舌の記憶 の商品レビュー
何故か料理家の料理エッセイだと思い込んで手にした一冊。 (きっと枝元なほみさんあたりと盛大に間違えたか笑) 食べること、家族のこと、子供の頃の記憶。 でもやっぱりその在りようとか、感じ方とか普通とは違うなぁ~。
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季節折々の味覚が懐かしく思い出される、少女の思い出。 およそ一般家庭とは言えないけれど、食の記憶は少女時代の思い出として確かに息づいている。幸せか、と判断できるものではないけれど、彼女を作り上げたのは、懐かしく思い出される、少女時代の食のすべて。 「寄せ鍋嫌い」にはっとした。...
季節折々の味覚が懐かしく思い出される、少女の思い出。 およそ一般家庭とは言えないけれど、食の記憶は少女時代の思い出として確かに息づいている。幸せか、と判断できるものではないけれど、彼女を作り上げたのは、懐かしく思い出される、少女時代の食のすべて。 「寄せ鍋嫌い」にはっとした。ごたごたと具がたくさん入っている鍋、誰もが好きだと思っていた、でも、痛みを感じる人もいる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自叙伝的要素が強く、期待していたのような 「美味しい本」ではなかったのが残念。 ただ、著者のお母さんの「食べごしらえ」の 丁寧さには脱帽です。シンプルだけど手間暇かけて 支度されるお料理は、身体にもココロにもよいのでしょう。
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何かいい。 年代は違うけど、懐かしい感じ。 筒井さんの舌の記憶を辿ると、 お腹が空くというよりは、 穏やかな温かい気持ちを呼び覚ますって感覚。
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友達から借りた 美味しそうでした、いろいろと。 料理ひとつひとつの思い出が筒井さんの過去とリンクしていて、ちょっと切ない気持ちになったり。 しかしなんと言うか、エッセイの端々に表れる「私ってこんなに繊細なんです」とか「私ってこんなに不思議な人なんです」みたいな自分アピールはな...
友達から借りた 美味しそうでした、いろいろと。 料理ひとつひとつの思い出が筒井さんの過去とリンクしていて、ちょっと切ない気持ちになったり。 しかしなんと言うか、エッセイの端々に表れる「私ってこんなに繊細なんです」とか「私ってこんなに不思議な人なんです」みたいな自分アピールはなんなんだろう。 鼻について仕方がない。
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8/29 幸田文とかみたいな印象。昭和の昔の淡々とした感じがすごくよかった。一つ一つは食べ物についてのエッセイなのに読み終わると家族の小説を読んだような気分になった。
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