茶道の歴史 の商品レビュー
タイトル通り、茶道の歴史書です。鎌倉初期に中国から伝来し、和様化された茶の湯の道=「茶道」。室町時代の芸術家、能阿弥から現代までの歴史上の人物を中心に、それぞれの時代背景、ユーモアな小話を織り交ぜて茶道文化を筆者が語り口で綴っています。茶道を初めて数か月になりますが、歴史を知るこ...
タイトル通り、茶道の歴史書です。鎌倉初期に中国から伝来し、和様化された茶の湯の道=「茶道」。室町時代の芸術家、能阿弥から現代までの歴史上の人物を中心に、それぞれの時代背景、ユーモアな小話を織り交ぜて茶道文化を筆者が語り口で綴っています。茶道を初めて数か月になりますが、歴史を知ることで、また理解が深まります。室町~江戸時代、そして近代を経て現在に伝わる日本文化の歴史書として、よい読み物だと思います。
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文字通り、茶道の歴史とその背景にある精神みたいなものを 研究家の方の講演を元に書籍化したもの。 とはいいつつ、発行年がだいぶ古いのですが 茶道の背景にある根底のものは変わっていないはず。 講演を書籍化したものはとても読みやすい。
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一つの流派に偏ることなく、茶道全般について広く深く学ぶことのできる本。特に武家手前の流派について書かれた本は少ないので、貴重な一冊といえます。古田織部、片桐石州、小堀遠州の三者の好みの違いを実戦経験の有無や役職、時代背景から読み解くユニークな考察には素人ながら納得してしまいました...
一つの流派に偏ることなく、茶道全般について広く深く学ぶことのできる本。特に武家手前の流派について書かれた本は少ないので、貴重な一冊といえます。古田織部、片桐石州、小堀遠州の三者の好みの違いを実戦経験の有無や役職、時代背景から読み解くユニークな考察には素人ながら納得してしまいました。
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