終りなき戦い の商品レビュー
以下、感想。 一人の兵士の視点から、異種族間戦争を描いている。全体的にあっさりした印象。ウラシマ効果も合間って、戦争に翻弄される男の孤独、虚無感を感じた。
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ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞作品。解説には、「『終わりなき戦い』はこのように政治色、モラルをのぞき、戦争とそれに従事する人間だけを描き出したものである。純粋に戦争と兵士だけを抽出して、抽象化できた作品―これは他の分野の小説ではできない。SFの効用の一つといっていいだろ...
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞作品。解説には、「『終わりなき戦い』はこのように政治色、モラルをのぞき、戦争とそれに従事する人間だけを描き出したものである。純粋に戦争と兵士だけを抽出して、抽象化できた作品―これは他の分野の小説ではできない。SFの効用の一つといっていいだろう」とある。 ハッピーエンドなのかどうかは微妙。たぶん、戦いとは無意味なものですねという話。
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著者が、ベトナム戦争帰還兵である事を理解した上で本作を読むと、 深い部分が見えてくる。 戦闘シーンは純粋に SF として楽しめる。 1975 年 ネビュラ賞長編小説部門受賞作品。 1976 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。 1976 年 ローカス賞長編部門受賞作品。
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ウラシマ効果による悲哀 無理解による目的なき争い 新化と発展から取り残される戦場 ジョニーじゃないけど戦争に行った
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僕が今まで読んだSF小説の中で一番好きな本かも。 謎の異星人と人類が闘うというSFの定番な設定なんですが、主人公が戦場を移動するためワープしている間に地球では何十年、何百年と時が経っていて社会や文化がトンチキになってくのが面白いんですな。
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トップをねらえのもとネタだったり、いろんなところに影響を残したSF。傑作。 そりゃそうと、もともと泥沼のベトナム戦争を揶揄してかかれた作品だけど、そのままイラク派兵の自衛隊にも当てはまりそうで、実際の戦争のほうが終わり亡き戦いって感じがして何とも。
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「ベトナム」体験後の「宇宙の戦士」と説明される事の多い本です。 機動歩兵ものは結構数が出ていると思うのですが、ハインラインのやつとこれは読んでおいて損は無いと思います。
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異星人との泥沼の戦記。 が、しかし、読後感は完全なSFという希有な一作。 トップを!・・・・・・・・まぁいい。
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異星人との戦いとウラシマ効果がストーリーの二大柱。何のために戦っているのかという、泥沼戦争のバカバカしさをSFという設定で書いたもの。結構おもしろかった。
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