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クレーの絵本 の商品レビュー

4.2

46件のお客様レビュー

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2022/10/23

私がご紹介したのは、パウル・クレーの絵に谷川俊太郎さんが詩をつけた『クレーの絵本』。クレーの絵から、岩ちゃんがどんな音色を紡ぎだしてくれるのか聞きたくて、無茶振りしてしまいました(岩ちゃんごめんなさい

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2022/09/25

クレーの色彩画と谷川俊太郎の詩のコラボという触れ込みなのだが、はっきり言って谷川俊太郎の詩なんてどうでもいい。ピンとこないしね。「言葉で彼の絵をなぞることは出来ない」と自分で言いながら詩を付けるなんてどういうことなんだろう。クレーの絵の色彩と形の精妙なる組み合わせが素晴らしすぎて...

クレーの色彩画と谷川俊太郎の詩のコラボという触れ込みなのだが、はっきり言って谷川俊太郎の詩なんてどうでもいい。ピンとこないしね。「言葉で彼の絵をなぞることは出来ない」と自分で言いながら詩を付けるなんてどういうことなんだろう。クレーの絵の色彩と形の精妙なる組み合わせが素晴らしすぎて、誰も敵わないよ。有名な「黄金の魚」「セネキオ(野菊)」「死と炎」はもちろん入っているが、ほかのどの絵だってこの世のものとは思えないくらい素敵だ。

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2022/03/12

谷川俊太郎の『クレーの絵本』の表紙になっているクレーによる魚の絵。画集などの印象とは全く異なる実物の色味を見て驚いた。クレーの日記と美食家だった彼の魚の絵について想いを馳せる。 ハンブルクを訪れた際にハンブルク市立美術館(Hamburger Kunsthalle)で、念願のクレ...

谷川俊太郎の『クレーの絵本』の表紙になっているクレーによる魚の絵。画集などの印象とは全く異なる実物の色味を見て驚いた。クレーの日記と美食家だった彼の魚の絵について想いを馳せる。 ハンブルクを訪れた際にハンブルク市立美術館(Hamburger Kunsthalle)で、念願のクレーの「黄金の魚」を見ることができた。谷川俊太郎の「クレーの絵本」の表紙にもなっている画である。そして、実物を見て驚いた。全体にひどくくすんでいて、暗い色調なのだ。画集などの印象とは全く異なって、まるで深海魚のよう。しかし、暗い深海で金色にうすら輝く魚は荘厳さがひたひた伝わってくる。 詳細はコチラから↓ 色彩と線の画家クレーによるアーティスト論評と谷川俊太郎も惚れこんだ魚の絵 / 『クレーの日記』と『クレーの絵本』を読む https://jtaniguchi.com/%e3%80%8e%e3%82%af%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%81%ae%e6%97%a5%e8%a8%98%e3%80%8f%e3%81%a8%e3%80%8e%e3%82%af%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%81%ae%e7%b5%b5%e6%9c%ac%e3%80%8f%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%80/

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2022/02/21

 20年以上もの間、居間の書棚に「絵」としておかれていて、生活の中の当たり前の光景になってしまっていました。  何の気なしに手にとると、その場に座りこんでページを繰りださせる力はクレーの絵の力だし、谷川俊太郎のことばの力なのでしょうね。  いやはや、当たり前の光景の中に宝が転がっ...

 20年以上もの間、居間の書棚に「絵」としておかれていて、生活の中の当たり前の光景になってしまっていました。  何の気なしに手にとると、その場に座りこんでページを繰りださせる力はクレーの絵の力だし、谷川俊太郎のことばの力なのでしょうね。  いやはや、当たり前の光景の中に宝が転がっているのに気づかない生活はさみしいですね。  感想をブログに書きました、よろしければ、そちらもどうぞ。   https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202011040000/

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2021/09/08

やはり 表紙のこの絵が、好きだと思いました。 黄金の魚 詩  谷川俊太郎 おおきなさかなはおおきなくちで ちゅうくらいのさかなをたべ ちゅうくらいのさかなは ちいさなさかなをたべ ちいさなさかなは もっとちいさな さかなをたべ いのちはいのちをいけにえとして ひかりかがや...

やはり 表紙のこの絵が、好きだと思いました。 黄金の魚 詩  谷川俊太郎 おおきなさかなはおおきなくちで ちゅうくらいのさかなをたべ ちゅうくらいのさかなは ちいさなさかなをたべ ちいさなさかなは もっとちいさな さかなをたべ いのちはいのちをいけにえとして ひかりかがやく しあわせはふしあわせをやしないとして はなひらく どんなよろこびのふかいうみにも ひとつぶのなみだが とけていないということはない ※ 、、、絵本に載っている絵で、多くの、私の好きな絵には、詩がつけられていませんでした。 パウル・クレーの 好きな絵 ☆ 猫と鳥 ☆ アラブ・ソング ☆ 赤い気球 ☆ R荘 ☆ 建造中のL広場 ☆ パルナッソスへ ☆ 庭園建築の設計図 ☆ 美しき庭師(ビーターマイヤー時代の亡霊) ☆ セネキオ(野菊) ☆ インスラ・ドゥルカマラ ☆ 母と子 絵本の終わりのページで 谷川俊太郎が 魂の住む絵  という文章を載せている。 その文章が、素敵だった。 クレーは言葉よりもっと奥深くをみつめている。 それらは言葉になる以前のイメージ、あるいは言葉によってではなく、イメージによって秩序を与えられた世界である。そのような世界に住むことが出来るのは肉体ではない、精神でもない、魂だ。  クレーの絵は抽象ではない。抽象画には精神は住めても魂は住めない。言葉でなぞることは出来ないのに、クレーの絵は私たちから具体的な言葉を引き出す力をもっている。

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2021/05/01

210430*読了 こちらもお友達の喫茶店で出会えた本。 クレーの絵はたぶん展覧会でも観たことがないはず。 不思議な世界観と、谷川俊太郎さんの詩が絶妙でした。 何度も観て読み返すことで、味わいを深めていけそう。 自分では買わなかったであろう本なので、出会わせてくれた友人に感謝。

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2020/03/20

この本に触れるのは中3ぶり、パウル・クレーの天使を題材にした吹奏楽曲を演奏して以来。懐かしい記憶が蘇った。

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2020/03/18

谷川さんは、4000篇もの詩の中で、クリスマスについての詩は二つ。ぼく調べではだけど(2000篇くらいは確認してる) 大きなクリスマスツリーが立った (夜のミッキーマウス) キラキラ光っていて この世じゃないみたいにきれいだけど これも人間がつくったものだよ 、 、 、 (...

谷川さんは、4000篇もの詩の中で、クリスマスについての詩は二つ。ぼく調べではだけど(2000篇くらいは確認してる) 大きなクリスマスツリーが立った (夜のミッキーマウス) キラキラ光っていて この世じゃないみたいにきれいだけど これも人間がつくったものだよ 、 、 、 (みんなやわらかい) あなたのふらせたまぶしいゆきを どろんこぐつでふんづけちゃった ねえかみさま わたしをきらいにならないで 、 、 、 クレーの絵本にも貫かれている ぼくが谷川さんをすきなわけ ものごとの裏表 見えるものだけでなく 見えないものへも気を配る ぼくには、それが足りないな 選ばれた場所 黄金の魚 特に黄金の魚がすき。 これからの時代は大きく変わる。それも数年で。日本の大学は2040年には、すべて定員割れを起こす。いまの10才は、大きな転換期にいる。市場価値で言えば、日本の教育はまったくナンセンスなことばかりさせている。 5年後の高校受験までに、このばかでかい組織の文化を変えていく。誰も思い付かないやり方で。みんなあきらめてるし、疲弊してる。 これから義務教育へ入る未来の子どもたち、枠を越えて、すきなことへ没入しろ。市場経済をもう学べ。学校は、まだほんとのことを教えようとしない。KSはいいぞ!ほんとのことを出し惜しみなく、伝えてくれる。LSHも、実はすごくいいし、中央につながってるぼくもいいけどね。まー、余計なお世話かな。 5年後、コミットメントする。弾丸よりも、光よりもはやく、ぼくの願いが最速で叶えられる。そして、あらゆる方法で、その幸せを世の中に還元していく。宇宙の愛に感謝しています。

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2019/12/27

NHKファミリーヒストリーで紹介! クレーの40点の絵と、谷川俊太郎さんの14編の詩が奏でる二重奏。

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2018/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大雪の降る日に読みました。 クレーは好きな画家ですが、この絵本は、少し暗い印象の絵本だとかんじました。 クレーの絵の中で、色彩が暗めのものが多いせいかと思います。 「雪の降る前」という詩がいいと思いました。 かみはしろ かみはゆき かみはふゆ えかきはたいよう ゆきをとかす えかきははる みどりをぬる えかきはなつ あおをぬる えかきはあき あかをぬる そしてまたいつのまにかー えかきはたってる あたらしいかみの ゆきのちへいに

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