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完訳 アンデルセン童話集(1) の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2011/02/21

個人的には「旅の道づれ」が1番好き。 「小さいイーダの花」「いたずらっ子」「幸福の長靴」「ヒナギク」は初めて読んだ。 アンデルセンって、細部まで物語がしっかりと織られていて、 彼の持つ大きな美学と言いますか、意思を感じた。 ああ、面白かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

人魚姫の話が読みたくて買った。 文章と表現が美しくて感動した。 矢車草のように青い海だとか、太陽を模した花壇だとか。 人魚姫は人間と同じように永遠の魂を望んだが、それが王子の愛によって叶うというというのが、問題だと感じた。 誰よりも美しい人魚姫が、自分が泡となって消えるのを悲しみ...

人魚姫の話が読みたくて買った。 文章と表現が美しくて感動した。 矢車草のように青い海だとか、太陽を模した花壇だとか。 人魚姫は人間と同じように永遠の魂を望んだが、それが王子の愛によって叶うというというのが、問題だと感じた。 誰よりも美しい人魚姫が、自分が泡となって消えるのを悲しみ、美しい永遠の魂となることを望む。たとえ舌を切られて自分の想いを語れずとも、王子の愛を得られると期待したのは、少女特有の傲慢だと思った。 心に慕う人がいるといいながら、人魚姫に好きだという王子を、とんでもないと怒る人もいるけれど、王子の瞳の向こうに永遠の魂をみる人魚姫も同じだと思う。 最後人魚姫の姉さん達が短い髪で人魚姫を救いに来るシーンもとても美しいと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

16話入ってるけど、親指姫と人魚姫しか知らなかった。改めて読むと話のオチのつけ方上手いし、話の状況を頭のなかでイメージしながら読むのが楽しい

Posted byブクログ