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新本格もどき の商品レビュー

3.1

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2019/10/05

新本格ミステリ好きには思わずニマニマしてしまう仕掛けが色々と施された作品集。個人的には「三、四、五角館の殺人」と「双頭の小悪魔」が好きかな。それぞれそんなに長くはないので謎もわかりやすいものばかりだけれど中々楽しかった。

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2018/08/18

「もどき」を楽しむ。元ネタはどれも読んだことがあるけれど、はっきり記憶に乗っているうちだったらより楽しめたかも。「三、四、五角館の殺人」が一番楽しめたかな。

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2017/09/22

記憶喪失の吉田さんは、ミステリマニアの店主が作るカレーライスを食べると、新本格の探偵たちになりきってしまう。 本家を熟知してたら何倍も楽しめたのだろうなぁと。 最後はちゃんと、記憶喪失の謎も解けたのだけど イマイチわからないオチが多くて残念。

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2016/06/19

有名な国内ミステリのオマージュ。短編集。 もとの作品を知っていたほうが楽しめそう。 各話冒頭のミステリ議論が面白いと思う。

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2014/07/05

新本格作品を”もどいた”連作短編集。 記憶喪失の男が、カレー屋でミステリマニアの店主と事件について議論しているうちに新本格に登場する様々な探偵になりきって推理を展開し始める、という変な設定が面白い。 パロディの元となっているのは綾辻行人、法月綸太郎など新本格の有名作家ばかりだが、...

新本格作品を”もどいた”連作短編集。 記憶喪失の男が、カレー屋でミステリマニアの店主と事件について議論しているうちに新本格に登場する様々な探偵になりきって推理を展開し始める、という変な設定が面白い。 パロディの元となっているのは綾辻行人、法月綸太郎など新本格の有名作家ばかりだが、ミステリとしては独立しているとはいえ、本家の探偵を知らないと面白さは半減かもしれない。

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2013/10/01

☆3.8 記憶喪失の吉田さんは、ミステリマニアの店主が作るカレーライスを食べるたび、新本格ファンなら思わずにやりとするあの探偵やこの探偵になりきってしまう。しかしその推理は・・・。 この人の本、あまり読んだことがないので「ニヤリ」はできなかったなぁ。キャラクターを知ってたらもっ...

☆3.8 記憶喪失の吉田さんは、ミステリマニアの店主が作るカレーライスを食べるたび、新本格ファンなら思わずにやりとするあの探偵やこの探偵になりきってしまう。しかしその推理は・・・。 この人の本、あまり読んだことがないので「ニヤリ」はできなかったなぁ。キャラクターを知ってたらもっと楽しめたんだろうけど。

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2013/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新・新本格もどき、と読む順番は前後したが、結局「もどく」難しさを実感しただけだった。 ネタバレができないPj全力でもどけない、のではないか。 せいぜいが舞台を似せたり、登場人物の名を語るくらいだ。 企画を非難する気は毛頭ない。実に新鮮なチャンレンジだと思うからだ。 本としての発売は難しいかと思うが、是非ネタバレ全快のパロディを読んでみたい。

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2013/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 出た当時(2007年)に買ったまま置いてたんですが、これ、あれね、帯がむしろ嬉しいね。もどかれた側からの直筆コメントがあるやつ。  綾辻、法月、我孫子、歌野、倉知、山口、有栖川と、新本格作家の作品をそれぞれモチーフにした短編が七つ。探偵役も、それぞれの作家の探偵を「もどいて」あって、元ネタを知っていれば小ネタがとても楽しめる。大体読んでたけど、倉知、山口あたりが抑え切れてないかな。  けど、なんだろう、短編のくせに読み終わるのにすごい時間がかかったんだなぁ。たぶん、もともと霧舎の文章や文体が合わないんだと思う。読めはするし、ミステリとしてもちゃんとしてると思うんだけど、なんだろうなぁ。  短編の中でちゃんと謎を展開しつつ、パロディを組み込むってなかなか難しいよね。一冊の本としてもちゃんと筋があって、オチもあったので力量はある作家だと思います。うん、ただ、合わないっていうか、はっとするものに欠けるという印象。個人的に。丁寧にまとまりすぎてるのかもしれないなぁ。  山口もどきの「13人目の看護師」が一番面白かったです。中身も凝ってたし、オチもね。  抜粋、「人形は密室で推理する」より。マスターと吉田さんのミステリ議論はなかなか面白い。 「それは推理小説以前の問題です。《本格》のルールを知らない人は、推理小説を書いてはいけないのです。出版社もそういうミステリ風味の物語を推理小説として売ってはいけません」

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2013/03/17

 最初は「は?」と思ったのだけれど、読み進むとにやにやする。  しかし、新本格も「古典」として取り扱われるくらいに古くなったのね。  ミステリマニアってすごい。

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2013/03/03

(収録作品)三、四、五角館の殺人/二、三の悲劇/人形は密室で推理する/長い、白い家の殺人/雨降り山荘の殺人/13人目の看護士/双頭の小悪魔

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