かく戦い、かく死す の商品レビュー
戦国武将の生と死に焦点を当てた短編集。テーマがしっかりしていたのでとても読み易かった。個人的には北畠具教、武田信豊などマイナーな武将に焦点を当てた作品が面白かった。
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「殺生関白」豊臣秀次の悪行が「忠直卿行状記」と「駿河城御前試合」をミックスしたようで、心胆寒からしめる。
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斎藤道三、北畠具視、武田信豊、明智光秀、豊臣秀次、直江兼続と戦国武士、明智光秀についての8編の短編集。卜伝から一の太刀の伝授を受けた北畠具視が今まで触れたことがなかった人で新鮮だったこともありますが、卜伝の息子たちの話に絡めた展開が美味でした。
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立身のためには自分の妻さえ売り、主君を平然と裏切った道三。残虐極まる行為を異様な執念で積み重ね、ついに戦国の雄となった男の生きざまを鮮やかに切り取る「斎藤道三」、上杉景勝が放った忍者・才蔵と、秀吉を主君と仰ぐ佐助が、天下を覆す策謀をめぐらす「明智光秀」など、戦国を思うがままに生き...
立身のためには自分の妻さえ売り、主君を平然と裏切った道三。残虐極まる行為を異様な執念で積み重ね、ついに戦国の雄となった男の生きざまを鮮やかに切り取る「斎藤道三」、上杉景勝が放った忍者・才蔵と、秀吉を主君と仰ぐ佐助が、天下を覆す策謀をめぐらす「明智光秀」など、戦国を思うがままに生きた侍たちの物語を独自の面白さで描く。「武田信豊」、「北畠具教」などあまり知られていない武将の話も読めて良い。
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