氷の華 の商品レビュー

天野節子(著者)

2011/10/15

女の嫉妬は怖いのだ・・・。しかもプライド高い人はもっと怖い・・・。
というか、気持ち的にブチ切れることが無いので、恐ろしや～と思うのみなのですが、こんな感想で良いのか？？？

2011/01/24

短絡的に殺人を起こした犯人が最初からわかっていますが、その後の展開がとても面白いです。
自分の感情にとらわれ、短絡的に殺してしまったと思い込んでいたというのに、そこに至るまでの悪意を感じる。
その悪意を逆手をとって、悪意で復讐していく…
犯人に思い入れが出来ない（同情できない）ところがまた、面白いと思いました。

2010/11/25

勧められて読んだみた
サスペンスの王道
瀬野恭子が最初は嫌なキャラだったのが
ドンドン惹きつけられていく

2010/07/30

長編ミステリです。
還暦にしてデビュー作という事ですがなかなか面白いストーリー

最初に犯人がわかってるけど続きが気になり
一気読みしてしまいました。
ドラマ化もされてます♪

2010/06/09

誰かを殺してまで、
守りたいものはなんですか？

…という本の帯の問いかけに思わず惹かれてしまう1冊。

最近ミステリーって面白いな、と思い始めた時にこの作品。
展開がコロコロと変わり、構成の巧みさにドキドキしてしまいます。
ストーリーが進めば進むほど、
今まで「？？？」だったことが1つ1つ解明されていき、
色々な場面に伏線が張り巡らされていたことに気が付きます。

また、少しだけネタバレになってしまいますが、
最初から犯人がわかっているという設定？手法？なので、
読み手も、主人公も、一緒に「おや？」っとなります。
単純な、男女のもつれから発展する殺人事件ではない…ですね。

東野圭吾さんの「白夜行」の雪穂も結構な悪女でしたが、
「氷の華」の恭子(主人公)も負けず劣らずな悪女。

"誰かを殺してまで、守りたいものはなんですか？"の答えが分かると、
女性の怖さを改めて感じてしまいます。

2009/11/05

瀬野恭子は夫の愛人という関口真弓からの突然の電話を受け、殺人を計画する。
犯人は最初からわかっていながら、もしかしたら、この電話こそしくまれた罠じゃないかと思い始める。
一番最初に疑われるはずの夫瀬野隆之は海外出張で犯行は不可能。次に疑われるはずの恭子にはアリバイが。
本当の殺人事件の捜査もこんな風におこなっているのだろうか？複雑な人間関係が絡み合って、それがつながっていく。
そしてまたもうひとつの殺人事件へ。
一般人はたぶんほとんど刑事と話をする機会がないと思う。それなのに、どの登場人物も刑事の扱いには慣れている。そして「どうぞ」と部屋にとおしてしまう。私だったら、ぜったいに玄関先で対応して帰ってもらう。
殺人はめんどくさい。逃げたり隠れたりしないとならないし。
東京の練馬区周辺のこまかい地名がたくさん出てくるので、興味深かった。

2021/03/27

テレビドラマになった小説。
決して読むのが早い方ではない私が、ガーーッと一気に読んでしまったくらいおもしろい。
いろんな人の心情が交錯するサスペンスは、好きだなぁ。
どこまでもしたたかな恭子と、疑いを拭い去れない刑事。
満足です。

2009/10/04

去年ドラマで放送されましたね。
義理の父が「面白かったよ」と貸してくれたので読んでみました。

ええ〜っ？！な結末です。

一晩で一気に読みました。
途中でやめられないんです。

2009/10/04

結婚１２年目の隆之と恭子は、誰もが羨む夫婦生活を送っていた。
ある日、恭子のもとにかかってきた、夫の愛人と名乗る女からの電話。
そこで告げられた事実が、彼女を殺人へと駆り立てる。
計画通り犯行に及んだ恭子だったが、ある疑念を抱き始める。
私が殺したのは、本当に夫の愛人なのか―。
そして、もうひとり。この事件を不審に思うベテラン刑事・戸田。
二人の壮絶な闘いが始まる。

2009/10/04

普通の主婦である主人公が、夫の浮気を知り、その相手を殺そうと決意する所から物語りは始まります。
自分が犯した殺人という行為を隠そうとする主人公と、それを暴こうとする刑事。そして、なんだか裏がありそうな夫。
この三者の織り成す思惑が、絡み合って話が展開していきます。

結末は･･･意外と展開が読めちゃってあれなんですが、私は主人公に感情移入をしちゃったので、完全犯罪頑張れ！（笑）って読んでました。特に凝った作品という印象は無いのですが、面白かったです。