くわずにょうぼう の商品レビュー
とっても怖いです(#^.^#) 2年生ぐらいからなら、怖い昔話も大好きなようですよ。 端午の節句のいわれを紹介します。 中学生にだって読める本です。
Posted by
赤羽末吉さんの挿絵が芸術のように美しい。 おいめいに読んだら、やまんばの「しっとりしっとり重たいわい/休んだら軽いわい」のセリフが気に入ったらしく、お出かけでリュックを背負うときに真似してました。
Posted by
食わずに働く女房が欲しいという強欲男のもとに、現れた食わずによく働く女房がじつは、鬼婆だったという話。 赤羽末吉さんの迫力ある絵が、素晴らしいです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の知っていた「飯食わぬ嫁さ」と結末が違った。 私の覚えてるのは、男が女房の食事シーンを見てびっくりして終わりで、男の吝嗇を戒めるような意味があったと記憶していたんだけれど。 この絵本では女房が山姥の本性を現して、危うく食われそうになった男が菖蒲とよもぎのおかげで助かる 。私の知っていたのは記憶違いだったか。 読み聞かせで夏の怪談的に使えるかと思ったけれど、むしろ端午の節句の頃のおはなしだった。
Posted by
保育所で借りてきた本。 怖そうな話だったけど、ハヅキ(5歳2か月)は普通に聞いてました。 都合のいいこと言ってる男が反省するとことか、もっと懲らしめるとことかあったらよかったのにって思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
よみ継がれてきたものなので、図書館で借りた。 「よっく はたらいて めしを くわない にょうぼうが ほしいもんだ」という欲張りな男は、望み通りの女房を手に入れるが……。 こわいじゃないか! 26~29ページあたりはホラー、夢に出てきそう。 そんなうまいはなしがあるわけないよね、と感じる民話。 あたまのてっぺんから……というくだりでは、昔よんだマンガの『地獄先生ぬ~べ~』に似たような妖怪の話があったような気がした。 赤羽末吉さんの絵はさすがで、最後の絵がなんともいえない感じ。 色遣いが暗いけれど、なんだかひかれる。 文章も懐かしい感じで、標準語圏の私にもよく馴染む。 「ぴつっ ぴつっ ぴつっ ぴつっ」という擬音に感動、にぎりめしをつくる音にこれ以上のものはないのではと思った。 よもぎとしょうぶの謎が残るので、調べてみよう。 民話ももっとよんでみたいなぁと感じた。
Posted by
強欲な男。ちょっとお灸をすえても問題ないのでは…と思ってしまいました。 最近の絵本は可愛いイラストのような絵が多い気がします。それも良いのですが赤羽末吉さんのような迫力のある絵も私は好きです。とくに昔話や少し怖い話はピッタリだと思います。
Posted by
6分半 この絵本では山姥が追いかけてくるが、大蛇になって追いかけてくるお話もある。 話に出てくるヨモギと菖蒲は魔除けであり、端午の節句の菖蒲湯やよもぎ餅を食べることに通じている。 端午の節句に合わせて読んでもよい。
Posted by
むかし、うんと よくばりの おとこが「めしを くわない にょうぼうが ほしいもんだ」といったら、ほんとうに めしを くわない女が「あんたのにょうぼうに してくんろ」とやってきた。さて、この にょうぼう、めしは くわないのに くらの こめが なくなっていく。おとこは でかける ふり...
むかし、うんと よくばりの おとこが「めしを くわない にょうぼうが ほしいもんだ」といったら、ほんとうに めしを くわない女が「あんたのにょうぼうに してくんろ」とやってきた。さて、この にょうぼう、めしは くわないのに くらの こめが なくなっていく。おとこは でかける ふりをして、てんじょうから のぞいてみると…。ちょっと こわい むかしばなし。おとこは おにばばから にげきれるでしょうか?
Posted by
6分40秒『じゅうにしのはなし』奥付参考に読んで見た。 なぜ五月の節句に「菖蒲湯」に入るのか、 よもぎ餅を召すのか につながるおはなし。子ども達に伝えたい。 うんとよくばりの男が受ける仕打ちだから、結末はさぞ痛ましいかと思ったら、そうではなかったことが意外である。昔話・民話のもつ...
6分40秒『じゅうにしのはなし』奥付参考に読んで見た。 なぜ五月の節句に「菖蒲湯」に入るのか、 よもぎ餅を召すのか につながるおはなし。子ども達に伝えたい。 うんとよくばりの男が受ける仕打ちだから、結末はさぞ痛ましいかと思ったら、そうではなかったことが意外である。昔話・民話のもつ深みを感じた。 本来の人の欲深さは誰もがもつもので、向き合うことに人間性が関わってくるように思う。
Posted by