壁男(文庫版) の商品レビュー
第1部だと表題作より、ご近所さんで夜な夜な開催される町内会サバトを描いた『ブラックマジックウーマン』が好き。第2部は、『夢の木の下で』『遠い国から』『カオカオ様が通る』とどれも面白い。奇妙な世界観での人々の暮らしが実に興味深い。
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結局 読み終ても壁男とはいったい何なのかはわからない。しかも壁女までゐる。 商用だか観光だかで旅をするをっさん(多分)の前に、いろいろが出る話。けっこう面白い。
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遠い国からのシリーズが面白い。特にカオカオ様がすごすぎ。異民族の奇妙な風習を淡々と、時に少しうらやましそうに眺める異邦人の「私」。シュールさの中に妙に世界の本質をついてるような気配もあって、諸星作品の奥深さを改めて感じました。 折りにふれて読み返したくなりそう。
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今より少々昔の漫画の世界。 表題作の壁男を含め、様々な日常SFが描かれる。 しかも、その作品すべてが面白い。 世界観の設定や各ポイントでの絵の迫力、情景がありありと思い浮かぶ文章描写力。 何度も何度も読みたいと思えるような味のある作品群。 特に、本書の最後に収録されている旅...
今より少々昔の漫画の世界。 表題作の壁男を含め、様々な日常SFが描かれる。 しかも、その作品すべてが面白い。 世界観の設定や各ポイントでの絵の迫力、情景がありありと思い浮かぶ文章描写力。 何度も何度も読みたいと思えるような味のある作品群。 特に、本書の最後に収録されている旅行者の物語群は独特な絵ともあいまって、実際に旅行をしているかのような臨場感が味わえる。 また、手元にある人は是非表紙を剥がしてみてほしい。
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「壁男」「夢の木の下で」等、 毛色は違えども“壁”を巡るお話。 「ブラック・マジック・ウーマン」(爆笑☆)も然り。
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壁に暮らす謎の生き物、壁男。 自分の部屋の壁に壁男が住んでいると感じ始める男は、気が狂っているのか、それとも壁男は実在するのか。 人間の妄想の恐ろしさを描く諸星大二郎の作品。
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幻想譚を収録した短編集。 表題作の「壁男」を含む「第一部」はさほどでもなかったが、「夢の木の下で」以降の「第二部」がともかく秀抜。 主人公である「私」が旅先でさまざまな民族やその奇妙な風習に出会うことで物語が展開していくが、特に何の影響も受けず、また与えずに、ただ観察し通り抜け...
幻想譚を収録した短編集。 表題作の「壁男」を含む「第一部」はさほどでもなかったが、「夢の木の下で」以降の「第二部」がともかく秀抜。 主人公である「私」が旅先でさまざまな民族やその奇妙な風習に出会うことで物語が展開していくが、特に何の影響も受けず、また与えずに、ただ観察し通り抜けて行くのみという寂寞とした旅情が物悲しさをそそる。 しかし、変な民族とか風習とかよく思いつくなぁ。凄い想像力だ。 余談だが、この本は装丁も素敵。 表紙の壁男の絵や即物的な印象を与えるフォントも良いが、そのカバーをめくるとコンクリート打ちっぱなしのような表紙が現れるようになっており、出版社のサービス精神が感じられる。
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素晴らしき短編集。表題作「壁男」ももちろんおもしろいが、「夢の木の下で」は、日本には手塚治虫だけじゃないんだぞ、と強く言いたい作品。 それとなんといってもカオカオ様!! つげは夢のなかの世界をそのまま描き、手塚は 現実を夢にする作品を描き、そして諸星は夢を描く。 美しいものを見て...
素晴らしき短編集。表題作「壁男」ももちろんおもしろいが、「夢の木の下で」は、日本には手塚治虫だけじゃないんだぞ、と強く言いたい作品。 それとなんといってもカオカオ様!! つげは夢のなかの世界をそのまま描き、手塚は 現実を夢にする作品を描き、そして諸星は夢を描く。 美しいものを見て、死ぬほど感動した瞬間に自殺することがなによりも素晴らしい死に方とされている世界。 よく「頭のなかで考えているうちは、みな名作なのだ」という言葉があるが(パタリロだけど) 諸星は頭のなかで考えたことをそのまま作品にする力を持つ、恐ろしいマンガ家だと思う。
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表題の「壁男」もどこかで文章で読んだ気がする。 諸星大二郎は、クトゥルー神話をベースにしてると ウィキペディアに書いてた。 「太古に地球を支配していたが現在は地上から姿を消している、 強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が 現代に蘇るというモチーフを主体とする。」
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再読 「夢の木の下で」の文庫本版(+ブラックマジックウーマン) 映画『壁男』上映に向けてということだったんでしょう。 壁男(part1-3) ブラック・マジック・ウーマン 鰯の埋葬 会社の幽霊 夢の木の下で 遠い国から カオカオさまが通る ナムル山紀行 荒地にて (夢の木の下...
再読 「夢の木の下で」の文庫本版(+ブラックマジックウーマン) 映画『壁男』上映に向けてということだったんでしょう。 壁男(part1-3) ブラック・マジック・ウーマン 鰯の埋葬 会社の幽霊 夢の木の下で 遠い国から カオカオさまが通る ナムル山紀行 荒地にて (夢の木の下で〜荒地にて、は無口な旅人が放浪するという内容の短編連作。) わりと諸星作品の中では読みやすい「壁男」と「カオカオ様」が入っている。 一番好きな作品は「会社の幽霊」。最後のオチが楽しすぎて大好き。 友達氏のコメント 「それだけって感じだね。なのによくこれを短編としてまとめたね」 本当にそんな感じです。教訓とか、感動とかを求めて読む本ではない が、不思議な余韻を残す作品集。
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