サマンサタバサ 世界ブランドをつくる の商品レビュー
サマンサは日本のブランドであると言うことに驚き ・あえて売らない勇気を持つ 「本物が買えた!」と喜びや 「買ったものがセールにならなかった」と喜びも お客さまにはある ・ブランドは球体で考える どこから見ても変わらない部分 ・失敗から学ばねば、失敗は失敗のまま ・や...
サマンサは日本のブランドであると言うことに驚き ・あえて売らない勇気を持つ 「本物が買えた!」と喜びや 「買ったものがセールにならなかった」と喜びも お客さまにはある ・ブランドは球体で考える どこから見ても変わらない部分 ・失敗から学ばねば、失敗は失敗のまま ・やりがい、プライド、良い報酬、そして信頼 ☆ブランドを支えるのは4つ 人 もの 宣伝 場所 3つシンクロ→売れる 2つ→たぶん厳しい 1つ→絶対売れない 4つ→大爆発 人 ・女性が会社を動かす ・嘘をつかない人 ・やった方が良いと感じるなら、 誰がなんと言おうとやる (やれと言われたからやらなくちゃいけない なんて感じて行動しているうちはだめ) もの ・購入者の視点をもつ お客様の目線に立って、値段がふさわしいただずまいをもっているかをみる。 ・ブランドの付加価値は、よいものが伸ばしていく ・買った後の姿をリアルに想像する ・定番を守りつつ、革新し続ける 宣伝 ・宣伝は心づかい 売り上げではなく、やったことで、 どれだけお客さまに喜んでもらえたか どれだけのサプライズを提供できたか。 例 ビヨンセと同じバックを持っている! という喜び ☆お金を遣ったら、それによって覚えることもあると。 さらに稼がなきゃ、とか もっと一生懸命働かなくては、 というモチベーションにもなる。 そういうところから想像力というものは、 意外と生まれてくるもの 場所 ・出したい場所に必ずお店は出せる。 問題は出したい気持ちがどれくらいあるか。 ・お店はお客さまが初めて商品と出合う場所。 重要なのは、良いただずまいをそのまま見せること。 ・ワンフロアがよい お客さまが買い物しやすい 誰が本当にそれを欲しているのかよく考えること
Posted by
このブランドはかみさんがバッグを持っているので知っていた。しかし、この本を読むまで、サマンサタバサが日本のブランドだとは知らなかった。各店舗で対応している店員さんたちの対応はしっかりしたものがある。その秘密の一端をのぞいてみたくて購入した本。
Posted by
サマンサタバサの創業者であり社長の寺田氏ので世界ブランドを目指す想いを語っている。日本のアパレル、ファッション企業でブランドとして世界的に成功している企業はかつてない。たとえば、自動車や電化製品などの分野では、トヨタ、ホンダ、ソニーなどがブランド価値を放ち世界をリードしているのと...
サマンサタバサの創業者であり社長の寺田氏ので世界ブランドを目指す想いを語っている。日本のアパレル、ファッション企業でブランドとして世界的に成功している企業はかつてない。たとえば、自動車や電化製品などの分野では、トヨタ、ホンダ、ソニーなどがブランド価値を放ち世界をリードしているのと対照的である。機械製品の場合は、製品の質がその価値の大きな部分を占めるため、ハードウェアの品質の優劣がブランド価値にダイレクトに反映されるであろうが、アパレルやファッションの場合は、ハードウェアである製品の品質よりも、デザインや流行などの感性的な価値に左右される点が大きいからであろう。また、長い歴史や○○御用達といったサブストーリーが、その価値をさらに高めるのである。 寺田氏は、そもそも洋服などの西洋ファッションの分野では、そうした歴史などの背景がかける分、スタート時点で出遅れており、不利な立場にあるという。しかしながらも、氏は本気でこの分野で日本発の世界ブランドにするという高い志をもって経営にあたっている。既に、学生のときに留学先のカナダで日本人観光客相手に、日本人向けにデザインされた革ジャンをうることでビジネスに足を踏み入れた経験もあるという。そのビジネスにおいて自分の役割の限界を意識し、付加価値をいかにして高めるかというところにその年齢で気がついたのは、さすがである。また、ブランドを構築するにあたっては、一貫性をつらぬき、短期の利益に目が繰らむことなく、保守的な日本の流通において妥協をせずにここまできたのは敬服である。 多くの日本人が、欧米の著名ブランドに価値を感じ、逆に日本製品はそれ以上の価値を感じないのは、消費者のせいではなく、おそらくはブランドにその意思があるかどうかの差ではないかと思う。寺田氏が、本中で言うように、日本のブランドは出遅れているため、どうしても不利な立場となり、短期的な利益を追求する流通との交渉で、志などといっている場合ではなくなるのであろう。それでも、あきらめずに志をつらぬいたからこそ、まだ道半ばではあるものの、サマンサタバサの今の姿があるのであろう。
Posted by
サマンサタバサが日本企業であること、世界的ブランドを目指していることを初めて知った。また、日本ブランドが世界にどれだけ遅れているのかも。 自分がto Bの仕事をしてることもあり、「ブランディング」の仕事、toCの仕事、そして店舗がモノを言う仕事は全然違うのだなと学び。感覚的という...
サマンサタバサが日本企業であること、世界的ブランドを目指していることを初めて知った。また、日本ブランドが世界にどれだけ遅れているのかも。 自分がto Bの仕事をしてることもあり、「ブランディング」の仕事、toCの仕事、そして店舗がモノを言う仕事は全然違うのだなと学び。感覚的というか、情緒的というか、喜ばせるとか、感じてもらうとか、たたずまいとか雰囲気とか・・・。しかしその中にも理論や、変わらぬあるべき姿もあって。どんな印象を持ってもらえるかを科学し追求することも面白いなと感じさせられた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会社や仕事を自分の子供のように思ったら違う行動が出来ると思うというところや、自主性を重視しているところがいいなと思った。 あとは、機内販売の戦略は凄かった。
Posted by
この企業のCMはよく目にするし、ここのバッグは有名なのも知ってましたが、日本の企業だというのは読んで知りました。 著者の代表取締役の寺田氏が世界ブランドを目指していることも本書で知りました。 バッグに対する概念をファッションに合わせて変えていくという視点で起業された寺田氏が大切...
この企業のCMはよく目にするし、ここのバッグは有名なのも知ってましたが、日本の企業だというのは読んで知りました。 著者の代表取締役の寺田氏が世界ブランドを目指していることも本書で知りました。 バッグに対する概念をファッションに合わせて変えていくという視点で起業された寺田氏が大切にしてるのは「いいひと」「いいもの」「いい宣伝」「いい場所」という4点全てを高めてブランド構築していこうとしている事。本書は氏の生い立ちとともにこの4点に関して氏の思いとともに書かれています。 ブランド構築に関しては以前読んだルイヴィトンの書に共通するところでもあるのですが、薄利多売な売り方は絶対しない、そして商品に対してはたたずまいを含めて妥協はしないという部分は今のこのブランドのあるべき姿を象徴していると感じました。 あと、宣伝や商品の戦略に関しても計算されながらも非常に対顧客に対して実直に向き合っているなと感じました。 本書を読んで感銘を受けた部分は「ひと」に対しての部分が凄く印象的で、社員の9割近くが女性という社風ということもあり、女性のキャリアに対しては非常に真剣に考えていらっしゃるなと感じました。 また仕事に対しても素直さや誠実さとともにできる理由を探す事の大切さも本書を読んで感銘を受けました。 本当に冒頭に書いてある通り、あたりまえのことだと思うことほど仕事というフィルターを通すと難しくなるものだということを非常に本書を読んで感じました。 ですのでもう少しシンプルにただ要点は外さずに仕事に対して向き合っていく事を大切にしようと思います。 最後に男はもっと元気になって欲しいってところが残ってます。確かにそうだなって思いました。 その意思で男性のブランドを作ったってところは惹かれました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いまでも世界ブランドと日本ブランドの間には、天地ほどの隔たりがあります。 日本ではファッションブランドは育ちにくい状況にあります。 日本発のファッションブランドは世界で通用するという域にはまだまだ達していない。 なぜなら、文化というものが成熟するにはある程度の歴史が必要であるにもかかわらず、 日本ではまだ十分な歴史を持ち得ないからです。 西欧のブランドと戦うというのは歴史や伝統と戦わなければならないということを意味します。 ”日本のブランド”とういだけで100年、200年のビハインドがあります。 ですから「絶対に世界ブランドになる」という強い意志と決意が必要になります。 ブランドとは、目に見えない付加価値です。 ”希少である”という要素が重要なのです。 希少であるからこそ人はそこに価値を見出せるものです。 現在、11ブランドを展開するサマンサタバサが世界ブランドと肩を並べる日を日本人として期待して待っています。
Posted by
女子が大好きなバッグのブランド、サマンサタバサのブランドづくりのノウハウがわかる一冊。女性の感性、女性の力をいかに活かすか、ということを寺田社長の視点(男性社長の視点)で書いてあり、そこここに男性と女性の違いを考えさせられます(いい意味で) 女性が働きやすい環境をつくり、購入者...
女子が大好きなバッグのブランド、サマンサタバサのブランドづくりのノウハウがわかる一冊。女性の感性、女性の力をいかに活かすか、ということを寺田社長の視点(男性社長の視点)で書いてあり、そこここに男性と女性の違いを考えさせられます(いい意味で) 女性が働きやすい環境をつくり、購入者のことを常に考え、自分磨きを怠らないという寺田社長に学ぶところは多いと思いました。
Posted by
「日本のブランドを世界でも通用するブランドへ」 というコンセプトのもと作られたブランド。 ここまで緻密に考えられてできたブランドだったのね、 というのが所感。 ただ、読みやすすぎて少し手応えがなかった。 もっとこのブランドならではの話、戦略がききたい。 この本を読むと寺田さん...
「日本のブランドを世界でも通用するブランドへ」 というコンセプトのもと作られたブランド。 ここまで緻密に考えられてできたブランドだったのね、 というのが所感。 ただ、読みやすすぎて少し手応えがなかった。 もっとこのブランドならではの話、戦略がききたい。 この本を読むと寺田さんの人物像がわかる。 ブランドを作るにあたって大事なのは 人、もの、場所、宣伝 だそう。 どこにででも手に入るような利便性は、付加価値のマイナスになるので、決まった場所でしか買えない高級感を追求したり、 いつでも手に入るとそれもまた付加価値がマイナスになるので、ブームで売れているときにこそ生産をやめる。 すると、その時に勝ったお客さまは手に入ったという嬉しい気持ちが残る、と。 また、購入した人の気持ちをどこまでも考える。 折角ためたお金で買ってくれたカバンだとしたら、 それを家族にも自慢できる商品にしたい、と。
Posted by
日本初のバッグブランド、サマンサタバサ。世界を目指す寺田社長の考え方や今後の展望を知る事ができる一冊。教科書的なテクニックではなく、覚悟と実行とが何事にも大事なのだということが学べる一冊。
Posted by