近代 未完のプロジェクト の商品レビュー
ドイツの歴史書の岩波新書で紹介されていた。ハーバーマスと聞いただけで難しいと感じていたが、そうではなく、思想や世界という雑誌に掲載されていたものを編集して集めたものである。ドイツの観光案内としてもとてもいい本である。
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(西)ドイツ人としての発言集。ハーバマスが、いかに時代とアクチュアルに向き合ってきたかがよく分かる。日本人でこういう人(学者?)いるだろうか。 私としての初ハーバマスですが、とても彼の真剣さを感じた。 表題作を始め、「核時代の市民的不服従」や東ドイツとの統一ドイツをめぐる...
(西)ドイツ人としての発言集。ハーバマスが、いかに時代とアクチュアルに向き合ってきたかがよく分かる。日本人でこういう人(学者?)いるだろうか。 私としての初ハーバマスですが、とても彼の真剣さを感じた。 表題作を始め、「核時代の市民的不服従」や東ドイツとの統一ドイツをめぐる視点は、コミュニケーションによる公共圏の確立を訴えた著者らしいとともに、どこか急進的な部分を感じる。
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ハーバーマスのドイツ国内での冷戦が終了する当時に書かれた論文をまとめた本。うーん、内容覚えてないw感想としては、15日よりも前に読むべきだったな、と思う。論文の中の一つ、「一種の損害賠償」というやつが本当に重要なのだと思う。今度読みなおそう。 「テロルの時代と哲学の使命」にお...
ハーバーマスのドイツ国内での冷戦が終了する当時に書かれた論文をまとめた本。うーん、内容覚えてないw感想としては、15日よりも前に読むべきだったな、と思う。論文の中の一つ、「一種の損害賠償」というやつが本当に重要なのだと思う。今度読みなおそう。 「テロルの時代と哲学の使命」において、メインの著者がハーバーマスとデリダの解説を書いているのだが、そのハーバーマス論を読んで、この本の論文の始めにある訳者による解説を読むことで、ハーバーマスという人が少しわかるかもしれない。 デリダにしろ、ハーバーマスにしろ、彼らは第二次世界大戦を若者として経験している。そんな彼らには、我々戦後生まれの論に対して大いに違和感を持つ(った)のだろうか。
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「近代―未完のプロジェクト」・・・これを初めて読んだのは、もう10数年前になるかな。その時まだ本になってなかったです。専門誌に出てすぐに図書館で読みました。
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