カタコンベ の商品レビュー
ケイビングと言って鍾乳洞などの洞窟探検をするアウトドアスポーツの話です。 新たに発見された未開の洞窟探検、崩落で道がなくなるアクシデント、脱出、と世の男性の冒険心をくすぶられる設定です。 誰も知らない鍾乳洞の調査に向かうが落盤で出口が塞がれてしまいます。更に奥に進み違う出口を探す...
ケイビングと言って鍾乳洞などの洞窟探検をするアウトドアスポーツの話です。 新たに発見された未開の洞窟探検、崩落で道がなくなるアクシデント、脱出、と世の男性の冒険心をくすぶられる設定です。 誰も知らない鍾乳洞の調査に向かうが落盤で出口が塞がれてしまいます。更に奥に進み違う出口を探すと以前に誰かがいたような痕跡を発見する。そして誰も足を踏み入れていないはずの洞窟に謎の白骨死体。過去にここで何か事件があったのか。台風のせいで水が迫ってきており脱出リミットは3時間半。しかし人間の手によるような事故で仲間が死んでいく。過去の事件の関係者が仲間の中にいるのか? といったようなハラハラする展開ばかりです。
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未踏の洞窟なんて怖さMAXに決まってるじゃん……と思いつつそれを超える驚きはなかったので星3つです。
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―――水没するまでのタイムリミットは約5時間。 それまでに洞窟に閉じこめられた調査隊を助け出さなければ―。 「もう同じ過ちは繰り返さない」 強い決意を秘めたケイブダイバー東馬亮は、単身救助に向かう。 大きな闇に包まれた洞窟には、5年前の事件の真相と、殺人犯が潜んでいた。 ...
―――水没するまでのタイムリミットは約5時間。 それまでに洞窟に閉じこめられた調査隊を助け出さなければ―。 「もう同じ過ちは繰り返さない」 強い決意を秘めたケイブダイバー東馬亮は、単身救助に向かう。 大きな闇に包まれた洞窟には、5年前の事件の真相と、殺人犯が潜んでいた。 フィーリングで選んだ新規開拓、神山祐右 デビュー作にして、このストーリーの作り込みと語り口なんかは凄いと思う でも、動機やらそれぞれの人物の描写が少ないからちょっと物足りなかったな ま、これからに期待ってことで
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洞窟を探検するケイバーの物語。 専門用語もいっぱいでてきた。 江戸川乱歩賞受賞作としてはちょっと拍子抜けしたかな。 なんか小説で読むよりかは映像で見たほうがおもしろいかも。
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うーん。 江戸川乱歩賞受賞、という帯に惹かれて(結構権威に弱い)購入。 ブックオフにて105円だったし。 でも正直あまり、かなー。 江戸川乱歩賞を初めて意識したのは、藤原伊織のテロリストのパラソルだったと思う。 野沢尚の破線のマリスや、新野剛志の8月のマルクスとかあのへん。 ...
うーん。 江戸川乱歩賞受賞、という帯に惹かれて(結構権威に弱い)購入。 ブックオフにて105円だったし。 でも正直あまり、かなー。 江戸川乱歩賞を初めて意識したのは、藤原伊織のテロリストのパラソルだったと思う。 野沢尚の破線のマリスや、新野剛志の8月のマルクスとかあのへん。 すごく好きな作家さんとして他の本も読むくらいだったから、 ケッコウこの賞、信じていたところはあったのだが。 まずカタコンベというタイトルがあたしの場合、 完全に大量のガイコツの埋葬された地下の墓稜的なものを指し示していたんですねぇ。 すでにその時点で若干のミスリード。 そしてストーリーも、あたしの苦手なご都合主義と微妙さのオンパレード。 秘境にある洞窟の調査と言う名目で、 そこで行方不明になった姉を捜す弟、 その姉を殺害した犯人、 以前バディを見捨てた過去を持つ男、 そのバディを父親に持つ娘が大遭遇。おやおや。 ってか娘に至ってはほぼ、探検素人って。 なんであんたはそこにいんのよ。 しかも5年前に自分の父親を見捨てた男と会っていて、 そんだけ重要な人の顔を忘れてるって。 一番肝心な洞窟探検シーンも妙にうわっつらで薄い。 肝になるべき洞窟の黴っぽいニオイも、ヒンヤリとした空気感も、 暗い闇の恐怖も、ほとんど伝わらないし、だいたい具体的な描写が薄すぎる。 救助の模様もダイナマイトどーんで、はい崩れて埋まったので手はありません! ??? あとがきを読むとさらりと 「なんと筆者はケイビング(洞窟探検のこと)の経験が一切ないと言う。 だのにこの迫力」などと書いている。 おいおい選んだからってなんつーフォロー。げんなり。 あたしの江戸川乱歩賞の印象は、 事件プラス社会性とか問題点の彫り込み、とか、 事件プラス人間の内部への切り込みとか、 とにかくいい意味でも悪い意味でも、 複雑な多層(あるいは多角)構造であることが必須だと思っていたんだけど。 最近はあまり文学賞も流行らないしその切り口で読むことは少なくなってきたんだけど、 機会があったら今度一度、文学賞縦割りで読んでもいいのかもなーと思ったりした。 ま、時間があればだけど。(基本雑食なので)
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洞窟を探検したり、海底を潜ってみたりする ある意味冒険のようなスポーツ。 それに見いられた人達、の話。 紅一点、のヒロインの過去により、あちらからやってきた協力者。 しかし、地上では拳銃がどうの…。 それによって、拳銃を持っている人物が誰なのか、という ある意味ミステリーに。 ...
洞窟を探検したり、海底を潜ってみたりする ある意味冒険のようなスポーツ。 それに見いられた人達、の話。 紅一点、のヒロインの過去により、あちらからやってきた協力者。 しかし、地上では拳銃がどうの…。 それによって、拳銃を持っている人物が誰なのか、という ある意味ミステリーに。 場所が場所なだけに、落石は起こるわ、鉄砲水はやってくるわ…。 生き延びるため前へと進むけれど、妙な謎が増えて行くばかり。 拳銃を持っているのは? 縄が切れたのは? なぜ『彼』の荷物が少なくなっているのか。 最後に全てが解けた時、希望は捨ててはいけない、という気分にさせてくれます。 しかしスリルがあるというか、スピード感があるというか。 続きが、これからどうなるのかが気になって とにかくページをめくってしまいました。
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洞窟ものと言うわりかし珍しいミステリー、流石は江戸川乱歩賞をとっただけのことはある、読み応えのある作品です。ただ、最後があっさりしすぎてるかなぁとも思いました。
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4月-6。3.5点。 江戸川乱歩賞。大規模な洞窟捜索が行われることになり、色んな専門家たちが集まる。 それぞれの思いがある。過去の行方不明と、捜索中の事件が交錯する。 面白かった。ページ数に比べ、詰め込み感があるが、読ませる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了後にタイトルに突っ込みを入れたくなる人 結構いるかと思います。 洞窟とか探検とか言うキーワードが大好きな方々にはなかなか楽しめる一冊かと思います。 設定も描写も良し、ストーリーも最後まで破綻しません。 他の方が書かれてるのと似たり寄ったりですがミステリーコーナーにおかれている割にはミステリ要素は抑えめでむしろ探検・冒険・アクシデントに事件が絡んでくる感じです。 ミステリメインをここ最近読んでいるので冒険モノが恋しくなる一冊でした。
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眠くても読めた。 要するにドキドキ感はあるって事だ。 クライマックスの人称転換がいいと思います。 趣味が探険っていいなぁ。 タイトルの意味は知らない方がいいかも…
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