「ハンバーガーを待つ3分間」の値段 の商品レビュー
・情報とお金は相性が悪い。情報は流通してしまうから。情報同士の交換+別のやり方で収益を確保するのが望ましいモデルか。 ・消費者が当初対象外と考えていたものを見せることが広告の本来の目的。 ・広告を価値あるものと捉えさせるかノイズと捉えさせるかは、場のフォーマットに準じているか否か...
・情報とお金は相性が悪い。情報は流通してしまうから。情報同士の交換+別のやり方で収益を確保するのが望ましいモデルか。 ・消費者が当初対象外と考えていたものを見せることが広告の本来の目的。 ・広告を価値あるものと捉えさせるかノイズと捉えさせるかは、場のフォーマットに準じているか否か。人の思考に入りやすいように、見えざる手で誘導する。 ・比べて選ぶ場を提供すると、大きな力が生まれる。 ・人はルールという枠組みに則って行動する。ルールを作れれば思惑通りに動かせる。 ・メッセージを自ら発するのではなく、相手に発させるように。 ・説明過多になればなるほど受け手の入り込む余地を狭めてしまう。 ・人の尊厳は自分の未来を自分で選択できるところにある。「待たされる」というのはそれを絶たれている状態。 ・「デフォルト」にさえなれば、自然と選択される。
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『「言葉」を手に入れた私たち人間は、形や重さのないものを扱うことができるようになりました。ところが、そのせいでいつしか私たちの思考は、既に名前のついているもの、形あるものに引っ張られすぎて、まだ名前のついていない大切なことに盲目になってしまいがちです。』 『本当のサービス度とは...
『「言葉」を手に入れた私たち人間は、形や重さのないものを扱うことができるようになりました。ところが、そのせいでいつしか私たちの思考は、既に名前のついているもの、形あるものに引っ張られすぎて、まだ名前のついていない大切なことに盲目になってしまいがちです。』 『本当のサービス度とは客に選択肢を与えること』 『結局人間の尊厳というのは、自分の力で未来を選択していくことを言うのではないか、そして待たされている状態というのはちょうどそれが絶たれているような状況を生み出すということではないか、という気がするのです。』 『「とりあえず」というビールの商標を申請した人物がいます。』
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シーマンや大玉という名作ゲームを作った斎藤由多加氏の世の中の見方。消費者動向を分析する上での鋭い視点が参考になる。
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2008/10/20購入。憤慨するポイントって発見に気づくチャンスでもあるのね。(いや、もちろんそういう話ではないのだけれども)
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2008年3月ごろ。市立図書館で。 経済関係エッセイ本かなと思ったら、発想転換法エッセイ本でした。 すらすら読めて面白かったですよ。 「未来の選択」とかね。なるほど。そうだなあ、と。
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