わたしクリスマスツリー の商品レビュー
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年中 親的には最後素敵な終わり方なんじゃなかろうか、と思ったのが普段感想の言わない息子は「もみの木可哀想」と。 「おいていかないでー」「クリスマスツリーになるの」と。
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アンデルセンの「もみの木」とそっくりだなと読み始めたけど、やっぱり佐野洋子さんらしい人間くささがありました。 自分の足で夢を追いかけ、自分の足で戻ってくるもみの木の図太さみたいなの、好きです。
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1年生から4年生におすすめ★ 自分が本当に輝ける場所はどこにあるか…。 そんな深いテーマが隠されているクリスマスのお話です。 1年生に読みましたが、読み終わったあとで、男の子が担任の先生に小さな声で「素敵なお話だったね…」と話していたのが忘れられません。
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◆クリスマスイベントの題材探しに。同じ著者の『おれはねこだぜ』に続けて読む。 ◆貨物列車に乗せられてクリスマスツリーになることを夢見る1本のもみの木。だから森の仲間なんか相手にしない。しかし待ちに待った貨物列車は彼女を置いていってしまう。そこでもみの木のとった行動に仰天。 ◆佐野洋子の絵本の主人公はわがままなのに、なぜか魅力的。一心で無垢だからかな。もみの木のあまりの自我にいったん引きかけるも、いつの間にか彼女を応援する気持ちに。 ◆なかなか好きな絵本。きわめて佐野洋子的で変わりがきかないクリスマス絵本☆ クリスマス精神は皆無だけれど。 【2013/09/28】
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きれいな街でクリスマスツリーになることを夢見るもみの木のお話。 都会に憧れる少年って感じでしょうか。
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佐野洋子さんの絵本は、子供に媚びないというか、結構辛辣な部分がありますが、この話は素直に心に入ってくるのではないでしょうか。 都会のきれいな家でクリスマスツリーになる夢を叶えたい、山のもみの木・・・さいごは立派なクリスマスツリーになりました 平成24年12月 2年1組
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ひとり上京した十代の頃を思い出すクリスマス絵本なんだ。私は元々東京で生まれて、戻っていくイメージだったんだけど。華やかな都会に憧れて、田舎を飛び出そうとする若い娘のようなもみの木が、夢叶わず元いた場所へ帰るお話だ。もみの根の足の擬人化に感情移入しちゃう。 あたたかく迎えてくれる場...
ひとり上京した十代の頃を思い出すクリスマス絵本なんだ。私は元々東京で生まれて、戻っていくイメージだったんだけど。華やかな都会に憧れて、田舎を飛び出そうとする若い娘のようなもみの木が、夢叶わず元いた場所へ帰るお話だ。もみの根の足の擬人化に感情移入しちゃう。 あたたかく迎えてくれる場所があるっていいよなぁ。夢だって、根をしっかりおろして立つことから始まるんだね…。
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絵本語りで、東北の保育園で使いましたが、 かなり大人向けの絵本です。 『・・・わたしだ、これ・・・』そんな想いで買ってしまいました。 でも、今分からなくてもいいから、記憶の片隅に残ってくれたら、と思って選びました。 深いです。
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