氷の華 の商品レビュー

天野節子(著者)

2009/10/04

いっきによめました。もともと米倉さんが演じるってことで想像が膨らんだので、最後まで面白く読めました。
是非読んでほしいです。
その上、筆者は還暦で初版ですので次回作も期待したくなりますね。

2009/10/04

この本は、凄く読みやすかった。
犯人は、最初の段階でわかってるのに
先の見えない展開、二転三転した展開
深まる疑惑・・・
読んでて早く先が知りたくてたまりませんでした！
まさか、突然かかってたきた電話の相手があの人だったとは・・・
この本は一気に読む方がいいかと思いますｗ

2011/09/04

一本の電話から始まる、金持ち奥様の転落劇。かなり、しっかり作りこまれた本格派。がっちり物語に取り込まれます。まちがいなく面白い。

2011/08/01

タイトルとジャケットを見たとき　てっきり恋愛モノだと思った。恋愛がらみではあるがれっきとした推理小説、刑事モノである。いわゆるセレブ主婦が陥ったワナ　そこには二重三重の嘘がからみついている。たった１本の電話で　殺人まで犯す　なぜか。プライド、嫉妬、そして罪の意識。欠けたることもないと思われるほどの暮らしをしている恭子の殺人と、復讐。すっごく面白い。一気に読みたくなる、中断が苦しい。けどやっぱり刑事モノというには、追い詰める側の刑事戸田が印象薄いか。

2009/10/04

ストーリー自体は、単なる男女間のもつれみたいなことですが、「人違い殺人？」という疑問を抱えながら読み進んでいくことになります。しかけられた巧妙な罠、謎が謎を呼び、まさしく推理小説って感じで、久しぶりに考えながら読みました。

2009/10/04

ある日、夫の愛人を名乗る女性から電話が来る。妻は激情に駆られ愛人を殺害。
しかし次第に疑問が・・・・・「本当に彼女は夫の愛人だったのか？」
・・・・・ストーリー的にはつまらなくは無いと思うんだけど、どうも入り込めませんでした。
文章かなぁ？？

2009/10/04

新人と思えないくらい筆致とプロットが安定している。こういう控えめな力強さはストライクゾーンのど真ん中なので、貪るように一気読みした。 三角関係に端を発した毒殺事件だが、遺体発見後からある疑惑につきまとわれる羽目になる。疑惑を発展させれば事件の陰に潜む恐ろしい企みへと飛躍するのだが、その可能性を知り得るのは読者のみ。一番ほしい情報は相手に握られているという情況の中、刑事と犯人は水面下の攻防を繰り広げるが、それが白熱すればするほど、単純な事件の構図がどんどん複雑な様相を呈してくるのである。 刑事の執念は凄まじく、読者が早い段階で到達した仮説に追いついてくる思考の流れは、なだらかで違和感なく非常に堅実。先は読めそうなのだが、どんな着地になるかは全く想像できないため、逆に読み進めるのが勿体無く感じていた。 ラストの展開やタイトルなど、キレイにまとめすぎた印象はあるが、それでも次回作を期待したくなる筆力は見事だと思った。