、時間がかかったが、今回も面白かった。いつもは、仲間の手助けがかなりあるけれど、今回は絶望的で、どうなるのだろう?と思った。相変わらず、ハラハラさせるのがうまい。このお話は、ちょっと救出する人の設定が弱い気がして、最後はうーん...という感じがした。シリーズとして、ちょっとだらけてるのかなあ?と感じてしまうところもあった。そういう意味で、他と比べて落ちる気もするが、面白いことにはかわりがない。
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奇妙なメンバーとの救出劇に、さすがのミス・ビアンカもやきもきしてましたが…。これまでの冒険よりも緩やかな展開ですが、最後の最後までドキドキさせてくれました。それにしても、バーナード…がんばってますね。
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