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ワーズワース詩集 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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19世紀の英国の詩人…

19世紀の英国の詩人ワーズワースの詩の中で傑作なものを収録した作品です。個人的には散文好きで詩にはあまり興味がないのですが、本書を読んで詩にも興味を持つようになりました。美しい詩を読みたい方にお薦めです。

文庫OFF

2025/11/27

148P ウィリアム・ワーズワース (William Wordsworth、1770年4月7日 - 1850年4月23日)は、イギリスの代表的なロマン派詩人である。湖水地方をこよなく愛し、純朴であると共に情熱を秘めた自然讃美の詩を書いた。同じくロマン派の詩人であるサミュエル・テ...

148P ウィリアム・ワーズワース (William Wordsworth、1770年4月7日 - 1850年4月23日)は、イギリスの代表的なロマン派詩人である。湖水地方をこよなく愛し、純朴であると共に情熱を秘めた自然讃美の詩を書いた。同じくロマン派の詩人であるサミュエル・テイラー・コールリッジは親友で、Lyrical Ballads (『抒情民謡集』1798)はコールリッジとの共著であった。英国ロマン主義六大詩人の中では、彼が最も長命で、1843年に73歳で桂冠詩人となり、1850年に80歳で亡くなった。

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2025/08/17

ワーズワースの詩集ですね。 ウィリアム・ワーズワース(1770~1850) イギリスの自然詩人。桂冠詩人。 訳は、田部重治さん。      「虹」  わが心はおどる  虹の空にかかるを見るとき。  わがいのちの初めにさなりき。  われ、いま、大人にしてさなり。  われ老いたる...

ワーズワースの詩集ですね。 ウィリアム・ワーズワース(1770~1850) イギリスの自然詩人。桂冠詩人。 訳は、田部重治さん。      「虹」  わが心はおどる  虹の空にかかるを見るとき。  わがいのちの初めにさなりき。  われ、いま、大人にしてさなり。  われ老いたる時もさあれ。  さもなくば死ぬがまし。  子供は大人の父なり。  願わくばわがいのちの一日一日は、  自然の愛により結ばれんことを。      「水仙」  谷また丘のうえ高く漂う雲のごと、  われひとりさ迷い行けば、  折しも見出でたる一群の  黄金色に輝く水仙の花、  湖のほとり、木立の下に、  微風に翻りつつ、はた、踊りつつ。  天の河に輝きまたたく  星のごとくに打ちつづき、  彼らは入江の岸に沿うて、  はてしなき一列となりてのびぬ。  一目にはいる百千の花は、  たのもしげなる踊りに頭ふる。  ほとりなる波は踊れど、  嬉しさは花こそまされ。  かくも快よき仲間の間には、  詩人の心も自から浮き立つ。  われひとり飽かず見入りぬーーされど、  そはわれに富をもたらせしことには気付かざりし。  心にうつろに、或は物思いに沈みて、  われ長椅子に横たわるとき、  独り居の喜びなる胸の内に、  水仙の花、瘻瘻、ひらめく。  わが心は喜びに満ちあふれ、  水仙とともにおどる。  解説に『彼は英国の生んだ最も偉大なる自然詩人であった。恐らく自然のために自然を歌った唯一の詩人であったろう。』と、紹介されています。  但し、1938年第一刷発行ですから、以後に自然を歌った詩人は、存在します。  古い言い回しですが、それはそれで、おもむきがありますね(=^ェ^=)

Posted byブクログ

2016/05/27

文学のレポートを書くために読んでいます。 ワーズワースの水仙を読んだ時にこの作者に一目惚れしました。この本の中なら序曲が好きです。 英語詩はリズムがあるのでYoutubeでよく聞くのですが、お経と似ている感じがして心地よいです。詩を楽しみ鑑賞しながらも、レポートも完成度の高い...

文学のレポートを書くために読んでいます。 ワーズワースの水仙を読んだ時にこの作者に一目惚れしました。この本の中なら序曲が好きです。 英語詩はリズムがあるのでYoutubeでよく聞くのですが、お経と似ている感じがして心地よいです。詩を楽しみ鑑賞しながらも、レポートも完成度の高いものに出来るよう頑張ります。

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2014/01/26

前知識ゼロで読んだせいで、重苦しい詩には衝撃を受けた。 イングランドの高い丘と森とそこに吹く風を感じられそうな。 「ティンターン修道院~」から後の作品が極めて印象的。

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2012/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イギリスを代表する、「ロマン主義」の詩人、ワーズワース(William Wordsworth, 1770-1850)の詩作集。 「ロマン主義」というと、何か漠然とした感じがするのですが、それまでの、ヨーロッパにおける「宗教的な教条主義」や、「ギリシャ・ローマを源流とする、古典的芸術・文学を基調とする古典主義」を乗り越え、「個人の自由や独立性を表現していこう」とする、18世紀後半から、19世紀初頭にかけて活発になった、一連の芸術活動の事を指すそうです。ちょうど、その時期が、フランス革命の勃発、その後のナポレオンによる帝政への市民の反発や、産業革命の幕開け、といった、「市民」や「個人」が大きく前面に現れて来る時期に当っており、そうしたヨーロッパの社会状況の中で生まれてきた芸術活動だと言えるのかもしれません。 ワーズワースの詩の特徴は、自然への賛歌、これに尽きる様に思えます。もちろん、「叙事詩」的な、一連の出来事を、「詩」の形式で表現したものもあるのですが、「自然」、「自然の一部としての人間」、をテーマとして創作された詩に、彼の「美的表現」は、最大限に発揮されます。訳者の方が、彼をして「自然詩人」と評されているのも、頷けます。 *** 最も印象的な詩を一篇ご紹介しますと、「虹」が挙げられます。(以前「レビュー」した、『いろいろな色』でも、その一節が引用されていました。) 「虹」 わが心はおどる 虹の空にかかるを見るとき。 わがいのちの初めにさなりき。 われ、いま、大人にしてさなり。 われ、老いたる時もさあれ。 さもなくば死ぬがまし。 子供は大人の父なり。 願わくばわがいのちの一日一日(ひとひひとひ)は、 自然の愛により結ばれんことを。 (pp.92) *** 他にも、「郭公に」、「そうだ、それは山の木霊」など、様々な素晴らしい詩があり、それぞれの「美しさ」があるのですが、その中でも、「虹」は突出しているような印象を受けます。一貫しているのは、彼が、ただ通り過ぎてしまうような、自然の背後に、その「美」を生起させている存在を感じとり、一瞬の感覚的把握で、文字としてそれを描写している、という点です。 ワーズワースは、英国王室により、古代ギリシア・ローマの優れた詩人に贈られていた、「桂冠詩人」の称号を叙せられているとのことです。 自然の愛に架る「虹」を語り続けた、月桂樹を抱く詩人。

Posted byブクログ

2011/12/27

わが心はおどる/虹の空にかかるを見るとき。/わがいのちの初めにさなりき。/われ、いま、大人にしてさなり。/われ老いたり時もさあれ、/さもなくば死ぬがまし。/子供は大人の父なり。/願わくばわがいのちの一日(ひとひ)一日(ひとひ)は、/自然の愛により結ばれんことを。

Posted byブクログ

2011/05/06

今という時代の中ではよけいな付加価値が生じてしまっているようなのがちょっとイヤかな。 中身は悪くないけど。

Posted byブクログ

2011/04/18

自然詩人と言われるワーズワース。それは手放しの賛歌ではない。深い摂理と鼓動を同じくする感性が脈打っている。一番のお気に入りは「幼年時代を追想して不死を知る頌」です。

Posted byブクログ