もったいない話です の商品レビュー
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もったいない話です 赤瀬川さんの発想は保守的な語り口に隠れてしまうことがありますが、とてもラディカルです。今回のエッセイは、"もったいない"という切り口から、貧乏と貧乏性、日本文化論から宇宙までを鮮やかに切ってみせてくれます。 各コラム間で多少の重複はあるところは難点ですが、どのお話も九十度ほど視点がずれているのでハッとすることも多いです。 竹蔵も貧乏性なのでバイキングのお話しには思わず頷いてしまいました。「沢山食べ過ぎると卑しく思えて自己嫌悪。余り食べないと損をした気がしてしまう」という損な性格です。 ラディカルでいてほんわかしている、こんな雑文が書けたら嬉しいなと思います。 竹蔵
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赤瀬川原平(1937.3.7~2014.10.26 享年77)著「もったいない話です」、2007.8発行。著者は、人間と猿の違いは「もったいない」という感覚の有無と説きますw。もったいないの裏側にあるのは貧乏性。貧乏性のもとは貧乏だが、本当の貧乏の中では、貧乏性の本質は貧乏そのも...
赤瀬川原平(1937.3.7~2014.10.26 享年77)著「もったいない話です」、2007.8発行。著者は、人間と猿の違いは「もったいない」という感覚の有無と説きますw。もったいないの裏側にあるのは貧乏性。貧乏性のもとは貧乏だが、本当の貧乏の中では、貧乏性の本質は貧乏そのものに隠れて見えてこない。その貧乏がほどけて、少し人並みになったところで、少しずつ貧乏性がその本性をあらわしてくる。貧乏性が思想にまで高められた「もったいない」。
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読了。 「もったいない話」が金ピカの装丁という時点で只者ではない。「もったいない」性分の話を脱力系で書きながらどこかで「チクリ」っとくる。あまり痛くない、気づかぬうちにやられている。この文章力こそ「老人力」か?
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赤瀬川さんの路上観察「考現学」の話が好きだった。で、久しぶりにエッセイを読んでみた。うむ。さすが老人力を備えたおしただけあるなぁ。同じ話を何度もしたり唐突に話題が転換したり…でも基本的には好きだよ、赤瀬川センセ。
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また輪ゴムの話なんかして・・・(笑)と思いつつ、 やっぱゲンペさんはいい。 http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-649.html
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はじめの方はワタシなんかは日常化している、 グレープフルーツの食べ方を見て、 (なんてしょぼい内容なんだ)と思って読むのを辞めようかと思ったけど、 『もったいないの半分は、自然を畏敬する気持ち』 から、アメリカなどにはない、日本独特の考え方 というあたりでふむふむと感心し、 最後...
はじめの方はワタシなんかは日常化している、 グレープフルーツの食べ方を見て、 (なんてしょぼい内容なんだ)と思って読むのを辞めようかと思ったけど、 『もったいないの半分は、自然を畏敬する気持ち』 から、アメリカなどにはない、日本独特の考え方 というあたりでふむふむと感心し、 最後には宇宙にまで話は及ぶ 実はワタシももったいない心の持ち主 片付けなければいけない数々の物たちに日々頭を悩ませているのでした
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