まんげつのよるまでまちなさい の商品レビュー
何度も何度も繰り返される まんげつのよるまでまちなさい は、自然と一緒に言ったり、順番に言ったり。 待つ ということで、じれったさを超えて ワクワクする気持ちが増していく。 夜もいろんな顔があること、 歌も素敵で、最後のページでは思わず声が漏れました✨ 次女が、おやすみ...
何度も何度も繰り返される まんげつのよるまでまちなさい は、自然と一緒に言ったり、順番に言ったり。 待つ ということで、じれったさを超えて ワクワクする気持ちが増していく。 夜もいろんな顔があること、 歌も素敵で、最後のページでは思わず声が漏れました✨ 次女が、おやすみなさいフランシスに似てるね と言った 同じ画家の方だもんね♡
Posted by
子育てとは、待つことだと思う。道端で座り込んだ子を待ち、食べながら遊んでしまった子を待ち、トイレに座っておしっこをするのを待ち…でも、大人だけじゃなくて子供だって待ってるんだと気付きました。 自分がそれができるくらいふさわしくなるまでわくわくしながら待つんだろうな。 それぞれの子...
子育てとは、待つことだと思う。道端で座り込んだ子を待ち、食べながら遊んでしまった子を待ち、トイレに座っておしっこをするのを待ち…でも、大人だけじゃなくて子供だって待ってるんだと気付きました。 自分がそれができるくらいふさわしくなるまでわくわくしながら待つんだろうな。 それぞれの子供にとって一番ふさわしい時を親子ともに待つことが、子育てという営みなのかな。 マーガレット ワイズ ブラウンの本は、お月様がよく出てきますね。
Posted by
夜の世界が知りたくてたまらないアライグマのぼうやにお母さんアライグマが「まんげつのよるまでまちなさい」と諭します。 静かなお話ですが、なんだか事には潮時があるよ、と教えてくれているような気がして好きです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あらいぐまのぼうやがおかえさんに 何かをしたいと言うといつも まんげつのよるまでまちなさい と言われます。 言われたとおりに待ちつづけたあらいぐまの ぼうや、最後にはまんげつのよるが 来て、家ではない広い世界へ 飛び出していきます。 あとがきのように 待たなくてはいけない子どもたちも 時が満ちれば(=月が満ちれば) かなえられることがあると ふんわりと伝えているのだろうなと 思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夜を見たいというアライグマの坊やに、お母さんは「満月の夜まで待ちなさい」と言う。夜についての興味が尽きない坊やは、あれこれおかあさんに質問するも、答えはいつも「満月の夜まで待ちなさい」だった。 その間にも坊やは少しずつ大きくなり、とうとうもう待つことに我慢ができなくなった時、まさに満月の夜が来たのだった。 「待つ」ことを余儀なくされる子どもは、待つ間にも成長し、その時期が来たときには、子どもの側にも十分な準備ができているものだと示唆される。
Posted by
たまたま、おやすみで見ていた「あさイチ」で、「まれ」の太鳳ちゃんが、 この絵本のお話をしてた。 読むと考えさせられるなぁ。 今は、遊びも勉強も道具も 、何でも早め早めに子どもに与え過ぎているような気がして。 子どもの我慢は親の我慢でもある。 大人が我慢できなくなってるんじゃ...
たまたま、おやすみで見ていた「あさイチ」で、「まれ」の太鳳ちゃんが、 この絵本のお話をしてた。 読むと考えさせられるなぁ。 今は、遊びも勉強も道具も 、何でも早め早めに子どもに与え過ぎているような気がして。 子どもの我慢は親の我慢でもある。 大人が我慢できなくなってるんじゃないかなって思う。 満月まで待って、そして「行くよ!」と言う子どもには 「さぁ、いってらっしゃい」と言える、アライグマ母、素敵です。 私は、きちんと我慢できただろうか。 訳者の松岡さんのあとがきも素晴らしかった。 一部抜粋 「子どもには待たなければならなことがどんなに多いことでしょう。 用事がすんでから。 明日になったら。5つになったら。 おとなになったら。 子どもたちに示される目標のときは、 ほんの少し先からうんと遠い先までさまざまですが、 とにかく子どもたちは待たなければならないのです。 そして、子供たちは待っているあいだに 日に日に成長しときが満ちるころには、 願ったものが与えられるにふさわしい自分に育っているものなのです。
Posted by
アライグマの子が夜の事を知りたがったり起きていたいのを「まんげつのよるまでまちなさい」と言い続け、ついに満月の夜がやってくる。動物達のほのぼのとした世界がやさしい絵で表現されている。
Posted by
母親が子供に繰り返しいう言葉、「…までまってなさい」。 このフレーズは、読んでいる子供たちにも聞き覚えがある言葉なので、少し長めの文章の話だが、すっと馴染んで読み進めることが出来る。 読んでいる母親も、読んでもらっている子供たちも、読み終わったあとには納得のできる分かりやすい...
母親が子供に繰り返しいう言葉、「…までまってなさい」。 このフレーズは、読んでいる子供たちにも聞き覚えがある言葉なので、少し長めの文章の話だが、すっと馴染んで読み進めることが出来る。 読んでいる母親も、読んでもらっている子供たちも、読み終わったあとには納得のできる分かりやすい話。
Posted by
とにかく子供達は待たなければならないのです。 そしてたいていの子供は気がつかない事ですが、待っている間に日に日に成長し、『とき』が満ちる頃には願ったものを与えられるにふさわしい自分に育っているものなのです。 訳者、松岡享子さんのあとがきの言葉。 ただかわいいだけじゃなく、深い絵...
とにかく子供達は待たなければならないのです。 そしてたいていの子供は気がつかない事ですが、待っている間に日に日に成長し、『とき』が満ちる頃には願ったものを与えられるにふさわしい自分に育っているものなのです。 訳者、松岡享子さんのあとがきの言葉。 ただかわいいだけじゃなく、深い絵本です。
Posted by
あらいぐまのぼうやは、夜の外に出て、見てみたいものが沢山ある。でもいつも「まんげつのよるまでまちなさい」と言われてしまう。そしてとうとう最後、満月の夜に外に出る。 単純なストーリーだし、繰り返しも多い。 読み聞かせの初期段階に適した本だろう。
Posted by
- 1
- 2