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QED flumen 九段坂の春 の商品レビュー

3.3

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2009/10/07

QED初の連作短編集。主要登場人物の青春時代が短編として描かれる。 一見、青春物のような感じだけど、最後にどんでん返しが! QEDファン必見です!

Posted byブクログ

2009/10/07

QEDの連作短編集。 それぞれの話が繋がっていく様は読んでいて楽しめた。 納得のいかない話もあるけれども、御名形が出てきたので良し。 シリーズも進んできて、個人的にタタルがどうも気に入らなくなってきたようです。 薀蓄部分としては好きなのですが。

Posted byブクログ

2009/10/07

千鳥ヶ淵の桜の下、花弁を握り締めて男が死んだ―。中学生の桑原崇は、聡明な女教師・五十嵐弥生に思いを寄せるが、ほろ苦い思い出を残して彼女は消え、崇の胸には一つの疑問が残った。それぞれの青春を過ごしていた、棚旗奈々や御名形史紋の周囲でも起こる怪事件。すべての糸が、一本に美しくつながる...

千鳥ヶ淵の桜の下、花弁を握り締めて男が死んだ―。中学生の桑原崇は、聡明な女教師・五十嵐弥生に思いを寄せるが、ほろ苦い思い出を残して彼女は消え、崇の胸には一つの疑問が残った。それぞれの青春を過ごしていた、棚旗奈々や御名形史紋の周囲でも起こる怪事件。すべての糸が、一本に美しくつながるQED初の連作短編集。

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2009/10/04

2007.11.29 読了 「QED」シリーズの初の短編集です。春夏秋冬別に計4作の過去話が展開されています。今回のテーマはやはり「恋愛」ですね。タタル、奈々、良平の過去の恋物語が(どれも切ないのですが)語られています。毒草師の御名形史紋の話は、それから少しずれてますが(苦笑)タ...

2007.11.29 読了 「QED」シリーズの初の短編集です。春夏秋冬別に計4作の過去話が展開されています。今回のテーマはやはり「恋愛」ですね。タタル、奈々、良平の過去の恋物語が(どれも切ないのですが)語られています。毒草師の御名形史紋の話は、それから少しずれてますが(苦笑)タタルさんも、昔はちゃんと恋とかしてたんだなと思うと不思議な気分になりました。でもタタルさんも奈々も昔からそんなだったんですね。短編集ですが、「連作短編」ですので、最終的には一つに纏まります。他にも、「河童伝説」に出てきたご老人など、ゲストキャラもちらほら。シリーズ全てを読んで手をつけた方が面白いかもです。ただ、今回は二段ではなく一段式のため、文章量は少なめです。もう少し読みたかった気がします。そこは残念だったかも・・・・

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2011/07/31

QEDシリーズの最新作。初短編集。楽しかったです。微妙なつながりと、多くの伏線。人物相関図が作りたくなりました。

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2009/10/04

偏屈にして鈍感、奇人変人なタタル氏の可愛らしい初恋が読みどころ。 当時の奈々チャン他友人達の見解も中々。 好きこそモノの上手なれってのは、年齢を問わず真実だと思います。

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2009/10/04

★あらすじ(表題作より) 桜咲く九段坂で、桜の枝に刺された男性の遺体が見つかる。 中学生の桑原崇は、その坂を教師の五十嵐弥生と共に歩き、弥生から、平安朝までの和歌に関する意味深な解釈を聞かされる。 しかし、弥生は同じ日、自分が学校を退職し、地元の和歌山に帰ることにしたと崇に告げる...

★あらすじ(表題作より) 桜咲く九段坂で、桜の枝に刺された男性の遺体が見つかる。 中学生の桑原崇は、その坂を教師の五十嵐弥生と共に歩き、弥生から、平安朝までの和歌に関する意味深な解釈を聞かされる。 しかし、弥生は同じ日、自分が学校を退職し、地元の和歌山に帰ることにしたと崇に告げる。 それは崇の初恋の終わりだった…… ★感想 QEDシリーズ番外編と言ったところでしょうか。(シリーズ14作目だ! すげー) 美しいタイトルを持つ、4つの連作短編から構成されています。 「九段坂の春」 「北鎌倉の夏」 「浅草寺の秋」 「那智瀧の冬」 それぞれの短編の中で、このシリーズのレギュラーキャラ、桑原崇、棚端奈々、小松崎良平、御名方史紋の青春と恋が語られます。 それと同時に、4つの話の中でおきる事件が、実はつながっているということも明らかになってきます。真相は「那智瀧の冬」で明かされます。 そして、レギュラーキャラたちはこの本の何年か後、出会うべくして出会ったのだなあ、とシリーズの先々も楽しみになったりして。 うーん、美しい構成だ〜(しみじみ) それにしても、タタル(崇)くんの初恋は結構衝撃的だったよ(笑)

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2010/04/19

短編で読みやすいが、個々の過去エピソードに重視してるので、このシリーズ読んでないと面白みは無い。というのが正直な感想。内容は別段たいしたことないし。

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2009/10/04

今私の一番気に入っているシリーズ物。このシリーズ初めての番外編で、4作の短編集。この4作は連作で、このシリーズの登場人物がまだ出会ってない頃の話だが、なぜかビックリするくらい関連がある。普段のものと比べると多少淡白な感じだが、この4作のつながりがなかなか面白くて、一気に読めた。こ...

今私の一番気に入っているシリーズ物。このシリーズ初めての番外編で、4作の短編集。この4作は連作で、このシリーズの登場人物がまだ出会ってない頃の話だが、なぜかビックリするくらい関連がある。普段のものと比べると多少淡白な感じだが、この4作のつながりがなかなか面白くて、一気に読めた。このシリーズをまだ読んでない人は、もしかしたらこの番外編から読んでもいいかも。

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2009/10/04

とりあえず閑話休題という感じ。 かなり長いシリーズになっている『QED』シリーズですが、この頃おかしな方向に進んでいる気がします。 元々は歴史考証と事件の関連性がうまくミックスされている感じでしたが、だんだん全然別の話になってる気がする。 作者の歴史考証が正しいとか間違ってい...

とりあえず閑話休題という感じ。 かなり長いシリーズになっている『QED』シリーズですが、この頃おかしな方向に進んでいる気がします。 元々は歴史考証と事件の関連性がうまくミックスされている感じでしたが、だんだん全然別の話になってる気がする。 作者の歴史考証が正しいとか間違っているとかはハッキリってどっちでもいい。面白いネタを提供できているかどうかだろう。 実際この作品も面白くないわけではないのだが、色々な所で言われているように作者は何処へ進んでいくつもりなんだろうか? ちょっと不安になる。

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