おばけリンゴ の商品レビュー
ポーランドの絵本作家の作品。人生の何かを示唆しているようだが、二回読んでもはっきりとわからない。絵はなんとも言えない味があり、まじまじと見てしまう。湊かなえが推薦していたので手に取ってみた。
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実がなるどころか花さえさいたことのないワルターのたった一本のりんごの木。 ひとつでいいからみがなりますようにとこころをこめていのると… 展開からオチまですべて楽しい。
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創作絵本。 あるところにワルターという貧乏な男の人がいました。ワルターはリンゴの木を一本もっていましたが、今までに一度も実を付けたことがありませんでした。 ある晩ワルターは、ひとつでいいからみがなりますようにとお祈りしました。この祈りはかなえられ、花がひとつ咲きました。ワルターはこの花を大事に世話をしました。そして花は実になりましたが、ワルターはこの実をとることが出来ませんでした。実はどんどん大きくなり、ついにワルターは実を取り入れて市場にもっていきました。ところがだれも実を本当にしてくれません。ワルターは仕方なくリンゴをまた持って帰り毎日リンゴの番をすることになりました。 このころこの国はリュウに脅かされていました。王さまはリュウにこの大きなリンゴを贈り物にすることにします。リュウはリンゴをのどに詰まらせて死んでしまいました。 ワルターの心配事はすっかりなくなり、こんどは二つでいいから小さなリンゴのみをと祈るのでした。 素朴な暖かみのある絵。ワルターの喜怒哀楽がよく表わされている。
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貧乏なワルターがりんごに実が成りますようにとお願いした。一つだけ成ったリンゴを大切に育てていたらトンデモナく大きくなった。王様がリュウをやっつけるために秘密警察を呼ぶなど変わった話。
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小学校1年の時に初めて丸ごと暗唱した絵本。子供に読んでやると、意外や意外、おばけリュウに同情が集まった。
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ミムラさんの本に紹介されていて気になった絵本です。 やっと花が咲いて、実をつけるまでかいがいしく世話をし、大喜びするワルターがとてもほほえましかったです。その分、中盤で、ワルターがりんごを担いで歩くところと、みんなに避難されるシーンがいたたまれなかったです。涙を流しながら歩くワルターが不憫で・・・ 最後のページのあたたかそうな部屋で横になるワルターにほっとしました。 色遣いのきれいな絵本でした。 絵本独特の主人公に対して優しく語るような訳がいいなぁと思いました。
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花も咲かないりんごのき 必死におねがいしたら実がなったけど でっかくて みんな買ってくれない お世話も大変 リュウに献上するのに役人がとりにくる それでリュウがつまって死んじゃう こんどはひとつじゃなくて ふたつほしい(ふつうのサイズの) っておねがいをする なんだこれ・...
花も咲かないりんごのき 必死におねがいしたら実がなったけど でっかくて みんな買ってくれない お世話も大変 リュウに献上するのに役人がとりにくる それでリュウがつまって死んじゃう こんどはひとつじゃなくて ふたつほしい(ふつうのサイズの) っておねがいをする なんだこれ・・?
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2012.5.12.sat 【経路】 図書館。かわいいおっちゃんの油絵に惹かれて。 【感想】 リンゴがおばけになる話かと思ったら違った‥! 不相応な物を持つと猜疑心や不安が大きくなるから、ささやかな幸せが一番こころ安らかに過ごせるよねって話。 大金持ちより小金もちが一番、って...
2012.5.12.sat 【経路】 図書館。かわいいおっちゃんの油絵に惹かれて。 【感想】 リンゴがおばけになる話かと思ったら違った‥! 不相応な物を持つと猜疑心や不安が大きくなるから、ささやかな幸せが一番こころ安らかに過ごせるよねって話。 大金持ちより小金もちが一番、ってよく言うけど、こどもに伝えるにはリンゴを引き合いにするのが分かりやすいなって思った。
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リンコきらいなの?! と、いうところ♪ 可愛い絵や内容のわりに、「ひみつけいさつ」とか出てきてやっぱり可笑しい! 好きだー。
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