詭弁論理学 の商品レビュー

3.4

81件のお客様レビュー

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もう30年以上も前の…

もう30年以上も前の本なんだけど大変面白かったです。気楽によめるパズル本みたいな感じですね。頭の体操に結構いいかなと思いました。

文庫OFF

有名もしくは基本的な…

有名もしくは基本的な論理パズルなどを取り上げ、それのどこがどう論理的に間違っているのかなどを確認し、それを解くことを遊びとして楽しむという感じの本です。ただ、数学で昔習った逆とか対偶とかがたくさん出てきて少々難解なイメージを受けました。数学的な証明にも似た論理学ばかりなのでちょっ...

有名もしくは基本的な論理パズルなどを取り上げ、それのどこがどう論理的に間違っているのかなどを確認し、それを解くことを遊びとして楽しむという感じの本です。ただ、数学で昔習った逆とか対偶とかがたくさん出てきて少々難解なイメージを受けました。数学的な証明にも似た論理学ばかりなのでちょっととっつきにくかったです。

文庫OFF

2026/03/08

全体としては、「学問」というよりエッセイ。 ただ、強弁と詭弁の違いについての整理は面白かった。 強弁は、勢いや立場、声の大きさで押し切る技だ。 とにかく相手を押し込む。 一方で詭弁は、もっと巧妙にだましにいく。 論理の形を取りながら、相手を誘導する。 ただし本書でも言われて...

全体としては、「学問」というよりエッセイ。 ただ、強弁と詭弁の違いについての整理は面白かった。 強弁は、勢いや立場、声の大きさで押し切る技だ。 とにかく相手を押し込む。 一方で詭弁は、もっと巧妙にだましにいく。 論理の形を取りながら、相手を誘導する。 ただし本書でも言われているように、この二つの境界は必ずしも明確ではない。たとえば次のような技法だ。 二分法: 物事を「あれかこれか」に分けてしまい、「あなたはあれではない、だからこれだ」と結論を押しつける。 相殺法: つかまった泥棒が「他にもいるのになぜ私だけ」と言うようなものだ。 全体の問題と個別の責任を相殺させる。 一方で、詭弁らしい技法も紹介されている。 論点のすり替え、乱暴な消去法(全部試してだめだから残ったこれが正しい)、ドミノ論法(あそこで起きたなら次はうちも危ない、という類のもの)などだ。 最近『レトリックと詭弁』を読んだばかりなので、照らし合わせながら読むのも面白かった。 個人的には、描きっぷりはそちらの方が好きだった。本書は少し構成が分かりにくい。古い本だからかもしれない。 ただ、言っていること自体はかなり共通していて、同じような例が出てくるのも面白かった。 もう一つ印象的だったのは、詭弁の見抜き方についての指摘だ。 議論は基本的に、前提とロジックから成る。 詭弁かどうかは、ロジックの不整合を見れば分かる。 ただし、ロジックが通っているからといって、それが真実とは限らない。 前提が間違っていれば、結論も当然間違う。 つまり、妥当な議論が正しいとは限らない。 また、迷う余地のない例として、人の心理を推測する議論が挙げられている。野球の解説で「先日の負けが尾を引いているんでしょうかね」と言ったり、裁判で「そのときどう思っていたか」を証言させたりする、という類の話で、前提もロジックもかなり怪しい。 ただ、本書はそこまで言っていないが、私はこれが当たることもあると思う。 論理でも前提でもない、直感だ。 そこに、人間の議論のおもしろさがある気がした。

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2025/12/03

議論となると頗る弱い私である。今日も友に言い負かされ、嫌になり、この本の内容を齧る。この本には、有名な論理の遊びが掲載されている。私も、本を片手に解こうとするが、うまく解を説明できず、もどかしい思いをすることに。これは再読必須であろう。思えば、議論に優秀な奴らは、こんな問いは、サ...

議論となると頗る弱い私である。今日も友に言い負かされ、嫌になり、この本の内容を齧る。この本には、有名な論理の遊びが掲載されている。私も、本を片手に解こうとするが、うまく解を説明できず、もどかしい思いをすることに。これは再読必須であろう。思えば、議論に優秀な奴らは、こんな問いは、サラリと解けてしまうのだろうか?

Posted byブクログ

2025/05/05

論理の力は弱い。 「強弁や詭弁にどう立ち向かうか」をテーマに読むが、そんな相手とはまともな議論にならないので早々に話を切り上げるのが肝要であることを知る。 確かに、論理的でない強弁や詭弁を使う相手に、論理的に誤りを指摘してもわかるはずもない。「無学者論に負けず」。「バカの壁」を思...

論理の力は弱い。 「強弁や詭弁にどう立ち向かうか」をテーマに読むが、そんな相手とはまともな議論にならないので早々に話を切り上げるのが肝要であることを知る。 確かに、論理的でない強弁や詭弁を使う相手に、論理的に誤りを指摘してもわかるはずもない。「無学者論に負けず」。「バカの壁」を思う。自分が強弁や詭弁を振るわないように気を付けよう。 強弁や詭弁が世の中にまかり通るのを考えると、人は論理よりも、感情や相手の態度、場の空気に支配されやすいことがわかる。相手にまくし立てられるなか、客観的かつ論理的に思考することはかなり難しい。言いくるめられた後に、冷静に振り返ると詭弁や強弁に気づき、腹を立てることがある。 論理は武器としての力も、瞬発的に思考する力も弱い。

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2021/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

詭弁とは記号論理学で説明することが難しく、言葉の捉え方や言葉の言い換えなどが原因で生じる。A=命題とするとき、前提として誤りが生じていたり、言葉のニュアンスが変わりA'=命題'に変化してしまうことが問題になり詭弁になり得る。二分法や相殺法など主張の否定が極端になる、主張と主張の対比が取れていないなど、記号で説明することが難しい考え方もでてきた。 離散数学の講義で学んだ論理パズルの解き方は記号論理学と呼ばれる?(Google検索)論理を説明する学問(論理学)の一部に記号論理学という学問がある?

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2021/02/22

1990年、学生時代に買ったものを再読。タイトルだけ見ると難しそうだけれど、実際は読みやすいエッセイと言っていい。詭弁を弄して人を言い負かすための教科書というよりむしろ、弁が立たないタイプの凡人が、詭弁強弁を弄する能弁な人のやりくちを分析して対応したり自分を慰めたりするための参考...

1990年、学生時代に買ったものを再読。タイトルだけ見ると難しそうだけれど、実際は読みやすいエッセイと言っていい。詭弁を弄して人を言い負かすための教科書というよりむしろ、弁が立たないタイプの凡人が、詭弁強弁を弄する能弁な人のやりくちを分析して対応したり自分を慰めたりするための参考書という趣。

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2019/06/28

私は話すのが苦手です。 話すのが苦手なので、仕事でプレゼンをするときいつも「あぁ、もうちょっと上手く喋れたらなぁ」と思うのです。 ただ、話上手(?)のプレゼンを聞いても、「言葉数が多いだけであんまり納得感はないな」とか、「自己一点型の自分の角度からしか物事を捉えられてない主張の仕...

私は話すのが苦手です。 話すのが苦手なので、仕事でプレゼンをするときいつも「あぁ、もうちょっと上手く喋れたらなぁ」と思うのです。 ただ、話上手(?)のプレゼンを聞いても、「言葉数が多いだけであんまり納得感はないな」とか、「自己一点型の自分の角度からしか物事を捉えられてない主張の仕方だな」とか、そんなことを思うのも多々あります。 今回この本を手に取った理由は、そんな話者に対する不満や違和感をどうにかして"見抜く"術を身に付けられたらと思ったからでした。 加えて、そんなお上手な話術で言い負かすことを望んではないけれど、いつか必要になったりするかもしれないときの保険としてね。

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2017/12/24

論理パズルを紹介している本でもあるのですが、詭弁や強弁についてのエッセイのような叙述も含まれており、少しまとまりのない印象を受けました。 以前読んだ同じ著者の『まるさんかく論理学』(Z会ペブル選書)とかさなる内容も多く、そちらのほうが内容的にはまとまっているように感じました。

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2017/02/27

偶然にも同じ著者の本を全く違う棚から探し出して買っていた。タイトルが魅力的だったのだろう。でも中身はそんなに面白くない。最初の方は当たり前すぎて、後ろの方は難しいのとどっちでもいいよというのが多かった。印象に残っているのは、ブザーの仕組み。電流が流れるとスイッチが電磁石に吸い付け...

偶然にも同じ著者の本を全く違う棚から探し出して買っていた。タイトルが魅力的だったのだろう。でも中身はそんなに面白くない。最初の方は当たり前すぎて、後ろの方は難しいのとどっちでもいいよというのが多かった。印象に残っているのは、ブザーの仕組み。電流が流れるとスイッチが電磁石に吸い付けられて上がる。そうすると電流が切れてスイッチが下がる。これが「パラドックス」を実用したものだと言われると、面白い。

Posted byブクログ