1,800円以上の注文で送料無料

リチャード三世 の商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

薔薇戦争末期。エドワード4世の統治下のイングランド。自らの容貌にコンプレックスを持ち野心を膨らませるエドワード4世の弟グロスター公リチャード。兄であるクラレンス公ジョージを罠にはめ殺害し周囲の人間たちを徐々に殺害していく。ヘンリー6世の息子の妻であったアンへの求婚。ジョージの遺児たちの殺害。王位に上り詰めたグロスター公リチャード。リチャード3世となったグロスター公に反旗を翻す諸侯たち。薔薇戦争の終結。

Posted byブクログ

2010/09/10

人物名が覚えられなくて、あれ、これ誰だっけとなるし、歴史を知らないから背景もわからない。シェイクスピアの作品に中でも、格調高さなら「ハムレット」があるし、話の筋の面白さなら「リア王」がある。だから単に戯曲を読むだけならそんなに飛び抜けて面白いわけじゃないと思う。 でも、上演され...

人物名が覚えられなくて、あれ、これ誰だっけとなるし、歴史を知らないから背景もわからない。シェイクスピアの作品に中でも、格調高さなら「ハムレット」があるし、話の筋の面白さなら「リア王」がある。だから単に戯曲を読むだけならそんなに飛び抜けて面白いわけじゃないと思う。 でも、上演されたものを観るのなら、あるいは自分で演じたり自分で演出するのなら、間違いなくこれが一番面白そう。役者や演出家しだいで全く違う作品がいくつもできあがりそう。それは主人公グロスタ公の人物造型ひとつで作品の雰囲気が決まるようの思うから。天才的な策略家か、絶対的な悪か、たまたま頭一つ抜けてしまった小悪党なのか、屈折した想いを権力に求める男なのか、解釈は広くできて、役者や演出家の数だけいろんなグロスタ公ができあがる。そのぶん演技力・演出力は相当に求められるだろうけど、それがぴたっとあった時にはきっとすごいものができるんだろうと思う。

Posted byブクログ

2010/05/08

シェイクスピアってもっと難しいと思ってた。 ちょっと展開が強引なところもあったけど、セリフにテンポがあって、世界にどっぷり浸れました。 王妃マーガレットが舞台後方でツッコミ入れまくるところと 亡霊たちが「この世に思いを絶って死ね」と連発するシーンは 実際に劇として観てみたい。 ...

シェイクスピアってもっと難しいと思ってた。 ちょっと展開が強引なところもあったけど、セリフにテンポがあって、世界にどっぷり浸れました。 王妃マーガレットが舞台後方でツッコミ入れまくるところと 亡霊たちが「この世に思いを絶って死ね」と連発するシーンは 実際に劇として観てみたい。 (10.05.01) 図書館。 (10.04.29)

Posted byブクログ