真夜中の神話 の商品レビュー
おもしろかった! イタリア系なのに新聞記者のおっちゃんがベルリッツのアイルランド系の先生とだぶってしかたがなかった(笑) まさかの展開でした♪
Posted by
薬学の研究に没頭した挙げ句、夫と娘を失った栂原晃子は、新たなテーマを求めてインドネシアに向かうが、飛行機墜落事故に巻き込まれる。だが奇跡的に助かった晃子は、山奥の村で神秘的な歌声を持つ少女と出会い、驚異的に快復した。一方、町では猟奇的な殺人事件が発生していた―。伝説と神話に彩られ...
薬学の研究に没頭した挙げ句、夫と娘を失った栂原晃子は、新たなテーマを求めてインドネシアに向かうが、飛行機墜落事故に巻き込まれる。だが奇跡的に助かった晃子は、山奥の村で神秘的な歌声を持つ少女と出会い、驚異的に快復した。一方、町では猟奇的な殺人事件が発生していた―。伝説と神話に彩られたスペクタクル巨編。
Posted by
夫と娘を失った医学の研究員の晃子。飛行機事故で奇跡的に助かり、山奥の村で神秘的な歌声を持つ少女と出会い、驚異的に回復した。 すごく読みたくなる設定。しかし、風土、宗教観などの違いからか事件の奥に潜んでいるものが捉えづらい。晃子個人の心の動きは理解出来る。
Posted by
未開の山奥に暮らす部族の中で、特殊な治癒能力をもつ神格化された少女。科学的に「ありかも」と思える設定。少女を拉致し能力を科学的に解明したい巨大製薬企業、イエス以外にそのような力の存在を許さない教会。吸血鬼伝説誕生にも踏み込み、科学と宗教の両視点で巧みに展開される。科学の大義の下に...
未開の山奥に暮らす部族の中で、特殊な治癒能力をもつ神格化された少女。科学的に「ありかも」と思える設定。少女を拉致し能力を科学的に解明したい巨大製薬企業、イエス以外にそのような力の存在を許さない教会。吸血鬼伝説誕生にも踏み込み、科学と宗教の両視点で巧みに展開される。科学の大義の下に彼らの尊厳を犠牲にしてよいのか、ありきたりだが、登場する2人の研究者の考え方を通して問いかける。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
舞台になったインドネシアは自分にとって少し縁のある国なので、街や人々の様子を思い浮かべながら読んだ。 歌声に不思議な力を持つ少女、彼女を守ろうとする集落の人々。彼女の力を科学的に解明しようとする人々。様々な思惑が入り乱れます。 個人的にはあまり好きにはなれなかった小説。 主人公の晃子は集落の秘密を守るよう何度も念を押されたのに守らなかった。結果的にはそのことが集落や少女を救ったわけだが、、。
Posted by
こうもりを操る少女が、こうもりの発する超音波も操り、人のけがの直りを早めたり、健康の手助けをする。 イルカセラピーと言うのは本当に存在し、それはイルカが超音波を出す事が、人にいい影響をあたえるらしい。 前半に五ページだけ出てくるシーンが、どこに関係するのか気になって、どうして...
こうもりを操る少女が、こうもりの発する超音波も操り、人のけがの直りを早めたり、健康の手助けをする。 イルカセラピーと言うのは本当に存在し、それはイルカが超音波を出す事が、人にいい影響をあたえるらしい。 前半に五ページだけ出てくるシーンが、どこに関係するのか気になって、どうしてこんな場面をわざわざ書いたのか何度も読み返した。 この部分は読んでも記憶から抜けてしまい、登場人物の名前さえ忘れてしまった人は、たくさんいるのではないか? その五ページが実はストーリーの重要な部分だという事がわかり、一人悦に入る。 こういう作品は小生にとって、相性がいいといえるのだと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インドネシアの山奥の村、吸血鬼伝説、奇跡を起こす少女・・・題材はとても興味をひかれたのだけれど、上っ面だけで物語が進んでいき、なんとも全て消化不良でした。 残念。
Posted by
病院の診察待ちの時間だけで読了。 歌声と超音波で治癒するなんてファンタジックだけど、最後までハラハラする展開に引き込まれてしまいました。傑作のひとつとして推薦したい。
Posted by
11月3日読了。インドネシア郊外に墜落した飛行機から、不思議な力を持つ「ドゥクン」の癒しにより生還した晃子。ドゥクンの力を巡りジャカルタでは人々の思惑が入り乱れ、彼女は再び村に足を踏み入れる・・・。古い因習と金権・汚職、イスラム教とキリスト教・土着の宗教などが入り混じるインドネシ...
11月3日読了。インドネシア郊外に墜落した飛行機から、不思議な力を持つ「ドゥクン」の癒しにより生還した晃子。ドゥクンの力を巡りジャカルタでは人々の思惑が入り乱れ、彼女は再び村に足を踏み入れる・・・。古い因習と金権・汚職、イスラム教とキリスト教・土着の宗教などが入り混じるインドネシアを舞台に、コウモリ・イルカの発する超音波と人間の脳に生まれる「シータ波」を関連付け癒しをテーマにしつつ、誰が殺人鬼なのか?というサスペンス、また密林に探索に出かける冒険ものなどエンターテインメント要素満載のミステリ。最後の犯人登場・大団円が言葉足らずというか、中途半端に感じるのがマイナス。「狂信的な信者なんです」「精神に異常があったんです」ですべての反抗に動機付けするのは好きじゃないな。この作者の作品、家族や友人との間に過去に傷を持つ主人公が多いな。
Posted by
うーん、ぺーじがすすまない、歌声が肉体を癒すというのはなかなかいいんだけど、なんかだれる、、30パーセントまでも読めてないが、一回図書館に返す。きがむいたらまた借りよう。
Posted by