大延長 の商品レビュー
2010年2月11日読了。2010年21冊目 すごいおもしろい。試合の描写はわかりにくいところがあったけど、選手や監督の心理描写は感動。周りを取り囲む人にもスポットが当てられ、読んでる最中どきどきしっぱなしだった。
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かつての松坂大輔君を彷彿とさせるピッチャーとリトルリーグ時代からの好敵手ーが甲子園の決勝戦で対決する・・・というお話。 甲子園の中継を観ているようで、面白いのですが、「因縁の対決」が多すぎる気がします。実際の球界もこんなに狭い世界なのでしょうか? あっちもこっちも因縁だらけ...
かつての松坂大輔君を彷彿とさせるピッチャーとリトルリーグ時代からの好敵手ーが甲子園の決勝戦で対決する・・・というお話。 甲子園の中継を観ているようで、面白いのですが、「因縁の対決」が多すぎる気がします。実際の球界もこんなに狭い世界なのでしょうか? あっちもこっちも因縁だらけ・・・という人間関係です。
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野球の試合を一試合描くだけなのに、条件を追加していくとたちまちドラマティックになるんだから不思議。 第一に、これが高校野球であること。さらに夏の甲子園決勝戦であること。 現実にも素晴らしい試合はたくさんありましたが、本書もかなりのものです。 部員の喫煙とか、エースピッチャーの故障...
野球の試合を一試合描くだけなのに、条件を追加していくとたちまちドラマティックになるんだから不思議。 第一に、これが高校野球であること。さらに夏の甲子園決勝戦であること。 現実にも素晴らしい試合はたくさんありましたが、本書もかなりのものです。 部員の喫煙とか、エースピッチャーの故障とか。そしてタイトルのとおり延長に次ぐ延長! 試合の結末をエピローグでさらりと明かすあたりニヤリとさせられた。 そうです結果よりも試合の過程だけで十分に楽しめるのがスポーツなんだと思います。
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かつて決勝戦引き分け再試合を戦った選手同士が今度は監督となって決勝戦引き分け再試合を戦う。高校球児の暑い夏にはさまざまな大人の思惑が絡み合う。過去の回想と現在が錯綜しながら、緊張感あふれる高校野球が楽しめた小説。
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甲子園の決勝戦・再試合。出来過ぎな舞台。心臓がばくばくなる。いろんな想いがひとつになっていく。試合が始まる前からけぶるような熱がくるしくて泣きそう。
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「チーム」を描いた、堂場瞬一の作。ボルテージが騰がっている今の内に読んでおけば、他の作品を読む時の、プラスになるかと思って。で、感想は、☆2つ半という処か。余りの生臭さに、辟易したのが正直な処。人に因っては、こんな位で生臭いと思っている様じゃ、ケッ、アンタも甘ちゃんだねと鼻で笑わ...
「チーム」を描いた、堂場瞬一の作。ボルテージが騰がっている今の内に読んでおけば、他の作品を読む時の、プラスになるかと思って。で、感想は、☆2つ半という処か。余りの生臭さに、辟易したのが正直な処。人に因っては、こんな位で生臭いと思っている様じゃ、ケッ、アンタも甘ちゃんだねと鼻で笑われそうだが。イマドキの高校生がお前の理想とする様な純粋無垢な訳が或る訳が無いと。でも意外と、スポーツばかり遣ってる奴らって、世間が思う以上、其ばかり遣ってるから他の事に注意が向かない一直線な奴らで純粋なのが結構多いんだよ、今でもね。だからこういう大人の生臭い面を表面に出した書き方だと、彼等学生側にまで有らぬ誤解を呼ぶ恐れがある。だから警鐘を鳴らすという意味合いから2つ半(此処では3つ)という評価だな。
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個人的にはすごく好きです。 ただ、登場人物が割と多いので、ナメて掛かると大変なことに。 最後に放送席で起こる事だけは若干「ん?」という気がしましたが、他のところは面白かった。 やっぱり、すごくドラマチックになってますので、ラストは大方の想像通りです。 高校野球すきなので嬉しか...
個人的にはすごく好きです。 ただ、登場人物が割と多いので、ナメて掛かると大変なことに。 最後に放送席で起こる事だけは若干「ん?」という気がしましたが、他のところは面白かった。 やっぱり、すごくドラマチックになってますので、ラストは大方の想像通りです。 高校野球すきなので嬉しかったっていうのと、なんとなく駒苫−早実を思い出しました。
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H20.3/17〜 出版社 / 著者からの内容紹介 初出場でありながら、大会屈指の好投手を擁して勝ち上がった、新潟の公立進学校・新潟海浜。甲子園の常連で、破壊的な打撃力を誇る、東京の私立・恒正学園。両校間で行われた夏の全国高等学校野球選手権大会・決勝戦は、延長15回の熱闘に決着が...
H20.3/17〜 出版社 / 著者からの内容紹介 初出場でありながら、大会屈指の好投手を擁して勝ち上がった、新潟の公立進学校・新潟海浜。甲子園の常連で、破壊的な打撃力を誇る、東京の私立・恒正学園。両校間で行われた夏の全国高等学校野球選手権大会・決勝戦は、延長15回の熱闘に決着がつかず、優勝決定は翌日の再試合に持ち越された。監督は大学時代のバッテリー同士で、海浜のエースとキャプテン、恒正の四番バッターは、リトルリーグのチームメート。甲子園球場に出現した奇跡の大舞台で、互いの手の内を知り尽くしたライバルたちの人生が交差する。エースの負傷欠場、主力選手の喫煙発覚など、予期せぬ事態に翻弄されながらも“終わらない夏”に決着をつけるため、死闘を続ける男たちの真摯な姿、<甲子園優勝>をとりまく数多の欲望の行方を俊英が迫力の筆致で描く、高校野球小説の最高傑作!
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おもしろかったー。野球はあまり好きではない。たまに見るとしても甲子園くらい。この小説のベースにはあのまー君とハンカチ王子の試合やあの時起きた各校の不祥事事件などがあるが、あの決勝戦もみんなが真剣になってみるほど真剣でもなかった。なのにそんな私も夢中になってしまう。延長15回を終え...
おもしろかったー。野球はあまり好きではない。たまに見るとしても甲子園くらい。この小説のベースにはあのまー君とハンカチ王子の試合やあの時起きた各校の不祥事事件などがあるが、あの決勝戦もみんなが真剣になってみるほど真剣でもなかった。なのにそんな私も夢中になってしまう。延長15回を終えても決着のつかなかった決勝試合、翌日の再試合を控えた両チーム、それぞれに問題が持ち上がる。両校の監督は昔大学リーグでバッテリーを組んだ中。まるっきりタイプも違う監督、私立の常連校と地方の公立校、リトルリーグ時代は同じチームにいた超高校級のスラッガーとエースピッチャーと怪我で試合に出られないキャプテン。お互いに問題を抱えたまま始まる試合。試合が進むにつれ変わっていくチーム、はらはらとしながら読み進む。両者が死力を尽くし戦いは進む。やがて選手たちは野球の本当の楽しさに気がついていく。もっと楽しみたい、だからここで試合は終わらせることが出来ない。読んでいてあの時の試合に夢中になっていた人の気持ちがやっと分かったような気がする。おもしろかったー。
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かつての野球仲間が、高校野球の監督となって率いたチームが甲子園の決勝という最高の舞台で対決!しかも、延長の末決着がつかず、翌日再試合となった!!やっぱり高校野球が面白いのは、人生で何度もない最高の経験を若者たちがしているからでしょう。膝に不安を抱えるピッチャー。自分のバッティング...
かつての野球仲間が、高校野球の監督となって率いたチームが甲子園の決勝という最高の舞台で対決!しかも、延長の末決着がつかず、翌日再試合となった!!やっぱり高校野球が面白いのは、人生で何度もない最高の経験を若者たちがしているからでしょう。膝に不安を抱えるピッチャー。自分のバッティングしか頭にない4番バッター。チームをベンチから支えるキャプテン。解説者は両監督のかつての恩師で病気を押しながら命を賭けての最後の解説!そして両監督は、選手の自主性に任せるタイプと自分の思い通りに選手を動かすタイプの両極。。。結局、最後は野球最高!楽しいことは楽しい!!っていう。スポーツは何のためにやるのか?勝つため?でも、みんな最初は面白くて楽しいからだったはず!
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