下町不思議町物語 の商品レビュー
小学生の頃に地獄堂霊界通信を読んで以来、香月日輪さんからは遠ざかっていたのですが友達にこの本を借りてまた香月先生の本を読みたくなってしまいました。w テーマはもしかしたらちょっと重いんだけどその中で頑張る主人公がかわいいですね。 しかも“トトロ”“ネコバス”とこられたらジブリフ...
小学生の頃に地獄堂霊界通信を読んで以来、香月日輪さんからは遠ざかっていたのですが友達にこの本を借りてまた香月先生の本を読みたくなってしまいました。w テーマはもしかしたらちょっと重いんだけどその中で頑張る主人公がかわいいですね。 しかも“トトロ”“ネコバス”とこられたらジブリファンとしては心つかまれずにはいられないでしょう!!! あったかい気持ちで気持ちよく読ませていただきました。 不思議町に私も行きたいなんて・・・ねw
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子供にしか行けない不思議な町。登場人物に『妖怪アパートの幽雅な日常』に出てくる古本屋さんが出てきた。あの本を少し子供向けにした感じなのかなぁ。
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同じ作者の「妖怪アパートの幽雅な日常」を、小学生向けにした感じですね。「地獄堂霊界通信」よりも、低学年向けかもしれません。 「妖怪アパートの幽雅な日常」や「地獄堂霊界通信」を、もっと穏便にした内容です。言い方を変えると、作者特有の毒気がだいぶ薄くなってます。 自分としては、もう...
同じ作者の「妖怪アパートの幽雅な日常」を、小学生向けにした感じですね。「地獄堂霊界通信」よりも、低学年向けかもしれません。 「妖怪アパートの幽雅な日常」や「地獄堂霊界通信」を、もっと穏便にした内容です。言い方を変えると、作者特有の毒気がだいぶ薄くなってます。 自分としては、もうちょっと毒気は欲しいですね。 ちなみに登場人物として『古本屋』が出てきますが、「妖怪アパートの幽雅な日常」に出てた人と同一人物なんでしょうね。 伏線はいっぱい出てるので、続刊ありそうにも思えるんですが、2007年に出版されて、現時点で続刊が出ていないと言うのは、期待できないのかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「そのうち追いつけばええねん。人生は最後に笑たもんの勝ちや」 古本屋が出てきた・・・。 って、一番最初に言う事がそれかい!って我ながらつっこみました。 香月作品らしい一冊。 いろいろ苦労していて、素直で頭が良くて、周りの大人の言葉一つで簡単に目から鱗を何枚も何枚もぽろぽろ落としてくれる子供。 正しいことを言って、見守ってくれていて、優しくい大人。 間違っていて、方向性を誤って、子供を傷付けて、そのことに気付いて後悔して、少し大人になった子供に赦される大人。 香月作品は基本、パターンが決まっているので、いまいち読んだ気が薄いんですが…(だってどれも同じような話だから違いがね…) ただ、やっぱりところどころに出てくる言葉が重い。 が、現実世界でこんなこと言っても、誰の心にも響きはしないでしょう。 架空の、虚構の世界であるからこそ、こんなにも重いんだと思う。 もう少し違うお話が読みたいなーと思います。
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両親が離婚して、直之は父親と共に関西から東京へとやってきた。 言葉も文化も違う世界。学校ではガキ大将にいじめられ、家では実の祖母から冷遇される。 それでも、直行はけっしてめげたりなんかしない。 何故なら彼には、秘密の居場所があったのだ。 夏香る、香月日輪のハートフル妖怪ファンタ...
両親が離婚して、直之は父親と共に関西から東京へとやってきた。 言葉も文化も違う世界。学校ではガキ大将にいじめられ、家では実の祖母から冷遇される。 それでも、直行はけっしてめげたりなんかしない。 何故なら彼には、秘密の居場所があったのだ。 夏香る、香月日輪のハートフル妖怪ファンタジー。 『大江戸妖怪かわら版』にも出演した“彼”が出てくる物語。 ファン必読の感動作です!! 院生アルバイトスタッフ
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親とか、先生、とかじゃなくて、第3者的な、自分のことをみとめてくれる大人がいてくれるっていうのはすごく子供にとって救いになるんじゃないかと思う。直之が一生懸命言っていたように、確かにおばけとかがいるってとこも特別なんだけど、それだけじゃなくて、時間がゆっくり流れてくれるような空間...
親とか、先生、とかじゃなくて、第3者的な、自分のことをみとめてくれる大人がいてくれるっていうのはすごく子供にとって救いになるんじゃないかと思う。直之が一生懸命言っていたように、確かにおばけとかがいるってとこも特別なんだけど、それだけじゃなくて、時間がゆっくり流れてくれるような空間にいられるってゆうことが自分にとって特別である、っていう感じ。結構キビシイ環境だったりするんだけど、師匠たちの視線があったかくて苦しい気持ちにならなくてすんだ。香月さんのは子供をとてもあったかく大切にあつかってくれるので好きだ。主人公の子も好きだけど、それを見守る師匠たちがいいなあ。彼らの話をききながらお酒飲みたいなあ。
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人と車と物がひしめきあう大都会の、すぐとなりにあるとは思えない昔ながらの情緒あふれる下町・・・不思議町。この町の一画に住む正体不明の不思議な人物「師匠」のもとへ、今日も直之はすっとんでいく。 香月さんの大江戸かわら版シリーズ、「雀、大浪花へいく」を読んだらこっちを読みたくなっ...
人と車と物がひしめきあう大都会の、すぐとなりにあるとは思えない昔ながらの情緒あふれる下町・・・不思議町。この町の一画に住む正体不明の不思議な人物「師匠」のもとへ、今日も直之はすっとんでいく。 香月さんの大江戸かわら版シリーズ、「雀、大浪花へいく」を読んだらこっちを読みたくなってしまい再読。 高塔さんがすごいお人だって事を再認識したわww。 しかも妖怪アパートシリーズの古本屋さんも出てたといううれしいおまけ付き。 当時あんまり気にしてなかった(←ごめんよー)から忘れていたわ、はっはっは。 作品としては、小学生向け~な感じなのですが、いい年した大人だって感動できる内容になってます。 変に説教くさくなく、でもしっかり諭すべきところは諭してくれる。 やっぱり香月さんのお話、好きだわぁ。
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香月日輪作品にハマったきっかけの本です。 小学生でも読める内容ではあるけれど、大人が読んでも、目から鱗が落ちる気持ちがすると思います。 とにかく、読んだ後に心の中に何か優しい明りが灯るような気がしました。 ナオが一生懸命生きているのが良いです。誰にも何も押し付けず、卑屈にならずに...
香月日輪作品にハマったきっかけの本です。 小学生でも読める内容ではあるけれど、大人が読んでも、目から鱗が落ちる気持ちがすると思います。 とにかく、読んだ後に心の中に何か優しい明りが灯るような気がしました。 ナオが一生懸命生きているのが良いです。誰にも何も押し付けず、卑屈にならずに頑張る健気さに救われます。 そして、ナオを見守る高塔が魅力的。人として当たり前のことしか言っていないのに、そういうことって意識の奥にしまいこまれていることが多い今の世の中。高塔の言葉は、人間として忘れてはいけないことを、優しい言葉で思い出させてくれます。 高塔をはじめとする下町の住人も、なにも拒まず、優しさに満ちている気がします。 作品全体を通じて、いろいろな面のバランスも良いと思います。ナオや高塔のキャラのバランス(ふざけ具合と真剣さのバランス?)も、下町のレトロ感と現代のものの入り混じった部分も、関西弁の使い方が浮いていたりわざとらしくなく巧くて、それと標準語のバランスも絶妙だと感じました。 子供にも大人にもオススメしたい作品だと思いました。
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妖怪アパートのシリーズや地獄堂通信を読んでいて偶然本屋さんで新刊を見つけて買ってしまった本です。 児童書の形態のものは、行間が広いのと振り仮名が苦手なので、基本買わないようにしているのですが、この先いつになったら文庫化されるかわからなかったので買ってしまいました。 香月さんの話は...
妖怪アパートのシリーズや地獄堂通信を読んでいて偶然本屋さんで新刊を見つけて買ってしまった本です。 児童書の形態のものは、行間が広いのと振り仮名が苦手なので、基本買わないようにしているのですが、この先いつになったら文庫化されるかわからなかったので買ってしまいました。 香月さんの話は、自分で自分を救う強さと、差し伸べられる救いのバランスがとても良いので読了後幸せです。
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学校の本棚で見つけて呼んでみました。 途中からは涙がほろりとしました(´Д⊂ この本を忘れた何ヵ月後かに図書館で妖怪アパートを見つけて読みましたー その後またこの本を読んだら爆笑してしまいましたw 妖怪アパートから友情出演・・・・・v
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