ヤン&エヴァシュヴァンクマイエル展 の商品レビュー
顔中に張り付けられた甲虫に吐き気、腐敗した果物や毛虫で描かれた封じ絵にも吐き気、病気の膣を彷彿するようなメディウム・ドローイングにも吐き気、鳥の細かいイボイボにも吐き気、淫らで滑稽な配置や表情にウケ、緻密な線描にうっとりする、そんな割合の本だった。 夫婦で活動している芸術家なのだ...
顔中に張り付けられた甲虫に吐き気、腐敗した果物や毛虫で描かれた封じ絵にも吐き気、病気の膣を彷彿するようなメディウム・ドローイングにも吐き気、鳥の細かいイボイボにも吐き気、淫らで滑稽な配置や表情にウケ、緻密な線描にうっとりする、そんな割合の本だった。 夫婦で活動している芸術家なのだが、この二人は統合失調症なのだろうか? 以前サイコ画像という本を貪り読んだ時に出てきた統合失調症の人が発病して行く過程を追った絵に通ずるものがある。 一月に頂いた本なのだが読むのに三ヶ月もかかった。 吐きたくなるけど好き。
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この本を開くと、ラフォーレを思い出す―分厚い老眼に分厚く温かい手、あなたが作り出した世界に触れることができて幸せでした。
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展覧会行ったよ!ヤンもいいけどエヴァの絵が見れたことが一番の収穫。 お互いこんな趣味でこの2人、幸せだっただろうな。
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同名展覧会のカタログでもあります。 シュヴァンクマイエル氏の活動、有名なチェコアニメ『ALICE』に出てきたマリオネットが展示されていました。 シュルレアリズム運動との関わりもあり、その影響も感じるエロティシズム溢れる作品はフロイトの『快楽原則』のイメージもあります。
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