反自殺クラブ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
全作読んだうえで、 表題作の「反自殺クラブ」は、タカシが出てこない話の中でなら一番好きかもしれない。弱者を利用したり搾取したりするような、分かりやすい悪者が出てこない話。そういう悪者はタカシとGボーイズに死ぬほどビビらされるか制裁されるかすればいいけど、この話にはそんな奴は出てこない。スパイダーの行為が殺人幇助なのか救済なのか、何度か読み直したけどやっぱり分からない。コーサクが最期、安らかに逝ったことを願う。そして白木院長のその後が気になる。
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今回は全体を通していい作品が多かったと思いました。 作品ごとにマコトが成長していくのと、キングとの絡みが気持ちいいですね。
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IWGP5冊目。 風俗スカウトだったり、ロックミュージアムだったり、自殺プロデュースだったりと様々な問題を解決するマコト。 何者なんだって、ただの果物屋の息子なんだけれど、読んでいて楽しい。 こんな風に人に頼られて、解決できる人になりたいなぁと。
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今回は立ち向かう相手もマコトやGボーイズより格下が多く、比較的平和な1冊だった。『死に至る玩具』と表題作が印象的。中国工場の過酷な労働環境の実態を、発注元の日本企業に訴える少女の戦い。今でこそSDGsからエシカル消費が浸透してきているように感じるが、発刊当時はまだまだ下火だった...
今回は立ち向かう相手もマコトやGボーイズより格下が多く、比較的平和な1冊だった。『死に至る玩具』と表題作が印象的。中国工場の過酷な労働環境の実態を、発注元の日本企業に訴える少女の戦い。今でこそSDGsからエシカル消費が浸透してきているように感じるが、発刊当時はまだまだ下火だったように思う。消費者側から見えない部分をどう選択していくかは難しい。現実ではこうはいかないだろう企業の対応も良かった。表題作は軽く書かれているが、クラブの面々はもちろん、マコトも精神的ダメージは大きかっただろう。やり切れない展開。マコトはトラブルシューターの能力が高すぎる。本業にした方がいい。
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高校生の時に、新幹線に乗るのに本を買おうと駅のお土産も売ってるような売店でネーミングにつられてふと手に取った1冊。 ここから石田衣良さんのファンになった大事な1冊
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IWGP5作目。 安定安心の面白さ。マコトくんがかっこよすぎ。 石田衣良さんが大好きですが、その贔屓目を差し引いても、この方は旬のネタをいち早く見つけて小説にする能力に長けてる。でも、20年前の小説なのに、古さを感じず、むしろ今年の流行語にもなった地面師トラブルの題材も。 そ...
IWGP5作目。 安定安心の面白さ。マコトくんがかっこよすぎ。 石田衣良さんが大好きですが、その贔屓目を差し引いても、この方は旬のネタをいち早く見つけて小説にする能力に長けてる。でも、20年前の小説なのに、古さを感じず、むしろ今年の流行語にもなった地面師トラブルの題材も。 そして言葉の言い回しがイチイチ上手い。 キャラ設定も魅力的。 ワンパターンと言ってしまえばそれまでかもしれないけど、名探偵コナンとかドラマの相棒とか(よく知らないけど)、そんな領域かと。
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本作はGボーイズがあまり目立たなかった。 「スカウトマン・ブルース」、「伝説の星」、「死に至る玩具」この3章でタカシ、Gボーイズたちはしっかりと関わるのに存在感が薄い。 「スカウトマン・ブルース」ではマコトとメインキャラクターのタイチの価値観が似ていてサルくんとタカシの世話にはな...
本作はGボーイズがあまり目立たなかった。 「スカウトマン・ブルース」、「伝説の星」、「死に至る玩具」この3章でタカシ、Gボーイズたちはしっかりと関わるのに存在感が薄い。 「スカウトマン・ブルース」ではマコトとメインキャラクターのタイチの価値観が似ていてサルくんとタカシの世話にはなるんだけど、マコトとタイチがカッコよかった。もちろん出世頭のサルくんもカッコよかったよ。 「伝説の星」は後味が肩透かしでマコトの味が薄味だった。マコトが大人になり始めているのを感じた。 「死に至る玩具」はボーイズじゃなくガールズを初めて活躍させたお話で良かった。 マコトにはまだまだガキでいてほしいのにとても魅力的な男になっちゃてる。 このシリーズは最高だ。
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【2024年68冊目】 今作も真島誠が池袋を駆け抜ける――歩くだけで視線を奪うスカウトマン、往年のロックスターの大博打、人形に姉を殺された中国人女性、自殺を止めるため東奔西走する反自殺クラブとスパイダー。池袋ウエストゲートパークシリーズ第五弾。 シリーズを追うごとにどんどんとキ...
【2024年68冊目】 今作も真島誠が池袋を駆け抜ける――歩くだけで視線を奪うスカウトマン、往年のロックスターの大博打、人形に姉を殺された中国人女性、自殺を止めるため東奔西走する反自殺クラブとスパイダー。池袋ウエストゲートパークシリーズ第五弾。 シリーズを追うごとにどんどんとキャラクターにも深みがでて、面白くて仕方がない本作。誠が向き合う事件は面白いと表現しては不謹慎なものも多いのですが、物語の構成と魅力的なキャラクターを前にすると、やっぱり「面白い」というのが最初に口をついて出てしまいます。 五作目を読んで思ったのが、ちゃんと登場人物たちが日常を生きていることが丁寧に書かれているなということ。特に探偵業をしてもお金をもらうことはほとんどない主人公ですから、その他の部分がわからなければ、どうやって食ってんだろう?となって、途端に虚構感が強くなる。 けれど、誠の日常として、フルーツ屋という地に足つけた商売をちゃんとしているとこがきっちり描写されているので、本当に彼が送る池袋での日常の延長線上として、そして同じ世界に住む人間として物語に入っていけているのではないかなと思います。 きっと石田衣良さんの仕掛けてるポイントはそこだけではないんでしょうけれど。読む手を止められないシリーズです。
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このシリーズ積読5冊目。 スカウトマンズ・ブルース 感覚的にはドラマ版にありそうな内容の印象。 ヤクザ絡みの問題をトラブルシューターとしてマコトが一肌脱いで、ささっと解決してしまう感じです。 伝説の星 過去の栄光を糧にビッグドリームを叶え用とした結果、ヤクザに追われることになるスターを救う話。 マコトがこの先着るスーツはこの話で仕立てられたものなんでしょうか。 死に至る玩具 日本の玩具を作る工場の悲劇の真相を世に知らしめるため、メーカーという大企業と相対する。 十数年前の中国で起きてそうな労働問題を取り上げた話のようでした。 今は東南アジアからくる技能実習生に対象が変わっているだけで、日本の企業の闇は変わっていないように感じました。 反自殺クラブ 自殺に家族を奪われた3人と共闘して、自殺サイトの主を引き釣りだす。 この頃たしかに集団自殺とかが社会問題になっていたように思います。練炭とか、硫化水素とか・・・ 積読していると改めて日本の闇が様変わりしているんだなと思いました。
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スカウトマンズ・ブルース IWGPだなあって話 伝説の星 いつもと形成逆転の話 死に至る玩具 ニッキー人形の話 今の日本でも聞いた覚えがあるなあ 反自殺クラブ うーん重い。人が死ぬ話は好きじゃない
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