ギリシア悲劇(1) の商品レビュー
現存するアイスキュロスの全作品を収録した本だが、オレステア三部作以外の作品は、本来は続きがあったものの残っていない。それでも各作品には人間の本質を突いた、普遍的なテーマを扱っている。復讐や嫉妬など人間の負の側面に焦点を当て、それに伴う悲惨な末路が展開される。
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縛られたプロメテウスのみの感想。登場人物で、「権力」がゼウスに頭が上がらない事・「暴力」が言葉を発しない事・「プロメテウス」が火を運んできたためにゼウスに罰せられる事・プロメテウスの側に寄り添っている「合唱隊(コロス)」が女性達である事・ゼウスの息子神でありその伝令である「ヘル...
縛られたプロメテウスのみの感想。登場人物で、「権力」がゼウスに頭が上がらない事・「暴力」が言葉を発しない事・「プロメテウス」が火を運んできたためにゼウスに罰せられる事・プロメテウスの側に寄り添っている「合唱隊(コロス)」が女性達である事・ゼウスの息子神でありその伝令である「ヘルメス」が若い青年の姿でプロメテウスの前に登場する事等は、示唆に富んでいて、隠喩に満ちていると思います。作品を読んで、「火を運んでくる者」は革命的な発明や事業を行った者を比喩で表現していると思いました。 そういった者達を総称して「プロメテウス」と呼んでいるのかもしれません。革命的な事を行ったプロメテウスが半永久的に縛られて罰せられる事は、現代にも通用する隠喩だと思います。詩人・シェリーはこの作品をインスピレーションにして「鎖を解かれたプロメテウス」を造り、マッカーシーの「the road」の作中のキーワード「火を運んでくる」はおそらくこの作品からのインスピレーションだと思います。二千年以上昔の作家の作品が近代・現代の作家の創作に影響を与えるのは、凄い事だと思います。
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『アガメムノン』は再読である。やはり『オレステイア 三部作』がいい。三部作それぞれのテーマとその統一感、神慮が巧みでいい。『縛られたプロメテウス』もいい。2500年前に書かれた貴重な作品が読み継がれているのは人類の宝である。
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いろんな経緯があってギリシア悲劇を読む流れになった。 アイスキュロスさんは壮大で激しい。とてもいい。 縛められたプロメテウス ペルシアの人々 アガメムノーン 供養する女たち 慈みの女神たち テーバイ攻めの七将 救いを求める女たち Mahalo
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『縛られたプロメテウス』 人間に火の使い方を教えたために拘束されるプロメテウス。イーオとの会話。ヘルメスの揶揄。 『ペルシア人』 『アガメムノン』 トロヤ戦争の総司令官アガメムノンの最期。オレステイア3部作の第1作。 『供養する女たち』 『忌みの女神たち』 『テーバイ攻...
『縛られたプロメテウス』 人間に火の使い方を教えたために拘束されるプロメテウス。イーオとの会話。ヘルメスの揶揄。 『ペルシア人』 『アガメムノン』 トロヤ戦争の総司令官アガメムノンの最期。オレステイア3部作の第1作。 『供養する女たち』 『忌みの女神たち』 『テーバイ攻めの七将』 オイディプス亡き後のテーバイ。兄を追放し王座に就いたエテオクレス。アルゴスに援助を求めテーバイを攻めるポリュネイケス。七つの門をめぐる戦い。二人の王の悲劇。 『救いを求める女たち』
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因果という言葉はギリシア世界には無い言葉ではあったけれど、荒れ狂う運命と連なる復讐の連鎖のあさましいこと。因果は巡る。
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アイスキュロスの「縛られたプロメテウス」、「ペルシア人」、「オレステイア三部作」、「テーバイ攻めの七将」、「救いを求める女たち」を収録。
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