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ともだちは海のにおい の商品レビュー

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46件のお客様レビュー

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2011/09/28

小学生の頃、図書室で出会った。くじらといるかが名前でなく「くじら」「いるか」と呼び合うのが面白いなぁと印象に残っていた。それに、国語の授業では一番“詩”が好きだった私には、お話の途中に詩が出てくるのが不思議!と思いながらも、心地良かった。 大学に入り子どもの頃に読んだ本に触れる...

小学生の頃、図書室で出会った。くじらといるかが名前でなく「くじら」「いるか」と呼び合うのが面白いなぁと印象に残っていた。それに、国語の授業では一番“詩”が好きだった私には、お話の途中に詩が出てくるのが不思議!と思いながらも、心地良かった。 大学に入り子どもの頃に読んだ本に触れる機会が増え、改めて手に取った。懐かしさを感じると共に、詩の世界が心に沁みた。“コドク”という言葉を初めて知ったのはこの本だったことを思い出した。 何度読み返してもしあわせ&おだやかな気分になれる一冊。 こんな本との出会いを求めて、私は日々、読書しているのかもしれない。

Posted byブクログ

2011/10/26

さびしいくらい静かだと、コドクが好きな私でも、誰かとお茶やビールが飲みたくなる。コドクも良いが「いっしょ」も悪くない。 私も「かなり」なものがある。考えることなんだよ。いろんなことを考える。楽しい時もあるし、悲しい時、つらい時、苦しい時もある。だから、考えたくないときもあるんだけ...

さびしいくらい静かだと、コドクが好きな私でも、誰かとお茶やビールが飲みたくなる。コドクも良いが「いっしょ」も悪くない。 私も「かなり」なものがある。考えることなんだよ。いろんなことを考える。楽しい時もあるし、悲しい時、つらい時、苦しい時もある。だから、考えたくないときもあるんだけど、これは私の性分だから考えることがやめられないんだって、30歳にして最近気づいたよ。でも、私もいつもひとりでやっているから、どのくらい「かなり」かわからないんだ。 私もすきなことはちがうけど「かなり」なところは一緒なひとと、一緒にビールを飲みながら話をしたいなあ。 誰かにしっかり手を握ってもらって大声でなきたいなあ。 イルカの大切な日の過ごし方が気に入った。私も毎日が大切な日で、毎日キャンディー食べてマントを着て、てまりで遊びたい。私は目力があるってよく言われるんだけど、ウミガメに「目にチカラがあるのは、からだや心に力があるときよ」って言われて元気になった。誕生祝は大きく育ったことを祝う日で、いつでも思いついたときにお祝いしているイルカとくじらが素敵だなって思った。私もそういう感覚で誕生祝をしていきたいな。

Posted byブクログ

2011/06/26

1993年6月 第29刷 が、我が家にある。 記憶によるとわたしは「ともだちは緑のにおい」を先に読んで、それで読書感動文を書いて、そのお話が大好きだった。 あえてこちら「ともだちは海のにおい」を先に読み返してみたら、 イカが、わっわっわっ、と言うことや、くじらの口の中に本がいっぱ...

1993年6月 第29刷 が、我が家にある。 記憶によるとわたしは「ともだちは緑のにおい」を先に読んで、それで読書感動文を書いて、そのお話が大好きだった。 あえてこちら「ともだちは海のにおい」を先に読み返してみたら、 イカが、わっわっわっ、と言うことや、くじらの口の中に本がいっぱいあることは覚えていた。 ともだちなんだろうけれど、わたしはこのいるかとくじらの様に、好きな人と寄り添って生きたい。

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2011/07/17

ピュアフルすぎる。浄化されてしまう。性格も好きなモノも対照的なくじらとイルカの二人(?)が、ある夜、ふとしたきっかけで出逢い、無二の親友になるお話。混じり気のない感情や感動、そして友情が描かれていて、癒されます。まさに純粋。「恋するくじら」の段での、すきなひとへの想いなどは純粋す...

ピュアフルすぎる。浄化されてしまう。性格も好きなモノも対照的なくじらとイルカの二人(?)が、ある夜、ふとしたきっかけで出逢い、無二の親友になるお話。混じり気のない感情や感動、そして友情が描かれていて、癒されます。まさに純粋。「恋するくじら」の段での、すきなひとへの想いなどは純粋すぎて、微笑ましいやら泣けてくるやら。詩と散文を交えた作品で、一文一文、一言一言がとても丁寧。長新太さんのシンプルで温かい絵とあいまって、とても素敵な作品になっています。子どももよろこびそうですが、大人も感動できるお話だと思います。

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2011/06/14

この本と小学校の図書室で初めてであった小説。 「いるかとくじらのような友達がほしい」そう思った。 海であって、海じゃない。 そこは陸も海も空も、この2人にとっては全てまん丸。一つっきり。 お互いがお互いを思いあい、大好きな人を喜ばせるにはどうしたらいいだろう?大切な人...

この本と小学校の図書室で初めてであった小説。 「いるかとくじらのような友達がほしい」そう思った。 海であって、海じゃない。 そこは陸も海も空も、この2人にとっては全てまん丸。一つっきり。 お互いがお互いを思いあい、大好きな人を喜ばせるにはどうしたらいいだろう?大切な人を元気づけるにはどうしたらいいだろう? 誰かを思うことの素晴らしさを教えてくれる素敵な本。 2004年の表紙よりこちらの表紙のが個人的には好きですw

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2011/06/05

本と書くこととビールが好きなくじらと、ジャンプとボールとおひさまが好きないるかの話。 物識りのくじらに宇宙のことを教えてもらってさみしくなっちゃういるかがかわいい!

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2011/03/23

小学校のころ、読書感想文書きました。でもうまくこの本のよさを書けなかったなー。すごくやさしくてゆったりしてかわいい!

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2010/12/19

子供のころから大好きです。大人になって改めて読んで、人を思う大切さを感じました。クジラとイルカのように素直な気持ちを言葉に出来たらどんなに良いだろうって思いました。大人になると簡単そうで難しいですね。

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2010/10/09

読了時は小学生でした。移動図書館で借りてきた日、一読で好きになって返却日までに全ページ書写した本。大人になった今、読む用と保存用と自分で書き写した一冊と、2+1冊保管中。

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2010/08/21

夜の海で出会ったくじらといるかののんびりした友情の物語。 絵本と詩集の中間くらいの本。長新太さんの挿し絵もいい味。 パリに行ったくじらのフランス語の詩は微笑ましい。うい、むっしゅー めるしー。

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