吸血鬼・火星の運河・虫 の商品レビュー
はい、というわけで江戸川乱歩の『吸血鬼』でございますよ 前作(でもないんだが)『魔術師』で運命の出会いを果たした名探偵・明智小五郎と、後の明智夫人で助手の文代さん、そして小林少年が揃い踏みの名作でございます この作品、小林少年が活躍する『怪人二十面相』の六年前に書かれてて、実...
はい、というわけで江戸川乱歩の『吸血鬼』でございますよ 前作(でもないんだが)『魔術師』で運命の出会いを果たした名探偵・明智小五郎と、後の明智夫人で助手の文代さん、そして小林少年が揃い踏みの名作でございます この作品、小林少年が活躍する『怪人二十面相』の六年前に書かれてて、実は彼の初登場作品なんですが、まぁ乱歩は時系列とか人間関係とかけっこう適当に書いてますからね このときも、たぶんなんか適当に思いついて登場させたんでしょうな 絶対、先々のことなんか考えてません で、事件解決後には明智小五郎と文代さんが結婚するんですが、その後、明智の結婚生活が描かれることはほぼなく 後の作品を読むと、もう独身にしか見えなかったりするし…… 実はひそかに離婚してたんじゃねーかっていうね まぁ、このへんの適当さが、乱歩の魅力でもあるんですがね さてさて、中身ですよ 今読むとね、まぁまぁ陳腐なところもあるんだけど、それでもやっぱりこの雰囲気?淫靡さはね、ツンと来ますよ そして乱歩を読み返して思うのは、やっぱりこれですよ 探偵小説の最大の敵はDNA鑑定よな DNA鑑定あったら2ページとかで事件解決しとるもん
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【収録作品】 吸血鬼(1930年発表) 火星の運河(1925年発表) 虫(1929年発表)
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