1,800円以上の注文で送料無料

ストームブレイカー の商品レビュー

2.8

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/03/08

イギリスの作家「アンソニー・ホロヴィッツ」の冒険スパイ小説『ストームブレイカー(原題:Stormbreaker)』を読みました。 『カササギ殺人事件』に続き、「アンソニー・ホロヴィッツ」作品です。 -----story------------- 「シートベルトの締め忘れで即死...

イギリスの作家「アンソニー・ホロヴィッツ」の冒険スパイ小説『ストームブレイカー(原題:Stormbreaker)』を読みました。 『カササギ殺人事件』に続き、「アンソニー・ホロヴィッツ」作品です。 -----story------------- 「シートベルトの締め忘れで即死?叔父に限ってありえない!」 親代わりだった人の事故死を悲しみながらも「アレックス」の明晰な頭脳と運動神経はフル回転、解体工場に忍び込み弾痕だらけの叔父の車を発見。 翌日叔父の勤務先から呼び出された彼に、さらに驚愕の事実が突きつけられる。 「叔父さんは我国の特殊工作員だった。今度は君が手を貸す番だ」 14歳の少年スパイ「アレックス」誕生の第1弾。 ----------------------- 女王陛下の少年スパイ!「アレックス」シリーズ「アレックス」シリーズの第1作… 元々は少年少女向けの作品のようなので、やや物足りなさは感じましたが、、、 大袈裟なアクションや荒唐無稽な武器等「007」シリーズへの愛情が感じられる展開で、ファンタジーを読んでいる感じで愉しめました… 「アレックス」の役柄は「ジェームズ・ボンド」の孫(「ジェームズ・ボンド三世」)って感じでしたね。  ■第1章 真夜中の訪問者  ■第2章 地獄の解体工場より愛をこめて  ■第3章 名門銀行は正体不明!?  ■第4章 消された殺しの番号!?  ■第5章 ダブルオー・ゼロ・ネバー・ダイ  ■第6章 秘密兵器もお子様用!  ■第7章 この世でいちばん醜悪な生きもの  ■第8章 宝探しはトラブル探し!  ■第9章 殺し屋は深夜の海から…  ■第10章 昼下がりの奇襲攻撃  ■第11章 謎の地図は地下迷宮  ■第12章 地下工場はイギリス滅亡を組み立てる  ■第13章 イジメの代償はジェノサイド  ■第14章 死ぬのは大クラゲだ!  ■第15章 危機一髪!? イギリス滅亡六十分前  ■第16章 パラスート急降下作戦  ■第17章 女王陛下の少年スパイ誕生!  ■訳者あとがき  ■解説 映画007をしのぐ仕掛けとおもしろキャラがいっぱい!        稲垣都々世(映画評論家) 幼い頃に両親を亡くした「アレックス・ライダー」は、叔父で銀行マンの「イアン・ライダー」に育てられる… ある日、叔父が交通事故で死亡すが、慎重な叔父がシートベルトをしていなかったことに不審を抱いた「アレックス」は、真相を求めて調査を始める、、、 実は叔父が勤めていた銀行は英国の海外担当諜報機関MI6の隠れ蓑で、叔父はMI6の特殊工作員だった… 叔父はレバノン出身のコンピューター王「ヘロッド・セイル」の陰謀を暴く任務の最中に殺されたたのだ。 そして、MI6の幹部である「アラン・ブラント」や「ジョウンズ夫人」は、「アレックス」を「イアン」の後任として任命… 「アレックス」は、全身傷だらけになりながらも英国諜報局の過酷なサバイバル訓練に耐え、「セイル」が全英の中学校に配ろうとしている新型PCストームブレーカーの謎を解くため、セイル・エンタープライズのコンピュータ製造工場に潜入する。 そして、「アレックス」は、100kgの重量を支えることのできる30メートルの特殊ナイロン紐を使用したヨーヨーや、金属を溶解することのできるクリームの入ったニキビ・クリーム、ソフトを入れ替えるだけでメールでの画像送信、X線カメラと集音マイク・盗聴器探知機、発煙装置と複数の使い方のできるブリテンドーのテレビゲーム機を武器に戦いを挑む、、、 ジュニア版「007」として愉しめましたね… 『アレックス・ライダー』というタイトルで映画化されているらしいので、そっちの方がもっと愉しめるかもしれませんね。 以下、主な登場人物です。 「アレックス・ライダー」  本書の主人公。14歳 「イアン・ライダー」  アレックスの叔父 「ジャック・スターブライト」  ライダー家のハウスキーパー 「アラン・ブラント」  イギリス諜報機関MI6の特殊作戦局長 「ジョウンズ夫人」  ブラントの部下 「スミザーズ」  MI6の特殊武器開発担当者 「ヘロッド・セイル」  大富豪の実業家 「ミスター・グリン」  セイルの執事 「ナディア・ヴォール」  セイルの部下のドイツ人女性 「ヤッセン・グレゴロヴィッチ」  ロシア人の殺し屋

Posted byブクログ

2022/10/23

図書館で。 なんかテンポが良くて良いなぁ。主人公も唯一の肉親を亡くすし、頼れる大人は居ないし、困難続きですが状況を悲観せず、ウジウジせず行動するのが良い。 何せ展開が早くて良い。映像向きな作品かもしれないな、とか思いながら読みました。 荒木さんの絵もかっこいい。けど、なんか挿絵だ...

図書館で。 なんかテンポが良くて良いなぁ。主人公も唯一の肉親を亡くすし、頼れる大人は居ないし、困難続きですが状況を悲観せず、ウジウジせず行動するのが良い。 何せ展開が早くて良い。映像向きな作品かもしれないな、とか思いながら読みました。 荒木さんの絵もかっこいい。けど、なんか挿絵だけ見るとイギリスではなく荒廃した世紀末感が漂っているのが愉快(笑)

Posted byブクログ

2021/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルの語感と荒木飛呂彦先生のイラストが相まって、不思議と文体もジョジョっぽく思えてしまう…というか、翻訳の竜村風也氏は何者?このアレックス・ライダーシリーズに関する情報しか出て来ないのだが、絶対意識してジョジョに寄せていると思うのだけど…。 中身は少年探偵小説の英国スパイ版。個人的には最序盤のスクラップマシーンからの脱出劇あたりが一番緊張感が高まっていて、正直主人公がいきなり脚を失う展開なのかとすら思えた。 MI6の訓練シーンはアレックスの成長・修行要素として必要なのかもしれないが、ウルフないしK部隊が再登場したら超絶胸熱展開だったのだけども…、終盤で降下訓練のくだりに触れられただけ良しか。 イギリスって未だに人種差別観が根強いというか、歴史的に黒人奴隷制度によって富を得たというか、おそらくはへロッド・セイルが語るように人種間のイジメもあるのだろう。 主人公・アレックスが14歳という設定からしても、イジメという要素はしっくり来るのだが、それで復讐の為に金をかけて英国中の学生をターゲットに細菌兵器をバラ撒くというのは…荒唐無稽だけど訳はわかる。 筋としては巨悪のボスがいて、幹部の妙なキャラがいて、主人公が悪の野望を打ち砕くという王道。 ヤッセンという自制と常識を備えたクソ悪人との対峙が見逃せない。 1刷 2021.7.16

Posted byブクログ

2020/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

育ての親で銀行員だったイアン叔父の不審な事故死に納得できなかったアレックスは、実は叔父がMI6の敏腕工作員であり、彼は潜入捜査中に殺されたのだと明かされる。 イアンの捜査対象は、『ストームブレイカー』という最先端PCを全英の子供たちに無償提供しようという大企業。アレックスは、半ば強制的にイアンの残したミッションに挑まされることに… 『カササギ殺人事件』を読んでから、図書館でのぞくようになった『著者 ホ』の棚にあった。 え?同姓同名の別人?著者略歴もなんだか感じ違うし…と戸惑いつつも、荒木飛呂彦のイラストを使っているからには只者ではないはず!とジャケ買い…じゃなくて貸出。 ハンサムボーイで頭脳明晰語学堪能、スポーツも万能で空手の達人というスーパー中学生がスパイとして活躍するって… いやいやいや、まぁもうありえない困難なミッションと、きわどいピンチ(ただし今のところお色気はナシ)と、オモシロ秘密道具…などをノリで楽しむしかないですね。 それこそ007かミッション・インポッシプルなか、という事で…脳内ミュージックはYESとかで。 文庫本よりも、軽い装丁の大き目サイズで、秘密道具の紹介なんかもつけてあったら、男子が喜びそう。 たまたま、この本の直前に読んだのが、『秘密をもてないわたし』というアレックスとは正反対の主人公の物語だったせいか、ギャップが激しく、ちと疲れました。

Posted byブクログ

2017/11/05

表紙と挿絵を描いたのが荒木飛呂彦さんじゃなかったら手に取らなかった作品。少年版ジェームズ・ボンド。映像にしたら面白いかも。

Posted byブクログ

2013/09/30

少年スパイ アレックス・シリーズ①。 買ったときはまだ1巻目しか出てなかったんだけど、今はもう4巻目くらいまで(?)出てる…っぽい。 海外の小説は読むの久しぶりです。 高校以来だから…7〜8年ぶり? …自分でもちょっとびっくり。 で、しばらく翻訳本離れしてたあたしがこの本を...

少年スパイ アレックス・シリーズ①。 買ったときはまだ1巻目しか出てなかったんだけど、今はもう4巻目くらいまで(?)出てる…っぽい。 海外の小説は読むの久しぶりです。 高校以来だから…7〜8年ぶり? …自分でもちょっとびっくり。 で、しばらく翻訳本離れしてたあたしがこの本を買っちゃった理由は、といえば…ジャケ買いです(笑)。しかも、イラストそのもの…ではなく、色合いが気に入って。 黒い背景にヴィヴィットなピンク、っていうのが映えてるなぁと思って。 中身は…まぁまぁ。どちらかといえばおもしろかった、くらいの。 主人公が14歳という設定で、読者にもそれくらいの年齢を想定しているのか(フリガナ多いし)、子どもが読む冒険小説って感じ。 おもしろいけど、物足りない。 10月に映画やったらしいけど(帯に「10月 全国ロードショー」って書いてるから)、映画の方が楽しめるかも、です。

Posted byブクログ

2012/10/02

女王陛下の少年スパイアレックス・シリーズの第1弾です。 「ストームブレイカー」という題名がちょっとかっこいいのと、なによりも荒木 飛呂彦のイラストに惹かれて購入したのだけれど……。そして、3巻ぐらいまで文庫になっていて持っているんだが、続きを読むかどうかは微妙。 面白くないこと...

女王陛下の少年スパイアレックス・シリーズの第1弾です。 「ストームブレイカー」という題名がちょっとかっこいいのと、なによりも荒木 飛呂彦のイラストに惹かれて購入したのだけれど……。そして、3巻ぐらいまで文庫になっていて持っているんだが、続きを読むかどうかは微妙。 面白くないことはないのだが、こっちの想像以上の楽しさはない感じです。 このレベルの作品を読むのなら、新しい作品を読みたい気もする。最近、そんなふうに迷って、捨てちゃったのは、松岡 圭祐でした。あれもでも、3冊ぐらいは読んだしなぁ……。 ただ、ハリー・ポッターみたいにドンドン良くなっていくシリーズもあることはあるしな~。1巻よんだだけではおもしろさがわからない作品というのは、確かにあります。特に、最近のシリーズものの児童文学は、そうかも。 でも、「デルトラ・クエスト」みたいに、結局、どこまでいっても全然あわなかったのもあるしなぁ。 何よりも問題は、あんまり007に興味がないことかも。 009なら、好きなんですが(笑)。 う~ん、これから面白くなるのかな~。面白くなる要素としては、敵役のヤッセンのかかれかただと思うんだが。 誰か、背中を押してくれないだろうか?

Posted byブクログ

2011/09/11

この小説は表紙を見て手に取りました。 「ジョジョの奇妙な冒険」というマンガを描いている荒木飛呂彦さんがイラストを描いています。 彼の絵がなければこの本は読んでいなかったと思います。 挿絵も多く入っていて、まさに荒木ワールドが満載です! ストーリーも子ども向けスパイアクションなので...

この小説は表紙を見て手に取りました。 「ジョジョの奇妙な冒険」というマンガを描いている荒木飛呂彦さんがイラストを描いています。 彼の絵がなければこの本は読んでいなかったと思います。 挿絵も多く入っていて、まさに荒木ワールドが満載です! ストーリーも子ども向けスパイアクションなのですが、大人でも楽しめますよ。人がバンバン死んでしまう話が苦手な方にもオススメです。

Posted byブクログ

2009/10/04

荒木さんじゃん!!とジャケ買いしましたが失敗。 久しぶりに面白くない本を読みました。 でももしかしたら原作は面白くて、ただ翻訳がダメとか? それとも私がスパイものに興味がなかっただけかしら・・・?

Posted byブクログ

2009/10/04

荒木のカバーイラストにつられて購入。 本のカバーデザインって売上に随分影響するような希ガス。 内容はちと子供向けってかんじでした。 間一髪、危機一髪てのが過ぎてちと萎えるかもだけど、まーエンターテイメント感覚で読めばまーまーかな? お気楽に楽しむにはいいかも。 キャラクターづく...

荒木のカバーイラストにつられて購入。 本のカバーデザインって売上に随分影響するような希ガス。 内容はちと子供向けってかんじでした。 間一髪、危機一髪てのが過ぎてちと萎えるかもだけど、まーエンターテイメント感覚で読めばまーまーかな? お気楽に楽しむにはいいかも。 キャラクターづくりは上手い気がした。

Posted byブクログ