王様は裸だと言った子供はその後どうなったか の商品レビュー
久しぶりに森達也の本を読んだ。調べてみると、彼の本は、1年4か月前に『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』を読んだのが最後であった。 本書はその内容のせいか、話し言葉で書かれていることに違和感がある。読者に考えることを促すような独特の文体を期待していたために、やや肩透かしにあっ...
久しぶりに森達也の本を読んだ。調べてみると、彼の本は、1年4か月前に『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』を読んだのが最後であった。 本書はその内容のせいか、話し言葉で書かれていることに違和感がある。読者に考えることを促すような独特の文体を期待していたために、やや肩透かしにあったような印象を受ける。
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大人になってから童話を読んで、それはさぁ・・・と突っ込みたくなることはある。またニュースをみて、ニュース解説には収まらないぼんやりした疑問を感じることもある。両方を結びつけて読ませる趣向というのは、なかなか楽しかった。泣ける童話をブラックに揶揄するってのもまぁ、オトナノ楽しみかも...
大人になってから童話を読んで、それはさぁ・・・と突っ込みたくなることはある。またニュースをみて、ニュース解説には収まらないぼんやりした疑問を感じることもある。両方を結びつけて読ませる趣向というのは、なかなか楽しかった。泣ける童話をブラックに揶揄するってのもまぁ、オトナノ楽しみかもしれないね。 裸の王様や桃太郎、赤ずきんちゃん、幸福の王子などなど、子どもの頃に慣れ親しんだ童話を題材に、あれこれ考察する。本書には連載時にあった『星の王子さま』や『パンドラの箱』『うそつきの子ども』が割愛されているそうな。テーマが重複するからということだけど、いずれ読んでみたいな。
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- ネタバレ
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王様は裸だ!と指摘したその後がより悲惨な状況になってるてのは辛いな〜(^_^;) 実際問題としてどうなんだろな…欺瞞のままに忖度して誰も何も言わない方がいいのか…う〜ん… でなかったら都合よく担ぎ上げられたりするってことかな〜う〜ん… 蜘蛛の糸面白かった。
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童話をベースにした風刺ものかな。 発想は面白い。いろんな話で考えられそう。 「蜘蛛の糸」の話は笑った。
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子供のころに誰かに読んでもらった物語を大きくなって読み直したら意外と矛盾を孕んでいたり中途半端に終わっていたりすることに気づく。本書はそんな物語を勝手に拡大解釈して結末を付け加えてみたもの。完全に作者の妄想なのだけれど、自由な発想がなかなか面白い。自分でも勝手に結末を妄想してみた...
子供のころに誰かに読んでもらった物語を大きくなって読み直したら意外と矛盾を孕んでいたり中途半端に終わっていたりすることに気づく。本書はそんな物語を勝手に拡大解釈して結末を付け加えてみたもの。完全に作者の妄想なのだけれど、自由な発想がなかなか面白い。自分でも勝手に結末を妄想してみたら物語は何通りにでも楽しめるかもしれない。
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ここのところブクログというものを利用して読書記録を残している。 できるだけ粗筋を書かないように、 できるだけ作者の意図を汲み取らないように、 自分が感じたことだけをかけないものかと、 やってみていたりする。 もちろん作者の意図を汲み取るような読み方も面白いものです。 さてこ...
ここのところブクログというものを利用して読書記録を残している。 できるだけ粗筋を書かないように、 できるだけ作者の意図を汲み取らないように、 自分が感じたことだけをかけないものかと、 やってみていたりする。 もちろん作者の意図を汲み取るような読み方も面白いものです。 さてこの本はそんな話にちょうどいい。 森達也さんが古典の童話等に独特な視点で解釈を加えている感じですね。 本を読んで何を感じるかは自由だ 好きにしていいんだってね。 人間生きていれば社会性は必ず必要です。 その社会性のなかには過剰なものが多いのでないでしょうか。 もっとフラットな自分の見方を発露していいんだとおもう。 そんな感じ。 おかげで、どんどん変な人と思われちゃいますけどね。 ははは(苦笑)
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誰もが知っている15の物語に託した。痛烈パロディ 話題の映画監督・ドキュメンタリー作家の森達也が、誰もが知っている古今東西の十五の物語を、痛快にパロディー化! 急速にムラ化しつつある現代社会に、男と女の深遠に、ふてぶてしく、無遠慮に切り込み、その特質と異常性そして切なさを浮き彫り...
誰もが知っている15の物語に託した。痛烈パロディ 話題の映画監督・ドキュメンタリー作家の森達也が、誰もが知っている古今東西の十五の物語を、痛快にパロディー化! 急速にムラ化しつつある現代社会に、男と女の深遠に、ふてぶてしく、無遠慮に切り込み、その特質と異常性そして切なさを浮き彫りにしていく。毒気たっぷりの風刺精神とユーモアセンスにあふれる、独創的な現代日本論。 ------ たまたまであった森達也の本。その内容があまりにも染み込んできて、図書館で借りてみた1冊。 本当ならエッセイ分野にいれるんだけど、この人の本はこれからたくさん読んでみたいので筆者別に入れてみた。 で、この本。 最初に出会った本ほどの印象はなく、パロディと皮肉感が強すぎてあまりはまらない内容だった。 理解できる部分は多くて、童話や物語をうまくつないでたけれど、やっぱりこの人に触れるには、きちんと考えがかかれた本のが最適だな。
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面白すぎる。 でも、面白すぎてもっと若い時に読んでいたら、メンドクサイ奴ってことで友達減ってた気がする。 そして、森先生の息子さんもさすがに鋭い。 これも座右の書に決定だな。
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話があちこちに飛んでしまうところはあるものの、童話などの話から飛躍させて裏の裏を想像する手法が面白かった。芥川龍之介の猿蟹合戦の手法をさらに輪をかけたような内容になっている。 とは言うものの、全体的に飛躍していく方向がだいたい同じ系統になってしまっているのが少々残念。でもまぁ大団...
話があちこちに飛んでしまうところはあるものの、童話などの話から飛躍させて裏の裏を想像する手法が面白かった。芥川龍之介の猿蟹合戦の手法をさらに輪をかけたような内容になっている。 とは言うものの、全体的に飛躍していく方向がだいたい同じ系統になってしまっているのが少々残念。でもまぁ大団円な方向にもっていかないところが逆に良かったと思う。 いわゆる雑学的なものを求めている人は読んでも意味がない。おとぎ話などからいかに想像して裏を考えるかが楽しめる人なら、とても楽しめる。
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