ちきゅう の商品レビュー
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「ちきゅう このおおきなのりものにのって、ぼくたちは うちゅうをたびしている。」 この絵本を開いた瞬間、子どものようにわくわくしました。宇宙船に乗って、広大な宇宙を旅しているような感覚に包まれたからです。 作者のG・ブライアン・カラスは、科学的な事実に基づいて地球の姿を描いています。昼と夜が生まれる理由、四季の変化、地球の公転……。しかし、彼の言葉は硬く冷たいものではなく、温かく、そしてどこか詩情にあふれています。まるで優しいおじいちゃんが、孫に語りかけるように、地球の神秘を語りかけてくれるのです。 この絵本の一番の魅力は、地球のスケール感を、子どもにも分かりやすく伝えている点です。地球が宇宙の中でどれほど小さな存在なのか、そして同時に、地球がどれほど大きな存在なのか。作者は、美しいイラストと、やさしい言葉で、この矛盾を鮮やかに描き出しています。 また、この絵本は、地球に住むことの喜びを教えてくれます。太陽の光、風の香り、雨の音……。作者は、これらの自然現象を、単なる科学的な事象としてではなく、生命の源として描いています。ページをめくるたびに、地球という存在のかけがえのなさを実感できます。 「ちきゅう」は、科学絵本でありながら、同時に、美しい物語でもあります。この絵本を読んだ子どもたちは、きっと地球という星に対する好奇心を深め、そして、地球を大切にする心を育めるのではないでしょうか。
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〝「地球」この大きな乗り物にのって、ぼくたちは宇宙を旅している・・・地球はコマのように回転しながら、太陽の周りを大きく回っている。昼間、太陽の光は眩しくて暖かい。夜がちかづくにつれて、影がながく延びる。夜が始まる。地球が回転して、ぼくたちは太陽の光が届かないほうに来たんだ。星の輝く宇宙が見える・・・そしてぼくたちは、明日のことを夢みる・・・〟絵本作家<G.ブライアン・カラス>の優しさの溢れる、のどかな絵本。 (ON EARTH)
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8歳〜。 科学絵本。 親としてはぜひとも子どもに読んで、学んでほしい内容。 絵はよいです。 親目線でこのタイプの本を読むとよく思うことですが、子どもを惹きつける面白さにもう一工夫ほしい。
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購入本。3歳を過ぎ、季節、影、昼と夜、月などに興味が広がる。分かりやすいイラストで3歳児に森羅万象を教えてくれる良本。
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読み聞かせ 5分弱。 時間調整用に持って行きました。 ぼくたちは地球という乗り物に乗って宇宙を旅している。 地球が太陽を一回りすると1年。 1日1日、ひと月ごとに、ぼくたちはみな成長していく。 地球は引力で僕たちをつなぎ止めている。 しずかにゆっくりとぐるりぐるり、ぼくたちは地...
読み聞かせ 5分弱。 時間調整用に持って行きました。 ぼくたちは地球という乗り物に乗って宇宙を旅している。 地球が太陽を一回りすると1年。 1日1日、ひと月ごとに、ぼくたちはみな成長していく。 地球は引力で僕たちをつなぎ止めている。 しずかにゆっくりとぐるりぐるり、ぼくたちは地球に乗って宇宙を進んでいるんだ。 *** 地球の自転、公転を通じて季節の変わりを解説する簡単な化学絵本です。 大きな絵と、シンプルな説明で分かりやすいです。
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今まで読んだ地球をテーマにした絵本の中で一番わかりやすかった。アニメ「しまじろう」のOP主題歌に出てくる地球を思い出した。
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読み聞かせに。3分。科学の視点から私たちの生活と成長を見る。絵がおおらかで大きく明るい。文章は短く生き生きと語られる。4年生以上
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3歳を過ぎ、季節、影、昼と夜、月などに興味が広がる。分かりやすいイラストで3歳児に森羅万象を教えてくれる良本。
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[墨田区図書館] 1年生への読み聞かせで使ったけれど、よくある太陽と地球の関係を分かりやすい絵で紹介した良著です。
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旅 「うちゅうをたびしている」詩のような説明文がとってもGOOD!金冠日食を見た時にこの絵本にあるフレーズがマッチしました。子どもはプラネタリウムを見た後にこの本がとってもよくわかると話してました。ちきゅう・たいよう・つき はかりしれない宇宙のことが素敵なコトバで表現され、身近な影を描いて季節を伝え、引力や自転をわかりやすく伝え、とても印象に残る科学絵本だと思います。
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