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北越雪譜 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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川端康成の『雪国』で…

川端康成の『雪国』でも頻繁に引用されている『北越雪譜』。雪国の暮らしや人々の様子などが目に見えるようです。

文庫OFF

2024/12/02

越後の文人。鈴木牧之が1837~41年に刊行した雪国の記録。挿絵も豊富。習俗、伝説、自然など多方面の内容が含まれているが、「暖国の人のごとく初雪を観て吟詠遊興のたのしみは夢にもしらず、今年もまた此雪中に在る事かと雪を悲は辺郷の寒国に生たる不幸といふべし」というように、豪雪のなかで...

越後の文人。鈴木牧之が1837~41年に刊行した雪国の記録。挿絵も豊富。習俗、伝説、自然など多方面の内容が含まれているが、「暖国の人のごとく初雪を観て吟詠遊興のたのしみは夢にもしらず、今年もまた此雪中に在る事かと雪を悲は辺郷の寒国に生たる不幸といふべし」というように、豪雪のなかでの苦労や、雪崩・吹雪といった災害に関する記述がとくに印象深い(家の中に氷柱が何本もできる、といった記述もある)。 解説では出版に至る紆余曲折にも触れられていて、江戸の文人と地方文人との微妙な関係が窺える。

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2021/05/19

 鈴木牧之 (1770-1842) の『北越雪譜』は、雪国の様々な自然、風俗、奇譚、逸話を絵入りの読み物として記しており、非常に興味深い。  次の話は、自然発火現象の記録である。原因は不明だが、発光生物、或いは地表に染み出た原油の発火によるもの等であろう。  「筑紫のしらぬ火とい...

 鈴木牧之 (1770-1842) の『北越雪譜』は、雪国の様々な自然、風俗、奇譚、逸話を絵入りの読み物として記しており、非常に興味深い。  次の話は、自然発火現象の記録である。原因は不明だが、発光生物、或いは地表に染み出た原油の発火によるもの等であろう。  「筑紫のしらぬ火といふは古哥にもあまたよみて、むかしよりその名たかくあまねく人のしる所なり。その然(もゆ)るさまは春暉(しゅんき)が西遊記にしらぬ火を視(み)たりとて、詳(つまびらか)にしるせり。其しらぬ火といふも世にいふ竜燈(りうとう)のたぐひなるべし。我国蒲原郡(かんはらこほり)に鎧潟(よろひかた)とて東西一里半、南北へ一里の湖水あり、毎年二月の中の午(うま)の日の夜、酉(とり)の下刻より丑(うし)の刻頃まで水上に火然(もゆ)るを、里人は鎧潟(よろひがた)の万燈とて群(あつま)り観る人多し。

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2016/10/20

18世紀末文化文政時代の越後塩沢の地元民による越後密着型少々自虐気味(笑)記録。雪というのは風流なもので和歌にも良く読まれるものだけど、越後の雪はただただ力仕事であると(笑)。また、雪関係の単語が多いのも興味深い。  図書館で展示していた和綴じ本で存在を知り、文庫版を即購入。新潟...

18世紀末文化文政時代の越後塩沢の地元民による越後密着型少々自虐気味(笑)記録。雪というのは風流なもので和歌にも良く読まれるものだけど、越後の雪はただただ力仕事であると(笑)。また、雪関係の単語が多いのも興味深い。  図書館で展示していた和綴じ本で存在を知り、文庫版を即購入。新潟の地元書店ではこちらの『北越雪譜』は必ずといっていいほど並んでいるのに気付いた。現在の新潟地元民とノリが全く変わっていないのに感動した。何度読んでも発見のある非常に素晴らしい書。すばらしい。新潟ビギナーの関西人である私が、すべての新潟ビギナー〜アドバンスドレベルの他地方出身者におすすめする。新潟参考書ベストチョイス。

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2016/10/05

某天気サイトのコラムで紹介されていたのを読んで興味が沸き、どうしても読んでみたくなったので購入。 まだ出だしですが、文語調のリズムが読んでいて心地よく、内容も解りやすいので、最後まで楽しんで読めそうです。

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2015/05/12

昔の豪雪地域の暮らしを知る、貴重な本。 冬に湯沢に行ったときに購入。 関東人には想像もつかない雪国の苦労や生活、知識がたくさん、時折「すみません!」と謝りたくなる部分もありました。中には不思議な体験なんかもあります。 民俗、郷土、気象などがお好きな方には嬉しい一冊かと思います。

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2013/09/16

著者は雪で名高い北越塩沢の人.諸国の人々に越後の雪を主題とし,それに付帯した風俗習慣を伝えんとした.出版には馬琴,京伝等が関係し,当時天下の奇書として圧倒的な人気を博したという.しかも今日これを見れば単に風土記的な興趣のみならず,科学的随筆とも称すべく,また方言研究の重要資料でも...

著者は雪で名高い北越塩沢の人.諸国の人々に越後の雪を主題とし,それに付帯した風俗習慣を伝えんとした.出版には馬琴,京伝等が関係し,当時天下の奇書として圧倒的な人気を博したという.しかも今日これを見れば単に風土記的な興趣のみならず,科学的随筆とも称すべく,また方言研究の重要資料でもある. (解説 益田勝実)

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2011/08/30

自分の街一番の有名人の本を今まで読んでなかったなんて,ちょっと恥ずかしいですが... 今はもう無くなってしまった,地元の辛くて厳しい雪国のことを読みやすく書いてあります.(古文なので少し大変ですが,流れが巧いので読みやすい気がします) 魚沼地方のみなさんはぜひ一読することをお勧め...

自分の街一番の有名人の本を今まで読んでなかったなんて,ちょっと恥ずかしいですが... 今はもう無くなってしまった,地元の辛くて厳しい雪国のことを読みやすく書いてあります.(古文なので少し大変ですが,流れが巧いので読みやすい気がします) 魚沼地方のみなさんはぜひ一読することをお勧めします.

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2009/10/04

新潟の長岡にしばらく住んでいたことがあり,冬季の大変さを身を持って感じていた頃,興味を持って手に取った本。

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