ビッグ・オーとの出会い の商品レビュー
図書館で借りて読んだ。 マンガでわかりやすく書かれているが、哲学的な内容だった。 気分がめいって、活字をよむ元気がない時なんかに、 ときどき読み返すのにはよいのかなぁ。 待つのではなく自分から動いて変わっていくのが大事という気がした。
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「ぼくを探しに」の続編。 前作と同じく、とても想像力をかきたてられる物語で、「かけら」とは一体何なのか、「円」とはどういう状態なのか、については読者一人一人が考えるべき問題になっている。 「かけら」が相手を求めて旅を続ける過程に起こることは、「あるある!」と思うことばかりで、す...
「ぼくを探しに」の続編。 前作と同じく、とても想像力をかきたてられる物語で、「かけら」とは一体何なのか、「円」とはどういう状態なのか、については読者一人一人が考えるべき問題になっている。 「かけら」が相手を求めて旅を続ける過程に起こることは、「あるある!」と思うことばかりで、すごく共感するところが多い。 では、放浪の末に、「かけら」はその葛藤に対してどう折り合いをつけていくのか、というところになると、これはかなり意外な展開だった。そして、深く納得する。そう、「かけら」が進むべき道はこういうことだったんだ、と。 文章にすると、おそらくもっとずっと複雑な言葉になってしまう内容が、こうして絵になってみると、とてもシンプルにわかりやすいことに見えるというのは素晴らしい。 「欠けたところが多すぎるやつ」 「それにこいつは何もかもまるでわかってない」 「魅力的に飾ってみる」 「でもだめ」
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「ぼくを探しに」の続編。前作は「かけら」を探す「ぼく」の話だったけど、こちらは「かけら」の側からのお話。 前作の世界を「かけら」の側から見ると、こうなるよね、というのが前半。後半は「ビッグ・オー」との出会いで、前作とは違った展開になる。 前作は恋愛に悩む人向けの要素が強かったけど...
「ぼくを探しに」の続編。前作は「かけら」を探す「ぼく」の話だったけど、こちらは「かけら」の側からのお話。 前作の世界を「かけら」の側から見ると、こうなるよね、というのが前半。後半は「ビッグ・オー」との出会いで、前作とは違った展開になる。 前作は恋愛に悩む人向けの要素が強かったけど、こちらはこの世の中が生きづらいと感じている人、恋愛に疲れた人、理想の恋愛とはなんだろうと思う人に向けて、考えるよいきっかけをくれる。 「一人で生きられなければ、二人で生きられない」という言葉がふと浮かんでくる、前作を超えた善い作品。 よく前作は「女性」、こちらは「男性」をたとえていると言われるけど、そういう見方はナンセンス。どちらにもそれなりに思い当たるところがあり、また自分の相手もそうであると思い至らせられるはず。仏教的な考えにも近いところが、また面白い。
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「ぼくを探しに」の続編。 自分自身の依存時代を思い出す。 自分で転がるということ、生きるということ。 誰もが欠片、誰もが欠落であるということ。 お互いに埋めたり埋めてもらったりしながら生きていく。 私は、欠落のあるビッグ・オーが好きかも?
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欲しい本 ピースがビッグ・オーと出会うの。 でもね、そうすると小さくなる。 ちいさくてもピースよりはオーのほうがいいんだよね? 心が弱くなったときに手元に置いて読み返したい1冊。
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中学校の美術の授業で使われた本。 授業終わってすぐに先生に本の名前を聞きに行きました。 ビッグ・オーに出会いたい。
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出会いを待つタイプ、出かけるタイプとどちらのタイプでも良いと思うけど、誰かとの出会いは大なり小なり自分の生き方に関わってくる大切なものだと思います。一人で転がらなければならない時も、共に転がりたい時だってある。『やってみたことはあるの?』この一言が奮い立たせる。
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高校生のとき、よくさぼって保健室にいたときに読んでた本。 なんかすごく印象に残った本。 かくばっているのがだんだん丸くなってく様子とか。 シリーズが何冊かあったと思うけどな。
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「ぼくを探しに」に続いて素晴らしい絵本です。 トゲトゲしい自分、誰しも感じることがあるのでは ないでしょうか。 でも自力で転がるうちにまあるくなるんですね。 誰かに頼らずに一人で転がる努力をしたとき 初めて得るもの… 大切なことです。
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「ぼくを探しに」の続編とも読め、独立したものとしても読める。 かけら自身が、ただ待っているのではなく 自分から転がりはじめた! 欠けたところのあるものと、 欠けたところをうめる存在のかけらとして ではなく、 自立したものどうし として一緒に転がってゆく… 人それぞれの解釈・感じ...
「ぼくを探しに」の続編とも読め、独立したものとしても読める。 かけら自身が、ただ待っているのではなく 自分から転がりはじめた! 欠けたところのあるものと、 欠けたところをうめる存在のかけらとして ではなく、 自立したものどうし として一緒に転がってゆく… 人それぞれの解釈・感じかたがありそう。
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