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海のおばけオーリー の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/04/12

親から引き離され、連れ去られ、人間の都合に振り回される、かわいそうなオーリー。 帰り道はイリノイ州シカゴから五大湖を通ってロードアイランド州への長旅。五大湖って全部繋がっていて、しかも海とも繋がってるのか。

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2024/05/23

「ある町で大さわぎがおこりました.近くの湖におばけが出るというのです.ところがそのおばけの正体は,前世紀の怪獣でも怪魚でもなく,かわいい子アザラシでした.マンガじたての楽しい絵本」

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2021/06/16

表紙の印象が暗くてなんとなく手が伸びずにここまできてしまったいたけど、ひとたび本を開いて読み始めたらすごくおもしろかった。コマ割りの展開のせいかスピード感があって入り込んで読んだ。この絵本は黒いからこそ味と温かみがあっていい。柔らかくユーモアある言葉はさすがの石井桃子さん。もう一...

表紙の印象が暗くてなんとなく手が伸びずにここまできてしまったいたけど、ひとたび本を開いて読み始めたらすごくおもしろかった。コマ割りの展開のせいかスピード感があって入り込んで読んだ。この絵本は黒いからこそ味と温かみがあっていい。柔らかくユーモアある言葉はさすがの石井桃子さん。もう一回読みたくなるな、これ。

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2020/09/17

こんなにドラマチックで暖かいお話が繰り広がってるとは、知らなかった。 あかちゃんオーリーのおかあさんは、お乳のために海へ食べ物を探しに行っただけなのに。。 そのほんの少しのすきに、水兵さんにオーリーは連れていかれ、売られてしまう… そして、水族館へ。 ここからドラマチック! ...

こんなにドラマチックで暖かいお話が繰り広がってるとは、知らなかった。 あかちゃんオーリーのおかあさんは、お乳のために海へ食べ物を探しに行っただけなのに。。 そのほんの少しのすきに、水兵さんにオーリーは連れていかれ、売られてしまう… そして、水族館へ。 ここからドラマチック! お母さんが恋しくて、食べることもできなくなり、元気をなくしたオーリーは、病気で苦しんでいると館長さんに勘違いされ、飼育ががりに、殺すように命じられてしまう。。 でも、そんな事ができるはずの無い飼育員さんのおかげで、オーリーは海に逃がされます。 そしてここからが長い旅の始まり… 楽しい絵本でした。うーん、絵本というより、漫画みたい。

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2020/02/02

生物学者の福岡伸一さんが、著書の中で紹介されていたので読んでみました。 アザラシの子ども、オーリーは水族館に売られますが、飼育がかりの手で逃されます。しかしみずうみに突然あらわれたオーリーに人々は大騒ぎ。果たしてオーリーは再びお母さんのいる海に帰ることができるのでしょうか。 少...

生物学者の福岡伸一さんが、著書の中で紹介されていたので読んでみました。 アザラシの子ども、オーリーは水族館に売られますが、飼育がかりの手で逃されます。しかしみずうみに突然あらわれたオーリーに人々は大騒ぎ。果たしてオーリーは再びお母さんのいる海に帰ることができるのでしょうか。 少し長いストーリーですが、一文一文に絵がついているので小さな子でも楽しく読むことができると思います。 福岡さんが触れている通り、地図のページではオーリーの進む道を辿りながら、アメリカを旅している気分に。

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2019/11/16

おもしろかった。オーリーがこそされそうになったところがさびしかったけど、おかあさんと会えてよかった。オーリーがいろいろなことをして、おきゃくさんをよろこばせてあげたところがおもしろかった。ちずがついていて、ほかのお話ともつながっている感じがしたのもよかった。(小2)

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2019/03/25

何十年も前に読んでいたけれど、「ちっちゃな科学」で福岡さんが絶賛していたことで、読み直してみることに。 水族館の館長が、弱ったアザラシを殺してしまえと指示するところなど、記憶になくビックリ! でも、全体の感想は良かった。遊びたがりのオーリーもかわいい。

Posted byブクログ

2016/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

名作らしいけれど、表紙が宇宙人みたいでこわくて、手にとってみたことがなかった。 今回、『絵本論ー瀬田貞二子どもの本評論集ー』に出てきたので、借りた。 アザラシのあかちゃんは、おかあさんと離れている間に、水兵に連れて行かれ、動物屋に売られてしまう。 やがて、遠い町の水族館へ売られ、おかあさんと海が恋しくなって具合が悪くなってしまい……。 どきどきわくわく、な絵本。 コマ割りってどうなの、と思いながら読み始めたけれど、話を細かくリズミカルに刻んでいて、長い話なのに飽きなかった。 「30 オーリーは, びっくりして, あたまをあげて, 大ぜいのけんぶつにんを見ました. オーリーは, けんぶつにんを, けんぶつするのがすきでした. 」

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2015/01/31

エッツを続け読み。動物への愛情がこの絵本でもあふれている。 コマ割りのモノトーンでマンガっぽい作りなので絵本らしさはなく、ストーリーも長いので童話との中間みたいな感じかな。 川に時々、たまちゃんだとか来て人気者になるけれど、オーリーみたいな事情があったのかなと、そこまでの道のりを...

エッツを続け読み。動物への愛情がこの絵本でもあふれている。 コマ割りのモノトーンでマンガっぽい作りなので絵本らしさはなく、ストーリーも長いので童話との中間みたいな感じかな。 川に時々、たまちゃんだとか来て人気者になるけれど、オーリーみたいな事情があったのかなと、そこまでの道のりを想像しちゃうよ。 ラストの前に、おばけと騒いだ人たちが、事情を知って笑顔になるとこがホッとした。

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2013/09/30

飼育係のひとが優しい人で良かった! オーリーの無邪気な行動と、勝手にどんどん怖がる人々の対比が面白い。 そんな勝手な人達だけど、おばけの正体がオーリーと分かっても笑い飛ばせるユーモアがあるのは外国の絵本らしくて良い。日本人が作るともっと暗いい話になりそう。

Posted byブクログ