祇王 の商品レビュー
子どもと図書館に行った際、ふと目に止まった「絵巻 平家物語」です。なんと1984年刊行。 視聴率で色々言われつつも頑張ってる大河ドラマ「清盛」の絵本版です。 2巻は「祇王」という白拍子の話でした。 世の頂きに立った清盛の横暴な振る舞いに翻弄される白拍子の話。 当時の「白拍子」...
子どもと図書館に行った際、ふと目に止まった「絵巻 平家物語」です。なんと1984年刊行。 視聴率で色々言われつつも頑張ってる大河ドラマ「清盛」の絵本版です。 2巻は「祇王」という白拍子の話でした。 世の頂きに立った清盛の横暴な振る舞いに翻弄される白拍子の話。 当時の「白拍子」と言うのがどんな存在か分かりません。舞子さんのような感じでしょうか? 強大な権力を持つ「清盛」を痛切に批判するような、可哀そうな白拍子に同情を誘うような、話の進みかた。 古来、琵琶法師の語りで広く世に広まったのでしょうか? 現代の感覚では、何かあれば「仏の道に入る」とか「出家する」と言う逃げ方は到底理解出来ません。 しかし、あとがきにもあるように、「祇王」と「仏御前」と「清盛」のような関係は現代にもあるんでしょうね・・・
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