ルポ 最底辺 の商品レビュー
2006年結核感染率最悪の街は日本しかも、大阪にあります。世界のNPOがここに支援に来ています。失業や、構造的弱者について真剣に考えさせられます。
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書いてあることは非常に共感。でも子どもと遊びに行く近所の公園にホームレスのテントが張ってあったら私は嫌だ。 最低保障年金や逆給付を制度化して生活保護そのものをやめてしまったほうがすっきりするはず。 ついでに医療も簡素化して長期入院・転院なんてできなくすりゃいいと思う。最低給付金の...
書いてあることは非常に共感。でも子どもと遊びに行く近所の公園にホームレスのテントが張ってあったら私は嫌だ。 最低保障年金や逆給付を制度化して生活保護そのものをやめてしまったほうがすっきりするはず。 ついでに医療も簡素化して長期入院・転院なんてできなくすりゃいいと思う。最低給付金の中で払える範囲の中で医療サービスも受けるというのがこの高度先進医療の社会ではわかりやすい結論。
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丁寧な描写で野宿者の実態が非常によく理解できた。また、実体験に基づく内容であるだけに、これからの対応策に関する提言も非常に説得力のあるものだと感じた。 この本を読んですぐ自分に何ができるというわけではないかもしれない。しかし、少なくとも今まで持っていた野宿者の人達に対する間違った...
丁寧な描写で野宿者の実態が非常によく理解できた。また、実体験に基づく内容であるだけに、これからの対応策に関する提言も非常に説得力のあるものだと感じた。 この本を読んですぐ自分に何ができるというわけではないかもしれない。しかし、少なくとも今まで持っていた野宿者の人達に対する間違った情報、思い込み、偏見などは改善することができるのではないかと思う。積極的・能動的に活動を起こすことはできないかもしれないが、今後例えば子供たちとこうした社会問題について話す機会があった時、あるいは何らかのかたちで野宿者の人達との接点が生じた際に今までとは違う言動をとることができるのではないかと思う。 ・市場の失敗、国家の失敗、家族の失敗などというものは存在しない、あるのは個人の失敗だけだという類の信念が野宿者への強い偏見と差別を生みだしている。 ・解決すべきは野宿ではなくふたつの構造的貧困なのである。ひとつは、失業や格差拡大という経済的貧困。そしてひとつは、人と人が助け合うコミュニティの喪失という関係的貧困である。 ・野宿者問題の要因のひとつに地域共同体や家族の助け合いの崩壊があるとすれば、それに代わるべき人と人とのつながりが必要とされる。
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釜ケ崎の生活を実地体験していて、そこで日雇いで働いている人がどれだけ一般的なイメージと違って勤勉でまじめか綴っているあたりが読み応えあり。 役所の対応がいいかげんというのを通り越して、明らかな法律違反というのがひどい。一般人にとっても無縁ではまったくないのがよくわかる。
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[ 内容 ] 野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。 失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。 いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。 他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。 その数およそ400万人。 遠くない...
[ 内容 ] 野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。 失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。 いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。 他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。 その数およそ400万人。 遠くない将来、彼らも「若者」ではなくなる。 そのとき、社会はどうなるのか…。 大阪・釜ヶ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人びとが直面している現実を報告する。 「究極の貧困」を問うルポルタージュ。 [ 目次 ] はじめに 北海道・九州・東京、その野宿の現場 第1章 不安定就労の極限―80~90年代の釜ヶ崎と野宿者 第2章 野宿者はどのように生活しているのか 第3章 野宿者襲撃と「ホームレスビジネス」 第4章 野宿者の社会的排除と行政の対応 第5章 女性と若者が野宿者になる日―変容する野宿者問題 第6章 野宿者問題の未来へ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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文章が大変お上手です。 一度も飽きることなく最後まで面白く読めました。 文学的な文章もすごいと思いますが、 分かりやすい文章が一番好きです。 大学生の時に野宿者関係のボランティアに係わり 現在に至るまで同じように日雇いで働きながら支援活動を続けている著者さんの野宿者の実態暦。 ...
文章が大変お上手です。 一度も飽きることなく最後まで面白く読めました。 文学的な文章もすごいと思いますが、 分かりやすい文章が一番好きです。 大学生の時に野宿者関係のボランティアに係わり 現在に至るまで同じように日雇いで働きながら支援活動を続けている著者さんの野宿者の実態暦。 ・・・・ワタクシ、若いうちにニートやめられて本当によかった・・・・! 本当に大変だと思う。 先進国って、こういう国なのだと初めて知りました。
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ドイツのドキュメントで 中国人労働者は 労災に合うと お金が出るのではなく お金を払わされる というのを みて 中国って ひでーな と思ったのに日本も未だに十分ひどかった。この本 すごいのは 企業名とか実名で載っているんですよね引っ越しのサカイとか
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●未読 「週刊ダイヤモンド」2009.03.21号 「あなたの知らない貧困」p.40〜41「貧困本」×16冊 2-3
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野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。その数およそ400万人。遠くない将来、彼らも「若者」では...
野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。その数およそ400万人。遠くない将来、彼らも「若者」ではなくなる。そのとき、社会はどうなるのか…。大阪・釜ヶ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人びとが直面している現実を報告する。「究極の貧困」を問うルポルタージュ。
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大阪・釜ケ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人々が直面している現実を報告する。「究極の貧困」を問うルポルタージュ。(TRC MARCより)
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